AI(人工知能)ニュース

君は生き延びることができるか? AIでなくなる仕事 残る仕事

君は生き延びることができるか? AIでなくなる仕事 残る仕事

近ごろ、AI(人工知能)が活躍の場所を会社にまで広げてきているというニュースを耳にすることが増えてきていますよね。突然ですが、みなさんはAI(人工知能)が活躍の場を広げていることについてどう思いますか?

今のあなたのお仕事が、もしAIで無くなる仕事だったらと思うと不安になりますよね。さらに、今後は多くの仕事がAI(人工知能)に取って代わられるという話も聞いたりして、ますます将来が不安になるばかりです。

そこで今回は、今から就活をする人仕事に慣れてそろそろ転職しようかなと考えている人、そしてベテラン社員の方も必見、今後のキャリアアップを考える上でも覚えておいて損はない、AIで無くなる仕事について解説いたします。

AIの影響力が広がる

AI(人工知能)についてあまりも有名な論文

10年後には雇用者の47%が職を失う

これは、2014年にオックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が発表した論文「未来の雇用-コンピューター化によって仕事は失われるのか」で述べられている内容です。

現在、論文発表から3年以上経過しており、少しずつではありますが、AI(人工知能)やロボットのが職場に進出してきています。実際にAI(人工知能)がコールセンターでサポートデスクとして活躍していたり、ビッグデータの分析をしており、確実にAIで無くなる仕事が増えてきていると言えます。

このように、AI(人工知能)が活躍範囲を広げている中、果たしてどこまで活躍の範囲を広げ続け、AIで無くなる仕事が増えるのでしょうか。

職場はAIだらけ?

そろそろAIで無くなる仕事

実は、みなさんの気づかない間にAI(人工知能)はここまで進んできており、さらには、AI(人工知能)の技術を応用したRPA(Robotic Process Automation ロボットによる業務自動化)が登場しており、反復によって学ぶ「機械学習」を用いて主にバックオフィスにおけるホワイトカラーの業務を代行するようになってきています。このように、近い将来AIで無くなる仕事の候補について、いくつか具体例をあげます。

  • 顧客サポート・コールセンター
    この仕事は、過去の問い合わせ事例を元に、顧客からの問い合わせに答えるという業務です。これはまさに、AI(人工知能)が得意とする分野と言え、経験を積み重ねることにより、回答できる内容も増えていくことが期待できます。さらに、24時間365日のサポートが可能となり、人件費を抑えながら顧客満足度の向上を両立することができ、AIで無くなる仕事の筆頭と言えるでしょう。
  • 人材マッチング
    人と人が「合う」ためには、多くの要素を比較する必要があり、例えば、身体的特徴学歴職歴性格好み…、などなど、さまざまな要素があります。これら膨大な要素をマッチングさせるためには、人間の経験よりも、やはりAI(人工知能)の学習能力の速さが効果的と言えるでしょう。
  • 資産運用・投資
    ディープラーニングによる自己学習が力を発揮する職業で、実際に日本の証券会社では、ここ数年の間にAI(人工知能)を使った投資信託の運用や、ロボ・アドバイザーが資産運用を指南するというサービスが提供されており、AIで無くなる仕事となるのは時間の問題でしょう。
  • 弁護士
    狭き門と言われている弁護士もAIで無くなる仕事の1つと言われており、この仕事では法律と過去の事例を覚える必要があります。やはり、人間よりもAI(人工知能)の方が学習スピードは圧倒的に速いため、近い将来はAI(人工知能)が活躍する職業です。
  • 公務員
    ルーチンワークが多いとされている公務員の仕事は、AI(人工知能)の得意分野です。さらに公務員は、個人情報を扱う業務が多い特性があり、故意や事故にかかわらず人間が漏洩してしまうというリスクがついて回りますが、AI(人工知能)の場合は、この個人情報漏洩リスクを削減することができます。
  • アナウンサー
    なるためにはかなりの倍率を勝ち抜く必要があるこの職業ですが、AIで無くなる仕事として考えられています。正しく情報を伝えるという意味ではAI(人工知能)に分がありそうです。さらに、漢字の読み間違いをして炎上するリスクが減るなどのプラス面も期待できます。
  • 運転手
    ドライバー不足や高齢者ドライバー問題を解決するために、GoogleなどのIT企業が自動運転の実証実験を進めています。これは海外だけの話ではなく、日本においても2020年までに実用化を目指す方向で研究が進められています。AI(人工知能)の精度が上がり、安全性が担保されるようになると、ドライバーが人間である必要がなくなってきます。

AIがピアノを弾く

今回は、AIで無くなる仕事と題して、近い将来無くなるであろう職業について解説いたしました。

自分の就いている仕事がAI(人工知能)に奪われることを想像するととてもおぞましいですよね。しかし、AI(人工知能)とて万能ではないので、今後どんなに時代が変わったととしても、人に価値を与えられる人間、つまり人が喜んでもらう仕事をするという心がけがますます大事になってきます。

今からでも遅くはありません、AI(人工知能)に職を奪われないよう、人に必要とされるオンリーワンになるために、日々チャレンジしてみましょう。

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