AI(機械学習)の勉強は難しくて何度も挫折するんですが、やっぱり楽しいです。まず世界がAIに注目を集めていてかつ今後も確実に成長していく分野ですから、そんな広がっていく未来の可能性とAIエンジニアとして活躍する自分の将来を重ね合わせてワクワクしたり。
※機械学習:AI(人工知能)を実現するための一つの技術で近年非常に注目を集めています。
また自分が最新のテクノロジーの叡智に触れられているというドキドキ感もあります。さらにAI(機械学習)は数学をベースとしていたり統計と密接な関係があるので、これらの知識も学ぶ必要があり大変なのですが努力して少しずつ理解していけた時の充実感や達成感も忘れられません。
試行錯誤して書き上げたコードが動いてフィードバックが返ってきた時の快感などなど、AI(機械学習)の勉強ってそういったことの連続だからこそ、しんどいけれど楽しいんですよね。
僕は以前、AI開発会社をクビになって今はライターをしている身ですが、この状況を利用してAIエンジニアを目指して日々学んだ内容を記事にしていく取り組みをしています。
しかし現実はそんな簡単に上手くは行かず、、、
「やばい、、このままじゃAIエンジニアになれない」
という危機感に襲われた出来事が最近ありました。これによって今後の自分の取り組み方を見直す必要性を突きつけられたので、AIエンジニアに向かって努力していく中で失敗したことへの反省と再スタートを切るために、今回この記事を書くことにしました。
目的と手段を履き違えて痛い目にあった
つい先日こんな出来事が。。。
松島編集長
<松島編集長はこんな人>みんなのまとめ役。ミュージシャン、コンサルタント、セミナー講師、色々やり過ぎててよくわかんない人。僕にだけいつも冷たい。
つっちー
松島編集長
前から言ってるけどそもそもコンテンツのゴールがわかんないし、いつAIエンジニアになれんの?
つっちー
松島編集長
闇雲にAIの記事書いてても全然ダメダメ!ゴール決めてよゴール!
つっちー
松島編集長
最初に「やる!」って言ったよね?「できませんでした」は絶対無しだから。
僕はもう、、ぐうの音も出ませんでした(><)何も反論できませんし松島編集長の言ってることは正しいし的を得ていた。
「目的と手段を履き違えてはいけない」
というよく聞く言葉がありますが、今回やってしまった失敗はまさにこれのこと 汗
本来「AIエンジニアになるために必要で学んだことを書いていく」はずが、いつの間にか「AI(機械学習)を勉強して記事を書くこと」が目的化していて、AIエンジニアになるまでの道筋さえ僕には見えていなかったのでした。機械学習の勉強楽しい!ウェーイ♪(´ε` ) 勉強してたらいつかAIエンジニアなれる〜〜というように。。
振り返ってみると似たような失敗はよくあるもので、頑張ることが目的になっていたり、完璧にすることが目的になってしまったり、、、そうした苦い経験には切りがありません。
何がマズかったのか?
なんでこんなことになったのかを考えてみたところ、頭の痛くなるヤバかった行動がいろいろ浮かび上がってきました。
連載コンテンツの向かう先を明確にしていなかった
AIエンジニアになる!という目標はあったのですが、その目標を達成するためにどういう内容を取り上げるか、内容がどうAIエンジニアに繋がるのかが実はずっと不鮮明なままでした。
「AI(機械学習)について学んだことを書いていけば良い」とだけ当初は考えていたのですが、それだけでは決してAIエンジニアになれません。コンテンツを少しずつ積み上げていきながらAIエンジニアとして必要な知識・スキルを一つずつ習得していった先に、目標をつかむことができます。
これはちょうど、学校に行き続けるから卒業できるのではなく卒業要件を満たすから卒業できる、ということに似ています。AIエンジニアになるためにコンテンツでどういう内容を扱い、AIエンジニアになるところまでどう落とし込んでいくのかを突き詰めて考える必要があったのでした。
目標を達成するための計画、手段を明確にしていなかった
これはちょうど、富士山に登りたい!と言っておきながら目隠しをしたまま「山を手当たり次第登っていけばスキルも経験もついていつか富士山登ったことになるっしょ」と言っているようなもの。書いていて本当に恥ずかしいのですが、これと同じことをやってしまいました 汗
富士山に登りたいなら目をカッと見開いて、まず自分が富士山に登ることを決め、富士山に登るためにはどんな装備がいるのか?どういう登り方が良いのか?を明確にする必要があります。
だから同じように、AIエンジニアになりたいならまず自分が「AIエンジニアになる!」ということを決めて、これをしっかりと認識した上でどういう知識やスキルが必要なのか?どういう手順で学んだらいいのか?ということを明確にし、それに沿って行動していかなければなりません。
つまり、目標を達成するためのステップを明確にするということです。
目標に期限を決めていなかった
また、AIエンジニアになる!と言っておきながら「いつまでに」という期限を決めておらず、いつかだよねいつか・・となあなあにしていたので、気づけば大したことをせぬまま数ヶ月が経過していた始末(´;ω;`)。。。
期限を決めずにいるのは楽でのほほんとしてられるのですが、「期限のない仕事は仕事と言わない」とよく言うように、期限を決めた瞬間「やべ!時間ないよ!」とお尻に火がついて「これをしなきゃ、あれをしなきゃ」と一気に頭が回り始めます。
これは夏休みの宿題に似ています。最終日に宿題を必死に仕上げる!というのがよくありますが、まさにこれも期限があるから逃げられなくなって「やらなきゃ!」と行動するのですね。
これからどうするのか?
このように、色々とここまで振り返ってきたわけですが、ここから再スタートのためにゴールを決め、期限を切り、計画を立てました!
今後は以下の記事で紹介されている手順をベースにAIエンジニアを目指し、あくまでAIエンジニアになるための手段として記事を書くという認識で取り組んでいきます!
こちらはAI Academyというサービスを通じて、これまで1500名以上の方々に機械学習を指導してきた方が書かれたページです。
上記のページによると、オススメの勉強手順は次の7つのフェーズで進めていく方法です。
- pythonプログラミングと人工知能概論を学ぶ
- 機械学習プログラミング
- Kaggleに挑戦
- SQL、スクレイピング、クラウドなどの技術も身につける
- 機械学習を活用したプロダクト制作をする
- 教える
- 専門分野を確立する
現在の自分を客観視するとフェーズ3に挑戦している一方でフェーズ2にもまだまだ不安が残る状況です。そこで今後はフェーズ2をやって知識を身につけつつ、フェーズ3に取り組んで手を動かしながら知識を使えるレベルへと高めていく、という手順で進んでいきます!
そして、、、Kaggleで獲得したメダル(まだ持ってない)と機械学習を活用した自作プロダクト(まだ無い)などを引っさげた上で、昨年クビになったAI開発会社「お多福ラボ」へ「AIエンジニアとして雇ってくれ!」と年内に直談判しにいく!という作戦でいきます!!
それでもしまたクビになったらこのコンテンツを最初から始めよう(・・・それは悪夢だわ)
つまり僕の作戦をまとめると、今はパンツ一枚でオドオドしながら草原を歩いている状態ですが、
基本的な装備一式を整え(フェーズ2 機械学習プログラミング)
↓
モンスターを倒しまくってレベルを上げ(フェーズ3 Kaggleに挑戦)
↓
新たな必殺技を習得し(SQL、スクレイピング、クラウドの技術)
↓
強力な魔剣を手に入れ(機械学習を活用したプロダクト)
↓
ボスキャラを倒しに行く(次の2名。クビになったAI開発会社の社長と役員)
登場人物の紹介はこちら
というストーリーなわけです。何をしていいのかわからず不安やイライラで仕方ない時にやるべきことが明確になるとパッと視界が開けて気持ちが前向きになるように、道筋が見えれば気持ちが高ぶります。今はやるべきことが決まったのであとはやるだけだ!!
まとめ
さて、今回はAIエンジニアになろうと機械学習の勉強してたらヤバかったことを色々と振り返ってきたわけですが、書いてて恥ずかしくなるところもありました汗。
ただ、やってしまったことを悔やんでも何もなりませんし、いくら一生懸命やっても力を入れる方向がズレていれば思うような結果は得られません。(自分への戒めの意味を込めて書いてます)
いずれにせよ、今気づいて軌道修正できて本当によかった!と思うようにしてます。だってまだゲームオーバーではないですから。
- 目的と手段を履き違えてはいけない
- たどり着きたい目標を明確にする
- 行動計画を立て適切な手段で取り組む
- 目標に期限をもうける
何の新鮮さもなくごく当たり前のことばかりですが、これらはどれだけ意識してもしすぎることはないのかもしれません。
頭の痛い経験となりましたが、気づいたらあれ?こんなはずじゃなかった・・もう取り返せない (´;ω;`)・・・なんてことになる前に軌道修正ができたので、ここで気を引き締め直してこれからコンテンツを書いていきます!!
くれぐれも皆さんは僕のように色々ヤバい状態にならないようご注意ください。
続く↓
つっちー
AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。