最近のAI(人工知能)の進化って本当にすごいですよね。言葉に出せば天気予報を教えてくれるスマートスピーカーやお店に来店して人の相手をしてくれるSoftbankのPepper君など、この他にもさまざまな所でAI(人工知能)が導入されています。そして、この流れによって保険から法律、救急でのAI(人工知能)相談が現在できるまでになりました。
今回は、その保険や法律、救急の場でのAI(人工知能)を利用した相談対応はどんなものなのか、また、どんな技術を使っているのかをみていきましょう。さらに、最後にはこのAI(人工知能)相談が将来どうなっていくのかに関してもお伝えしていきます。
今起こっているAI(人工知能)相談の普及について、ぜひ知ってください。
保険や法律をAI(人工知能)に相談する
まず、保険でのAI(人工知能)相談がどんなものなのかを説明しましょう。こちらは以下のようなAI(人工知能)相談サービスが利用することが可能です。
- 楽天生命の「AIアドバイザー保険相談」
- Sasuke Financial Lab株式会社の「ドーナツ」
それぞれを説明していくと、
なお、楽天の会員でないと利用できないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、会員でなくても利用できます。簡単でありながら便利なサービスですよね。
保険の絞り込みをしたいのであれば楽天生命の保険のどれが適しているのかわからなければ、1度利用してみるべきAI(人工知能)相談サービスです。
楽天生命の「AIアドバイザー保険相談」
そして、
つまり、AI(人工知能)相談によって大まかな保険商品をユーザーに理解させた上で、専門家の詳しく話が聞けるサービスになっています。やはり専門家の意見が聞けるのは大きな点であると言えるでしょう。
Sasuke Financial Lab株式会社の「ドーナツ」
この2つは、保険を見直したいのなら利用してみても良いAI(人工知能)相談サービスです。
次に、法律でのAI(人工知能)相談サービスについてみていきましょう。
なお、世界的には2016年にアメリカでAI弁護士が破産法担当として初めて使われており、この流れを受けて日本でも以下のようなAI(人工知能)相談サービスが生まれています。
- 株式会社日本リーガルネットワークの「AI弁護士 六法あいこの残業代相談」
- 弁護士ドットコムの社内組織であるLegalTech Labの「交通事故過失割合Chatbot」
それぞれを説明していくと、
また、こちらでは訴えを起こすときに役立つレコーダーとして使えるアプリもリリースしています。このアプリはGPS機能があったり、データの保存は日本リーガルネットワークのサーバーに保存されるため証拠能力を有したアプリ。
もしも、残業代の不払いで苦しんでいるのなら合わせて利用したいものですよね。
株式会社日本リーガルネットワーク「AI弁護士 六法あいこの残業代相談」
なお、質問は歩行者と車などで起こった事故なのかを答えた後に、事故時の状況について答えるだけで非常に簡単。交通事故の法律相談の前に使っておけば、きっとスムーズな話し合いが可能です。
弁護士ドットコム「交通事故過失割合 Chatbot」
これらの保険と法律のそれぞれで4つのAI(人工知能)相談サービスについて説明しましたが、質問の形式が選択方であるのが多かったとは思いませんか。これはユーザーの視点に立ったときに、よりわかりやすくするためにこうしています。
しかし、どのAI(人工知能)相談サービスも利用者のユーザーにとっては益があるものなのは間違いありません。
命に関わる救急でのAI(人工知能)相談とは、今後の流について
上では保険商品や法律の分野でのAI(人工知能)相談サービスを説明しましたが、今度は命にも関わる救急でもAI(人工知能)相談サービスが使われようとしていることを説明します。
このAI(人工知能)相談は埼玉県の救急で使われるNECが開発する「AI救急相談自動応答システム」のことです。
なお、なぜこちらが導入されることになったのかと言えば、実はすでに埼玉県では24時間救急の電話相談の対応をしており、その相談件数は年間で15万件にのぼっています。
また、この相談には看護師があたっているのですが、さすがにこのレベルの数の相談に対処することが難しく、対応力に限界があるためにこの度AI(人工知能)相談サービスの導入を決めました。
こちらの稼働に関しては2019年7月を予定していますが、もしも自分が病気などになったことを考えれば、ぜひとも早く稼働してほしいAI(人工知能)相談サービスですよね。なお、このNECの「AI救急相談自動応答システム」は以下の技術を用いています。
なお、この2つの技術は全てNECの最先端AI(人工知能)技術郡である「NEC the WISE」から開発されました。最高の技術で人の命がもしも救えたら本当に素晴らしいことですよね。
また、将来は外国語にも対応することを予定していたりと、外国人旅行者が増えている現在の言葉がわからないことによる医療の問題にも対応できるのかもしれません。埼玉だけでなく、全国でこのようなサービスが行われるのにも期待したいです。
最後に、説明したようなAI(人工知能)相談サービスがどうなっていくのかをお伝えしましょう。
おそらくこのようなAI(人工知能)相談サービスは普及が進むことは間違いありません。専門的な知識を持っている人なら理解でき一般人からすれば難解なことに、このAI(人工知能)相談サービスは全て適応できます。
そして、わかりにくいことが理解しやすくなり、利用者にとってさまざまな利益がもたらされることになるでしょう。特に上で説明したようなお金に代えられない命を救うようなことに繋がることがあれば、このAI(人工知能)相談サービスは間違いなく私たちにとって有益なものです。
したがって、きっとさまざまな場所で取り入れられれば、より良い未来が訪れるでしょう。これから更にAI(人工知能)相談サービスの普及進むように、日本の会社には頑張ってもらいたいものです。
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