最近、ディープラーニングを使う英語学習が新しい英語学習として注目を受けています。
英語学習自体は、日本でも非常に盛んですが、グローバル化が加速する世界情勢の中、主要言語は英語のため、英語が話せたり書くことができないと、もはやスタート地点にすら立つことができません。
学校では長い年数をかけて英語を学びますが、それでも日本人は英語が非常に苦手な方が多いのが現状です。
その中でも日本人が苦手としているものがスピーキング。日本に住んでいると英語を話す機会がほとんどないためでしょう。
そのため、AI(人工知能)、とくにディープラーニングを使った英語学習が注目を受けています。
しかし、このディープラーニングの英語学習とはいったいどのようなもので、本来の英語学習とはどう違うのかわかりませんよね。
そこで今回は、このディープラーニングを使った英語学習についてお話します。
ディープラーニングとは
そもそも、ディープラーニングという言葉自体はニュースや記事でよく使われたり、聞いたことのある方は少なくないでしょうが、それがどんなものか知っている人は少ないですよね。ですからまずは、ディープラーニングについてお話していきます。
つまり、簡単に言うとディープラーニングは人間のように学習していくこと。
ディープラーニングが活用されている例として、NECやiphoneの顔認証システムや自動運転技術の画像認識などが挙げられます。
ディープラーニングの技術はこれからのビジネスなど、社会で活用されていくこと間違い無しでしょう。
ディープラーニングを使うと英語学習が変わる理由
先ほどは、ディープラーニングの概要についてお伝えしました。
それではこれから本題のディープラーニングを使えば何故、英語学習が変わるのかということについてお話しましょう。
ここでは、3つ理由を挙げて各それぞれ説明していきます。
いつでも好きなだけ英会話が可能
ディープラーニングの言語処理を使ったSiriや英会話アプリを使えば、人間の先生がいなくても英会話をすることができます。
通常、の英会話を習うにはに通うと、基本的には英会話教室に行く必要があります。または教室に行かなくても、家に英会話の先生を呼んで英会話の学習をすることも可能ですが、それでも時間帯が決まってきますよね。
他にも、英語の先生と会話をしなくても英語の字幕の映画やYouTubeを見ながら学習する方法もありますが、会話をすることはできませんので英会話という視点でみると微妙でしょう。
それではと、DMM英会話などオンライン英会話を利用すれば、ある程度時間と場所の自由度は高いですが、講師がほかの人に予約されていて、英会話の学習ができない日もあります。
そして、
同じ質問でも、その時によって色々な返答を返してくれますので、英会話の先生や友人と話しているかのように英会話をすることができるでしょう。
つまり、ディープラーニング搭載のSiriや英会話アプリさえあればいつでもどこでも本格的な英会話学習をすることが可能だということです。
覚えておくと便利な単語・表現・会話の反復が可能
次に、ディープラーニングを使った英語学習については、使用頻度の高い、単語・表現・会話例をディープラーニングを使った英語学習では可能だということです。
もちろん使用頻度の少ない単語・表現・会話例の学習も必要不可欠ですが、優先的に学習すべきものは使用頻度の高い英語でしょう。
また、英語の音声を聞いて同じようにリピートすると、正しい発音ができているかを判断するSiriや英会話アプリもあります。それを活用すると正しい発音を簡単に身につけることが可能。
苦手な単語や間違った単語を、ディープラーンングを使い記憶させると反復学習をすることもできます。
英語では、難しい単語や発音も少なく、発音ができないという悩みを抱える方も少なくありません。
でも、ディープラーニングを使った英語学習では反復して学習ができますので、そのような悩みも一般の英会話学習よりも簡単に解決してくれるでしょう。
コストを格段に安くすることができる
ところで、英会話スクールに行って学習するためには、結構費用がかかるものです。そして英会話の教材も世の中にたくさんありますが、料金は決して安くはありません。
そのため、金銭的な原因により英会話学習を断念してしまう方も少なくないでしょう。
最近では、AI(人工知能)、とくにディープラーニングを活用した英語学習サイトも登場しており、で安い料金で本格的な英語学習も可能です。
また、ディープラーニングを使った英語学習用アプリで無料のものも存在します。英語学習の予算に合わせてピッタリなものを選びましょう。
今回は、ディープラーニングを使った英語学習についてお伝えしました。これまで、敷居の高かった英語学習もディープラーニングによる英語学習の登場により気軽に英語学習が可能となっています。
しかも、低料金で質の高い英会話学習サービスも数多く登場し、その種類は数多く、ロボットからSiri、Webサイト、アプリなどと多種様々。
ですからディープラーニングを使った英語学習は、これからもっと注目を受けるに違いなく、日本人の英語学習の要となっていくこと間違いなしです。
そして
それと、ディープラーニングを使った英語学習により、日本人の多くが英語が苦手でなくなりぺらぺらと英語を話している未来もまた夢ではありません。
さあ、ディープラーニングを使った英語学習をこれから始めて、英語スキルを向上させていきましょう。
コメントをどうぞ
いろいろコメントを送りましたが、私は2016年のAlphaGoの快挙からずっと英語のディープラーニングを提唱しております。
このように英語にディープラーニングを取り入れろと言う記事は茂木氏の記事以外はほとんどありません。
こうやってディープラーニングを英語学習に取り入れると言う記事を公開していただくと、更に英語のディープラーニングが促進されると思っています。
どうもありがとうございました。
私自身は英語ディープラーニングを基盤にした教材を提供しおり、そしてディープラーニングを促進するため、DISCORDを使う学び合いをしております。
今回はたくさんのご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。
ディープラーニングを使えば何故、英語学習が変わるのかというのは、言語の捉え方が言語をビッグデータの暗黙知として捉える事です。言語は多くの事例の集まる事例基盤と捉えています。
文法基盤の英語学習は言語を形式知として捉え、ルールを教える方法です。これは使い方を学ぶ用法基盤と呼ばれています。
しかし、ディープラーニングは先生が教えるのではなく、アクティブラーニングをしますから、教えてもらうのではなく、自分で学習すると言う事です。
英語をディープラーニングにすると、先生やネイティブがルール基盤に教えるから、達人を真似る自己教示学習になると言う、パラダイムシフトが起きる事です。
”ディープラーニングを使い記憶させると反復学習ができます。
英語のディープラーニングの大事な事は達人(ネイティブ)を真似、フィードバックで矯正する事です。記憶させて反復練習するのはあまり効果的でありません。
AlphaGoがこの達人を真似るディープラーニングをしております。
言語の習得の基本が達人を真似て、フィードバックで矯正と修正をする事です。つまりディープラーニングで言えば教師あり学習が、人間の言語習得です。
人工知能で発音をチェックできません。それは音声には物理的な音素が並んでいる訳でないからです。人工知能の音声認識は統計的なパターンマッチングです。
人工知能が認識した音声はそのような音の特徴の発音があると言うだけで正しい発音であると言う証明ではありません。
発音は人間のディープラーニングで、ネイティブを真似て、そしてフィードバックで矯正と修正をする事です。