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人工知能を知らなくても問題なし!無料で使えるAIサービス9選

AI生活イメージ

AI(人工知能)を利用したサービスや製品によって、時間短縮が実現する活用事例も浸透してきている中で、「そろそろちょっと利用してみたい、でも難しいものは自信ない。」「興味はあるけれど、手間はかけたくない」と思っているような方、おられますよね。

無料であれば、もっと積極的に試してみたい!必要性を感じたら、事業計画として進めていきたい!と好奇心たっぷりな方も多いはずです。

そこで今回は、「無料」で「すぐに使える」そして、中にはサービスに制限があるものもありますが、試用期間なくずっと試すことのできる神AIサービス9選をセレクトしました。

仕事で使えるものから生活で使えるAIサービス、ワンステップで利用できるカンタンなものから、本格的に分析するために意図した結果をカスタマイズできるAIサービスまで。

AI時代ってすごい!便利!と体感してもらえるAIサービスをいろいろな角度からじっくりと紹介していきます。どうぞご覧ください。

テキストを使ったかんたんAI診断サービス

気軽に使えて、誰でも楽しく体験してもらえるそうなサービスから紹介していきます。

文章から筆者のパーソナルを診断

はじめに紹介するのは、とってもかんたん!Twitterの連携や、文章をコピペ(コピー&ペースト)するだけのAI診断『Personality Insights

このサービスは、言語学的分析とパーソナリティ理論を活用し、文章から筆者のパーソナル診断をAIが行ってくれるというものです。
100文字以上の単語があれば診断はできます。もちろん文章量が多いほど、正確な診断結果が得られます。

しもしも
しもしも

早速、試してみました(^^)

診断画面説明

試してみたのは、テキスト入力を使った診断。ピンクの枠をクリックして、診断したいコラムをコピペして分析!

内容はこのように「結果内容」「好む・好まないの傾向」「個性・欲求・価値の数値表」が現れました。↓

分析結果

しもしも
しもしも

何だか、ちょっと当たっていてビックリ!!

他の人ならどんな結果がでるのだろうと思って、いくつか試してみました。
ふむふむ。

どうも分析結果を伝える表現の幅は広くないようですが、その人の特徴をとらえる言葉もそれぞれにあり、おもしろい診断結果がでました!

AIの分析力!ぜひ体感してみてください!

ユーザーの声を分析する、便利なツール

2つ目は、テキストを使った診断でも、少し用途の違うものを紹介します。このツールは、書かれた文書にはどのような単語が多く含まれているかを調べるものです。例えば、お客様からのアンケートや口コミを集約し、どのような単語が多いかを調べることで、商品やサービスの傾向を診断分析するというわけです。

有料サービスでは、自社で展開するSNSサービスを一元化し、投稿や口コミからの分析も行えるようです。

無料で使える『UserLocal』でも、エクセルファイルがあれば、口コミの集約や、文書にどのようなキーワードが多いかなどの確認ができるツールがありました。

テキストマイニングツール画面

※テキストマイニングツール画面の画像

こんな風に、1つの文書を調べる通常版から、2つの文書で比較できたり、音声入力があったり、エクセル集計された口コミ表などをアップロードすることもできます。

エクセル集計したデータからどのようなレポートがでてくるのか、結果の一部をレポート!

結果レポート

このような感じで集計レポートを出してくれました。他にも、ヒートマップや折れ線グラフなど、傾向をつかめる表も。

それぞれの診断方法によって出てくる結果レポートも違うので、欲しい分析が出来るものを上手に試してみるとよさそうです。いずれも、5秒以内に分析結果が出てくるのがうれしいところ!

あの手この手で家計をサポート!AI活用でやりくり上手

AI(人工知能)を活用した運用といえば、企業や仕事でないと利用する場面はなさそう。なんて思いがちですが、生活の中でもしっかりAIはサポート&提案してくれるようです!

それでは次は、家事の時間を短縮してくれるAI無料サービスを紹介していきます。

AIが節約品目をアドバイスしてくれる家計簿アプリ

kakeibonサイト画面

※kakeibonサイト画面の画像

1つ目は、日々の家計簿をしっかりつけている方にオススメする、AI掲載の家計簿サービス『kakeibon

家計簿アプリは、他にも有名なものがありますが、このアプリはAIが節約出来る費目を提案してくれるというところがポイントです!クレジットカード、銀行などなど、家計で利用するお金関係はすべて一元化出来るようです。

しもしも
しもしも

家計簿歴5年以上のしもしも!もちろん早速利用開始!

kakeibonで連携できる項目がすごいです!!

銀行、クレジットはもちろんのこと、電子マネー、証券、公共料金、ポイント、インターネットプロバイダー…

例えて上げればこんな風。他にも、まだまだ項目があります。

公共料金の連携は、関東の展開のみで残念。

このアプリを信頼してしっかり使い込めば、自動でそれぞれの情報が集約できて、すべての確認がこのアプリで行えてしまいます。

アプリだけではなくパソコンからも確認ができるので、日々の入力はスマホで随時行い、確認する時はしっかりパソコンに向き合って行えるところも利用しやすそう!

レシート撮影機能はもちろん、連携した情報は画面を開けばひと目で確認できます。カードを利用すれば、自動的に家計簿に入力されます!!

べ・便利!!!

この続きは、今後の活用した結果レポートを、報告していこうと思います!

あまった食材を選べばAIがレシピ提案

週末に買いだめした野菜や、もらった食材。ちょっと油断をすると、使えなくなっている…悲しいけど無駄にしてしまった…ってことありますよね。

上手に献立を考えるのって時間も頭も使うもの。忙しい時は、ついつい、まーいっか!なんて思ってしまいませんか?そんな家事をサポートしてくれそうなのが『Amarimo

レシピ提案

家にある調味料を予め登録しておいて、あまりもの食材を選択すれば(3つまで)、選んだ食材を使ってできるレシピを提案してくれます!

そんな組み合わせがあったのか!と料理の幅が広がりそうです。

調理時間も15〜20分位でできる提案が多いのもうれしいポイント!

帰りの電車でさっと確認して、時短で料理上手!目指したいですよね★

制作をサポートするAIサービス

こちらは、デザイナーじゃなくても、制作したことなくても、簡単に使える。超時短!クリエイティブAIサービスを紹介します。

AIがたった5秒で画像の背景を削除

このサービスは、AIで人の顔を認識する技術を使って、背景から人物をきれいに切り抜いてくれるもの。画像ファイルか、ウェブサイトをアップロードすると、切り抜きファイルが作成されます。完全無料!AIを活用した画像加工サービス『remove

デザイナーであれば時間短縮、非デザイナーであればコスト削減やアイデアの拡大につながりそうですよね。

複雑な背景でも、キレイに切り抜いてくれます。商業利用となると、最終、微調整も必要なものの、自動で5秒のワンステップであれば、十分な仕上がりです!

実際試してみた結果はこちら↓↓

切り抜き画像レポート

ワンステップでこの仕上がり!満足ですよね!

イメージとカラーを選ぶだけ!5秒でロゴ提案

商品やサービス、事業や会社を象徴するロゴマーク。そのイメージや内容を伝える大切なシンボルです。しかし、しっかり作るとなると、制作費用、イメージ選び、コンセプトづくりと何かと手間暇かかるもの。

そんな時、ありがたいのが「BRANDMARK」のロゴ制作AIサービス。

ブランド名、キャッチフレーズを入力し、ブランドキーワード、カラーイメージを選ぶと、ロゴ候補が自動で生成してくれます。提案の数も多いので、あれやこれやとセレクトできます。

机に明治チョコレートがあったので、

ロゴ名・キャッチフレーズ:「meiji」「chocolate」
ブランドキーワード:「大人」「チョコレート」「苦い」「クール」
カラースタイル:「グレー、ニュートラル」

を選択して作成してみました。制作結果はこちら↓↓

ロゴ作成イメージ

気に入ったものがあれば、購入するといった流れ。「購入価格は、25ドル/65ドル/175ドル」と用途やプランによって分けられているようです。
本格的にロゴの制作を頼むとなれば、こんな価格ではすみません。データを購入するまでは一切無料なので安心して利用できます!

お気に入り登録や編集機能もついているので、候補のロゴを選択したり、ピックアップしたロゴを社内会議で精査したり、色や文字の間隔、サイズ調整も自由自在。立ち上げのイメージつくりから、細かなニュアンスづくりまで便利に使えそう!

便利に使えそうですよね。

Web運用・マーケティングのサポートツール

段々専門的な分野になってきました。Webサイト担当者や、広告運用をされている方に役立ちそうな、サイト改善提案やレポート作成、広告運用分析ができるAIサービスについて触れていきます。ここにもしっかり、無料プランも用意されているサービスがありました!レポートしていきます。

AIがアナリティクスを分析!サイト改善ツール

分析したいアナリティクスと連携するとこでAIがサイト解析してくれるAIアナリティクス』。会員登録が必要ですが、無料プランで、人工知能のサイト改善提案やレポートを自動で作成してくれました。

ちょっと注意点なのが、会社名や電話番号の記入が必要なので、少しハードルが上がります。そして、利用するとAIアナリティクスの会社の方から電話連絡もあります。

しかし、無料プランでも複数のアカウントを登録することができ、基本の流入結果、フォームに誘導する数の多いページや、初回訪問でコンバージョン(申込や注文完了など)貢献したページなど、サイト改善を行う上でのレポートを作成してくれます。

例えば、このようなAI改善案が届きました。

レポート

【ちょっと見にくいので補足】
例えばこのような内容が書かれています。
・CVに貢献していない広告の予算を見直そう
・訪問数の多いページから、フォームへの流入を強めよう
・アイテム詳細ページから、CVRの良いページへの誘導を強めよう

本当に結果を出したい時。結果に繋がりそうな、アドバイスをもらえるのはうれしいものです。どのページからのコンバージョンが多いかと客観的に確認できたり、そうか!と具体的に利用できそうな提案もあったりと、新しいアイデアも浮かびます。

実際施策として利用してみようと思います。

ココでもう一つ注意

訪問数30,000、CV数100程度ないと、サービス利用できませんでした。
AI分析には、やはり情報の量も大切なようです。

広告運用結果を一元化レポート

次は、サイト運用の中でも広告運用をサポートしてくれるAIサービスです。Google広告、Facebook・Instagram広告、Twitter広告の結果データを集約してくれるRoboma』は、それぞれ違うアカウントや管理画面で、バラバラだったものを1つに一元化してくれます。

日々のチェックを1画面ですべて確認できるのも便利な上に、運用のアドバイスやアラート機能も使えたり、ちょっとしたサポートもしてくれます。

レポートはこのような感じ!

レポート結果画面

パソコン画面の画像なので、スマホで見ると見にくいかもしれません。

なんだか見やすい。パソコンでもスマホでも確認ができるので、ちょっと結果を確認したい時に便利そう。

しもしも
しもしも

広告出し始めた前後や、気になる広告がある時、突然結果が気になることありますよね?

何よりも、チームや先方とも結果の共有ができるので、日々のチェックのルーチンとして便利に使えそうです。

しもしも
しもしも

でも、結果がいい時は便利と思えそうですが、出ていない時はヒヤヒヤしそうですが…(^_^;)

無料プランでは、1広告アカウントしか連携できないのと、ユーザー招待が出来ないため残念ですが、先程の家計簿アプリ「kakeibon」をはじめ、利用しているものを一元化するというメリットは大いにあるなと感じています。

カスタマイズレポートはBIツールにお任せ

さて、色々紹介してきましたが、これが最後の章となります。最後は、無料で使えるBIツールについて紹介します。

お金をかけて何かを行う時、求められるのが報告書レポート。そんな時に役に立つ、『Google Data Studio』。完全無料で利用できます。AIサービスではく、BIツールになりますが、営業・サービス・マーケティング部門で活躍しそうなものです。

連携できるものとして代表的なのが、アナリティクスのデータやスプレットシート、Google広告などをはじめ150種以上のデーターと接続できるすぐれもの。一度レポート設定するとあとは、必要な日付を変更するだけで、指定した日程のレポートが自動生成されます。

テンプレート化してしまえば、毎月のレポート出力は、内容の分からないパートさんや事務員さんであろうと、ものの数分で行えます!

レポートの必要項目の選定は、やはり目的と内容を把握した運用者でないと難しいところがあるのですが、レポートの作成自体は、パワーポイントやGoogleプレゼンテーションを作るような感覚で、サクサク作成できました。

データスタジオの画面

↑こんな感じの画面です。コレは使えます!是非お試しください!

まとめ

さて、ここまで9つのAIに関連したサービスを紹介してきました。これらのサービスを通して見えてくるものは

  1. 処理のスピードがとにかく早い
  2. アカウントやデータを連携することで、情報を一元化したり、数字を拾って利用サービスの画面に表示してくれる
  3. 学習されたAIに情報を送れば、学習さた処理を瞬時に行ってくれる
  4. それをもとに、最後は人間が手を加えて運用(利用)できる

といったことが体感できましたよね。

これまでそれぞれ別の作業として分業されていたものが、はじめに連携・設定することで、10のアクションが1のアクションで終了する。といったようなことが実現されました。

先日、ためしてガッテンというTV番組にでていた、旭酒造の会長桜井さんが言っておられましたが、旭酒造でもAI(人工知能)を利用した酒造りをされているようで、ある程度のところまではAIを利用することで効率よく製造が行えるけど、最後の、複合的(感覚的)な部分は、人間が行う方が、早くにできるのだそうです。

もっとAI(人工知能)が学習すれば、その未来はまた変わったものが生まれているかもしれませんが、すべてAIや集約ツールに頼るといったわけではなく、上手に利用して、業務を時短化できる環境はもう用意されています。

今回紹介してきたようなAI(人工知能)やサービスを利用して、時短で効率アップ!効果アップ!を実現し、現代の便利をフル活用していきたいですよね。

もっとAIを導入した活用事例に興味のある方は、AI導入成功事例について書いたこちらの記事もオススメです(^^)

そして、当サイト(AIZINE)を運営している「お多福ラボ(人工知能の開発会社)」でも、様々なAIの導入に携わらせて頂いていますので、もし「こんなAI(人工知能)作れます?」といったお話しがあれば是非ご相談ください。

お多福ラボはこんな会社です。
↓  ↓  ↓

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