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昔クビになったAI開発会社への転籍が急に決まり動揺してるなう

昔クビになったAI開発会社への転籍が急に決まり動揺してるなう

半年以上前にAI開発会社に就職したは良いものの、己の能力不足によって、全然関係ないWEBの仕事をするハメ(事)になった、AIZINE(このサイト)編集部のつっちーです。

実はですね、最近またまた職場が変わることになりまして、、、、。クビになったAI開発会社に戻ってきました(動揺なう)。そんな職場で働く屈強なエンジニアたちと話をしていて思うのですが、僕が目指しているAIエンジニアになるのはやっぱり大変なんだなということを改めて実感してるわけですよ。けれど、もちろん決して諦めている訳ではありません。

なので今回は転籍のご報告と、なんでAIエンジニアになるのは大変だと思ったのかについて書いていこうと思います(僕の主観を存分に交えながら)

※ちなみに、以前AI開発会社をクビになった話(実話)はコチラ

なぜクビになった会社に戻ることになったのか

約1ヶ月前、、、

いつものごとく、僕はAIZINE(このサイト)の記事執筆をするべく軽快にMacBookのキーボードを打ち鳴らしていました。そんな僕の肩に突然、ポンポンと誰かが肩を叩いてきたんですよね。振り返ってみると、そこにはなんと社長と専務がいました。

社長
社長

つっちー今大丈夫か?

 

つっちー
つっちー

はい!

つっちー
つっちー

(・・・メンツがヤバすぎる。。。これって世に言う戦力外通告なんじゃ・・・)

と思い動揺しつつ僕は重い足取りで社長と専務の後ろをトボトボついてミーティングルームへ入っていきました。

3人が着席したのを見計らって社長が開口一番、

社長
社長

つっちー、お多福いきたいか?

 

つっちー
つっちー

え、、、はい

※「お多福」とは、昔僕がクビになったAI開発企業、株式会社お多福ラボの通称です。

つっちー
つっちー

もちろん行きたいですけど、突然どういうことですか?

社長
社長

お多福、今人足りてないんだよね。転籍になってもいいか?

 

つっちー
つっちー

はい、問題ありません

社長
社長

じゃあこの日にお多福きてや。たっつん(和泉さん)に面談してもらうから

 

※和泉さんとは、お多福ラボの役員で大人の社会の鉄槌(戦力外通告)を僕に言い渡した張本人です(この人↓)

これは僕にとって本当に想定外のことでした。なぜなら、今まで僕は年末あたりに「AIエンジニアとして雇ってほしい」とラスボス二人(社長と和泉さん)に直訴することでAIエンジニアになるという作戦で草原でレベル上げをしていたのに、いきなり「次ラスボス出てくるからよろしく」なんて状況になった訳ですよ。

こんな感じでいきなり試練がやってきました。

※会社をクビになった僕がAIエンジニアを目指すこの企画について「出来レースなんじゃないの?」ってよく知り合いに言われるんですけど、出来レースではないです。僕の将来に何ら保証はありません。

恐怖の面談当日

数日後、、、

僕は株式会社お多福ラボにやって来ました。

お多福ラボのエントランス

和泉さんを待ってミーティングルームに座っていると、また厳しいことを言われるんじゃないか、辛い現実を突きつけられるんじゃないか・・・。そんな不安から心臓がバクバクなってるのがリアルに自分でもわかりました。

ガチャ。

和泉さんが入ってきたのですが、もう僕は緊張しまくって正直平常心を装うので精一杯でした。緊張のせいで最初は何を話したのかあんまり覚えてません。

和泉さん
和泉さん

最近Kaggleの勉強熱心にやってるって聞いてるけどどうなの?

 

※Kaggleとは簡単に言うと猛者たちがAI(機械学習)を使ってデータ分析を行い己を腕を競い合う天下一武道会的なところ。上位入賞者にはゴールド、シルバー、ブロンズのそれぞれメダルが与えられる

つっちー
つっちー

勉強してます。今1900チームぐらいのコンペに参加して190位ぐらいまで行きました(他人の書いたコードをコピペして少し変えただけで)

つっちー
つっちー

ブロンズメダルは頑張ったらいけそうな気がしてます

そんな風に僕なりに精一杯、孔雀のように体を少しでも大きく見せようとアピールしましたが、、

和泉さん
和泉さん

なるほど。Kaggleはシルバーメダル以上じゃないと人権がないって聞くよね

 

つっちー
つっちー

・・・・・ 泣

和泉さん
和泉さん

今お多福で人が足りてないんだけど、、

 

つっちー
つっちー

はい。

和泉さん
和泉さん

もっと人を入れたいと思ってて、土屋さんにもそろそろ戻ってきてもらおうかと

 

つっちー
つっちー

えっ・・・もちろんです!!(キターーー♪───O(≧∇≦)O────♪)

和泉さん
和泉さん

よかった。企画書や資料作成の専任でよろしく。

 

社長
社長

つっちー、来週からきてや。話つけとくわ

 

つっちー
つっちー

・・・・。エンジニアじゃない(´;ω;`)

仲間との突然の別れ

仲間との突然の別れ

こんな流れでお多福ラボへの転籍が決まり、職場の仲間との別れは急にやってきました。別れと言えば最後の挨拶な訳で、僕はその最後の挨拶泣いてしまったんですよね。なぜならお多福をクビになってhm soltionにやってきた当時は不安でいっぱいだったのですが、そんな僕に対して職場のみんながいつも優しく接してくれたことがすごく嬉しかったからです。「本当にありがとう」って、そんな気持ちでいっぱいでした。

こんな風に人との別れは突然やってくるかもしれないので、普段から仲間とたくさん交流したり感謝の気持ちを伝えておくのが大事だなあと実感しました。hmの皆さん本当にありがとうございました。

hmでの集合写真

 

お多福で色々と振り回される日々

そんな訳で僕は恐怖の面談から一週間経たずして、以前クビになった会社であるお多福ラボで働くことになりました。目標にしているAIエンジニアという形ではないにせよ、AI開発会社で働ける訳ですから、目標に一歩近づけたという高揚感 + 往復2時間の電車通勤からの解放された喜び(お多福は徒歩通勤でいける)がありました。

お多福ラボ社内の様子

ただ、通勤ルートが変わったので毎朝通っていた公園での鳥のさえずりや姿、木の葉がユラユラしているのを見聞きするのが至福の時だったのでそれが無くなってしまったことは残念と言わざるを得ません(病んでない?ってよく言われますけど僕は病んでません☝️)

もちろん大変なこともあります。。。例えば、出勤初日には「今からトランスヒューマニストの説明会に行くから一緒に来て記事にしてや」 と社長から突然呼び出しがかかり色んな意味でヤバいなと困惑しながらも説明会に参加して(やっぱり色々ヤバかった)記事を書くことになったり。。。

※その記事はこちら

そんなこんなで色々ある訳ですが、AI開発会社なので社内でAIに関する案件の話が飛び交っているので聞いてるだけでワクワクしてくることは確かです。また、エンジニアの皆さんたちがコードをゴリゴリ書いてる姿、そのコードの画面を見ると羨ましさと「早く僕もなりたい!」という欲望と焦りが出てきます。

AIエンジニアへの道のりは中々長い

しかしやっぱりAIエンジニアになるためのハードルはなかなか高く、AIエンジニアになるにはAI(機械学習)の知識とプログラミングスキルはもちろん、数学、統計学、クラウドに関する知識も必要になってきます。さらに日々発表される英語の論文に目を通しては、最新情報をキャッチアップすることも欠かせません。

それでもなりたいから僕は目指している訳で、社内のエンジニアたちの会話を聞いていたり、AI(機械学習)を用いてのデータ分析業務の内容を聞かせてもらったりしていると、その話に興奮したり、内容を理解できずに知識や実力不足を実感したり、データ分析いいなあと羨ましく思ったり、色々です。

そんな複雑な思いをするのは社内だけではありません。社外のKaggle勉強会への参加もするのですが、AI(機械学習)熟練者の話を聞いていてもっとわかりやすく話してくれればいいのに!!と少し腹立たしく思うこともあります。(これ、完全に自分の知識不足が原因です)。

AIに関する参考書

最近では大学で統計学や数学を学んでいる優秀なインターン生や社員がお多福にどんどん入って来ています。彼らを見ていたり話をしていると自分の実力不足にかなり焦ります。
そんな場面で自分が陥りがちなのが、年上だからしっかりしなきゃとか、質問しづらいとか、そういう感情が邪魔して質問しづらいということです。

こんな感情、何の役に立ちませんし自分の成長を遅らせていることはわかっているんですけど 泣。。年齢は一切関係なくて、わからないことをわからないと言い、積極的に年下にも年上にも教えを請う人間になりたいと思う今日この頃です。

少しずつ目標との距離は縮まっている(気がする)

業務風景

こんな僕ですが、もちろん目標に近づいていることは確かで、自分が少しずつですが前に進んでいることを実感することもあります。例えば職場のエンジニアと会話をしていて理解できるポイントが徐々に増えてきていたり、Kaggleでのコードの読み解きも以前なら1ヶ月かかっていたものを今では3日で終えられる気がします(まだまだへなちょこですけど)。

目標にはまだまだ距離がありますが、今振り返ると昔苦しんで取り組んだ経験がいきていることを実感しています。また、英語への苦手意識が高かったので、従来はほぼ全てをGoogle翻訳に頼りながら対応してきていました。前は英語を見るだけで憂鬱になっていましたが、Kaggleでは全てが英語であり、英語に触れる機会が増えたせいか最近は苦手意識が薄れてきました。

0と0.1は全然違いますし、何事も止めずに少しずつでも続けることの大切さを実感しています。

まとめ

さて、今回は急遽クビになった会社に戻ってきて動揺なうな日常とAIエンジニアになるのは大変だなあと感じたことについてお伝えしてきました。ここまでのポイントをまとめてみると、

  • チャンスが来た時にすぐ掴めるように普段から努力しておく
  • 別れは突然やってくるかもしれないので、仲間とのコミュニケーションの一回一回を大事にする
  • 年下にも年上にも素直に教えを請う人間が成長できる
  • 地道に続けることが大事

ということでした。AI開発会社で働くことになった訳ですが、ここで安堵してあぐらをかかず、引続き学びを続けていきます。そしてKaggleでシルバーメダル以上を複数枚獲得して、社長と和泉さんを説得 & AIエンジニアになる作戦はこれからも進めていきます!

今回のようにいつ自分にチャンスがやってくるかはわかりませんが、チャンスがきた時にちゃんとつかみとれるよう、1日1日を大切にすごしていきたいですね。

続く↓

つっちー
つっちー

AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。

「歩く負債」と言われた僕がゼロからAIエンジニアになる為のステップを実践してみた!
みんなのAI(人工知能)用語集

コメントをどうぞ

  1. デロー より:

    戻れたんですね!よかったですね!
    これからも頑張ってください^ ^

    • つっちー つっちー より:

      デローさん、ありがとうございます!周りのエンジニアとの距離がありすぎてヒーヒー言ってますが頑張ります!

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