AI(人工知能)用語集

ビッグデータやAIに超関係!構造化データ/非構造化データとは

構造化データ/非構造化データ

現在世の中はインターネットが普及し、それどころかIoTという言葉も出てきてあらゆるモノまでインターネットに繋がる時代になりましたよね。インターネットを通じて大量に収集され蓄積されたデータをビッグデータと呼びますが、私たちがコンピュータで扱っているデータには「構造化データ」と「非構造化データ」の二つがあります。

AI(機械学習)の理解を深めるにあたって、これらの用語の意味を理解することは非常に重要です。そこで今回は、「構造化データ」と「非構造化データ」についてお伝えして行きましょう。

一言で言うと「構造化データ/非構造化データ」とは・・・

構造化データ:コンピュータが理解できるように作られたデータです
非構造化データ:人間が読むために作られたデータです

世の中の多くは「非構造化データ」である

パソコンやスマートホンなどの通信機器が普及した現在では、私たちがコンピュータで扱っているデータには大きく分けて2種類があります。

一つは、コンピュータが理解できるように、構造的に作られた「構造化データ」です。これはコンピュータが処理できるようにルールに従ってつくられたデータ、行と列を持つ表形式のデータのことです。身近なところでは、データベースや表計算のデータ、CSVデータが該当します。

もう一つは、人間が読むために作られた「非構造化データ」です。例えばワードで作成した文書テキスト、画像、音声などが挙げられます。これは人間が読んで内容を理解したり解釈したりできる、人間が人間のために作ったデータです。

通常、「非構造化データ」はコンピュータにはその意図までは伝わりません。今話題のビッグデータのほとんどは、文章、音声、画像、センサーデバイスなどから蓄積されたデータで、80%以上が非構造化データだと言われています

これまで、AI(人工知能)へのデータ活用は「構造化データ」を中心に行われてきましたが、ディープラーニング(Deep Learning)が発展したことで、画像やテキスト、音声データと行った「非構造化データ」に関する識別性能が大幅に向上しました。

つっちー
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ディープラーニングとは、深層学習とも呼ばれ、脳の神経ネットワークを単純化してコンピュータのプログラム上で再現した技術です。さらに詳しく知りたい方はコチラ

ただ、「構造化データ」「非構造データ」どちらの場合も、機械学習アルゴリズムを用いてモデルを構築するためには、データの形式を変換する「前処理」が必要になってきます。

つっちー
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前処理とは、データをAI(人工知能)が学習しやすいよう、前もって加工しておく処理のことです。

まとめ

つまり、「構造化データ/非構造化データ」とは、

コンピュータが理解できるように作られた「構造化データ」と、人間が読むために作られた「非構造化データ」があります。AI(人工知能)に学習させるためには、どちらのデータを扱う際にも前処理が必要です。
つっちー
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