競馬で勝って一獲千金。競馬をやる人なら誰もが憧れますよね。
しかし、実際に競馬で稼ごうとすると血統だけではなく過去のレースデータ、更には調教師の情報などの情報を様々な媒体から細かく調べてどの馬を選ぶのか、吟味する必要があります。しかも、それらの情報は度々更新されるので継続して追い続けるのはなかなか厳しく感じるのが現状です。それでも、なるべく簡単に競馬で大勝したいでしょう。
そんな夢を叶えてくれるのが競馬予測AI（人工知能）サービスです。競馬予測AI（人工知能）というのは、AI（人工知能）を使用して、レースに関する蓄積された情報を総合して次のレースの結果を予想するシステムです。この競馬AIを使えば、もしかしたら今までできなかった「大儲け」も、できるようになるかもしれません。
そこで今回はそんな便利なシステム、競馬予測AI（人工知能）サービスについてお伝えします。
競馬予測AI（人工知能）とは
競馬予測AI（人工知能）とは競馬で勝ち馬を当てるのに必要な、前走の着順や走破タイムなどの膨大なデータを集積し、次のレースの予想着順を教えてくれるシステムです。
また、AI（人工知能）には、更新された情報から学習する自動学習機能があるので、その精度はレースごとに上がるでしょう。また、AI（人工知能）は客観的にデータの分析が可能なので競馬新聞など個人の感情が入ってしまうものとは違い、より正確な馬選びを手助けしてくれます。
このほかにもAI（人工知能）なら膨大なデータの集積ができるため、より多くの馬に選択肢を向けることができます。これによって、競馬予測AI（人工知能）を使うと、これまでより正確かつ簡単に競馬で勝てる可能性が増やせるかもしれません。
次では、実際に使用できる競馬予測AI（人工知能）サービスを具体的にお伝えします。
競馬予測AI（人工知能）サービス:VUMA
quantum社の競馬予測AI（人工知能）サービス「VUMA」は大穴を狙った馬を探し出すシステムです。実力より過小評価されている穴馬を、ディープラーニングをはじめとする機械学習技術を用い、過去のレース成績などのデータを元に探し出し 、推奨買い目と共にレース前に公開します。
VUMAには予想方法が2つあります。1つは前日に公開される、競走馬の力などの蓄積された過去のデータから算出される前日予想。もう1つは、直前のレース会場の馬場状態やオッズ状況も加味した学習機能を存分に使った直前予想。前日予想は完全にその馬の残っているデータを元にしているため、更にそこから自分で予想を絞る必要があります。直前予想は、馬の当日の体調などを考慮しているため、正確度はより高いと言えるでしょう。
また、レースの予想は馬ごとに「◎◯▲△」と分かりやすく記号で予想したり、出走馬の勝率、連対率、複勝率をパーセンテージ表記で表示してくれるので、競馬に詳しくない人でもすぐになじむことできるでしょう。これを活用すれば、周りが予測しないような意外な馬での大勝ちなんてことも。
VUMAには、1レースのみの無料公開があり、月額980円のプレミアムサービスに登録すると全レースの予想が見放題となります。中央競馬の年間レース数が約3,400レースなので、いちレースあたり3~4円でAI（人工知能）による予想を見ることができるのは、お得ですよね。まずは、無料公開を活用して、自分に合っていると感じたらプレミアムサービスに加入するのがおすすめです。
競馬予測AI（人工知能）サービス:Mamba
ドワンゴ社の競馬予測AI（人工知能）サービス「Mamba」は競走馬や騎手、厩舎などの成績を始めとし、血統やオッズの変化など、3,000個を超える特徴量から過去の膨大なレースを分析し、レース結果を予測するサービスです。
また、Mambaには独自のシステム「まんばに聞く」というものがあります。「まんばに聞く」では、買い方、組み合わせを入力するとその評価をAI（人工知能）が集積したデータに基づいて教えてくれる優れもの。評価は☆の数で表され、その数は１つ～７つまであり、期待値の目安となるので、一目でどの馬を選ぶべきか分かります。
Mambaは基本的に無料で使えますが、「まんばに聞く」を使用するにはニコニコ動画の会員登録が必要となります。自分で情報収集をして各馬を比較しながら考えるのが面倒な方、どの馬を選べば良いのかわからない初心者の方は取り敢えずMambaを使って臨みましょう。
競馬予測AI（人工知能）サービス:KAIBA
グラッドキューブ社の競馬予測AI（人工知能）サービス「KAIBA」は、過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態などの情報をAI（人工知能）が自動で学習し、レースを予想してくれるシステムです。
KAIBAのホームページでは、東京大学の東大ホースメンクラブ、京都大学の競馬研究会とAI（人工知能）それぞれの予想を比較できたり、予想記事を読めます。そうすると自分の判断も交えつつ馬を選ぶことができるので、より多くの意見を取り入れた幅広い選択が可能となります。
また、無料会員では
- 競馬レース情報
- （出馬表 / オッズ / 近走成績）
- 競馬AI「KAIBA」回収率実績
- リーディング / データベース情報
- 血統詳細（5代血統表）
- 競馬データインフォグラフィック記事
- SPAIA競馬 編集部オリジナル記事
- 初心者向け お役立ちコンテンツ
を確認することができ、有料会員になれば、レース予想テキスト及びKAIBAのレース予想を閲覧できます。多彩なコンテンツが魅力的なKAIBAを使えば、充実した馬の選択ができるようになるに違いありません。
競馬予測AI（人工知能）サービスを使うときのポイント
競馬は、落馬や故障、不利、馬の体調など予測が困難な事象が多く発生します。 また、数cmの差での着順を争うスポーツのため予測は百発百中とはいきません。なので、AI（人工知能）に完全に頼りきるのではなく、AI（人工知能）を活用して、自分でもある程度の情報を調べながらどの馬を選ぶのか決定しましょう。
無料でも、十分に情報が閲覧できるサイトも多くあるので、まずは体験で様々なサイトを比べてから自分に合ったサイトの会員登録を考慮してみることをおすすめします。
さて今回はAI（人工知能）を使用して膨大な情報を元にレース結果を予想する最新システム、競馬予測AI（人工知能）サービスについてお伝えしました。
- ディープラーニングをはじめとする機械学習技術や過去のレース成績などのデータを元に実力より過小評価されている穴馬を、探し出す競馬予測AI（人工知能）の「VUMA」
- 競走馬や騎手、厩舎などの成績を始めとし、た特徴から過去の膨大なレースを分析し、レース結果を予測する競馬予測AI（人工知能）の「Mamba」
- 過去のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイムといった情報をAI（人工知能）が自動で学習し、予測したレース結果とともに、競馬に関する記事やレースの考察を読むことのできるサービス「KAIBA」
の３つについてお伝えしました。
新たな馬選びの形態であるAI（人工知能）を使用した競馬予測サービスからは人の直感や競馬新聞などの情報から得るものとはまた違った、新たな視点が得られることでしょう。
また、AI（人工知能）の手助けがあれば、忙しく思うようにリサーチの時間が取れない人や、どのようにリサーチをすれば良いのか見当のつかない初心者の方でも簡単に競馬に参加することができます。
皆さんも是非、新たな物差しとして自分に合った競馬予測AI（人工知能）サービスを使いましょう。
