AIとは何か

AIの危険性を理解するために知ってほしい5つのこと

AIがもたらす日常生活の危険イメージ

最近では、日常生活においてAI(人工知能)を利用したサービスが広まっています。例えば、AI(人工知能)をつかったチャット機能もその1つで、私たちが言葉で指示するだけで、私たちになり代わって作業や仕事をしてくれることもあって、便利で役立つことが多くありますよね。

このように、AI(人工知能)が私たちの生活の中にどんどん浸透して来ていることは自明の事実ですが、AI(人工知能)が深く浸透していくことによって、人間としての尊厳を脅かす危険性も実は含んでいるのです。

AI(人工知能)によって、私たちの生活が便利になる一方で、その危険性を理解し、対象方法やAI(人工知能)との付き合い方を考えていかなければならないでしょう。

そこで、今回は推察されるAI(人工知能)の危険を理解するために知ってほしい5つのことについて、紹介をしましょう。

※そもそも、AI(人工知能)とは、人の知的な活動(話す、判断する、認識するなど)を実現する技術や研究分野を示す概念のことですが、さらに詳しく知りたい方はコチラ

AI(人工知能)が人間の能力を超え人間の尊厳が低下する

AI(人工知能)とゲームをするイメージ

よく、AI(人工知能)と人間とゲームをするイベントが開催されています。例えば、将棋やチェスなどの頭脳的なゲームにおいて、人間とAI(人工知能)とが戦っている場面をご覧になったこともあるのではないでしょうか。

AI(人工知能)が誕生した直後は、このようなゲームにおいても人間が余裕で勝利をしていましたが、次第にAI(人工知能)が発達するにつれ、戦いのパターンといったデータが増えることにより、分析能力が向上してくることにより、ゲームの戦い時間も次第に長くなり、人間が勝負に苦戦する場面も多くなりました。最近では人間がAI(人工知能)に負けてしまう場面も増えてきています。

ゲームの世界としてはこれでも良いのかもしれませんが、はるかに人間の能力を超えてきている状況も否定できません。

このような状況になると、次第に人間の能力が一つ一つAI(人工知能)に取って代わられ、それが積み重なり、人間としての尊厳も低下する危険性が高くなるのです。

人間の尊厳が低下してAI(人工知能)がさらに力を発揮すると人間が堕落する

AI(人工知能)による手術のイメージ

全人類を合わせた知能をも超える知能を持ったAI(人工知能)が誕生し、そのAI(人工知能)がまた新たなAI(人工知能)を生み出すという連鎖が始まる時点が、遅くとも2045年までにやってくるという見方もあります。この時点はシンギュラリティ(技術的特異点)と言われています。

※シンギュラリティについて、さらに詳しく知りたい方はコチラ

人間がこれまで苦労してやってきたことがAI(人工知能)にいとも簡単に代替されてしまうという事態がやってくるのかもしれません。

例えば、AI(人工知能)を搭載したロボットが、病院での手術もこなしてしまうこともあるかもしれません。
仮に、このような状況になると、従来の医者の一部の仕事は不要になり、また医者であっても失業するような事態が起こりはじめる可能性も否定できないでしょう。そして、様々な業界での仕事もなくなり、何もしなくなることが増え、結果として人間が堕落してしまうことになるでしょう。

やがて人間はAI(人工知能)を使いこなすための仕事を考え始める

AI(人工知能)と仕事イメージ

私たちの職業は、最終的にはAI(人工知能)を使いこなすことができる仕事へと変わっていくことになります。現在でも、AI(人工知能)を適切に動かすためにデータの精査や、人間の感情を含ませるような研究をしている企業もありますが、このような職業が社会生活においてメインの職業となることでしょう。

一瞬、このような職業が花形に見えますが、ここにもAIによる危険性が含まれています。それは、悪意を持った人間による、AI(人工知能)の操作によって発生する生活への危険です。

悪意を持った人間がAI(人工知能)を巧みに利用して私たちの生活を支配する

AI(人工知能)を利用するイメージ

AI(人工知能)によってもたらされる生活への危険とは一体どのようなことでしょうか。これは、悪意をもった人間によって、私たちの生活をAI(人工知能)によって支配されてしまうことです。AI(人工知能)は所詮、人間が作り出したものです。したがって、AI(人工知能)自体を悪用させてしまうことも可能です。

例えば、ウイルスのようなものを蔓延させたり、悪意を持った司令をAI(人工知能)に送信したとします。人を裁くこともAI(人工知能)がやるとすれば、罪を犯せば死刑にするという判断ばかり、さらに死刑執行もAI(人工知能)を搭載したロボットが実施するなど、私たちの生活を支配する形となり、社会的に大混乱を招くことも決して想像だけの問題でないかもしれません。

社会的混乱が人間関係を希薄にし、人間同士の共存生活ができなくなる

AIによって社会が混乱するイメージ

AI(人工知能)が生活に浸透し、人間も便利な生活ができるようになるなかでは、人間は全てAI(人工知能)に依存してしまい、本来の人間同士の共存生活もできなくなります。

例えば、結婚もAI(人工知能)を搭載したロボットとできるようになればどのようになるでしょうか。人間同士の共存生活もできず、人間関係が今よりもさらに希薄になる可能性もあるでしょうし、子孫も反映できず、やがては人類が滅亡の危機に陥るのです。

 

AI(人工知能)と共存するイメージ

これらのAI(人工知能)に関する危険性はあくまで推察の領域ですので、必ず起きるということも言えませんが、一部の学者においてはAI(人工知能)の発展と、生活への支配により人類滅亡の危機を示していることもあります。

例えば、イギリスの物理学者として著名なスティーブン・ホーキング博士がAI(人工知能)についての危険性を発表しています。

2014年にホーキング博士は、「我々人間が手にした初期のAI(人工知能)はとても有用であるが、現在の、完全な人工知能への開発は人類を滅亡させる可能性がある」と、イギリスのBBCのインタビューで発言していることもあり、注目されていますよね。

さらに、2016年にホーキング博士は自動車にAI(人工知能)を搭載した実験においても、その危険性を警告しています。AI(人工知能)の使い方やルール、また開発のゴールなどを社会的なルールとして定義しておけば問題ないのかもしれませんが、今後もAI(人工知能)が私たちの生活へ浸透し続けていくことは間違いないので、過剰なAI(人工知能)の開発は、いずれ取り返しのつかない状況に陥ることもあるでしょう。

今からでも遅くはありません。

AI(人工知能)との人間との住み分けの議論をし、ルールを決めることによって人類滅亡の危機から脱却して、AIと共存することによってさらに豊かな未来にしましょう。

コメントをどうぞ

  1. 煮干し より:

    AIが暴走すれば人間が絶滅するかもしれませんね。

  2. 佃煮 より:

    人工知能は少し怖いですね

  3. あわく より:

    次は、人間が、AIを使いこなせるかどうかが、だね。

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