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AI開発を仕事にしようとしてたらバキバキに心折れたけど頑張る話

AI開発を仕事にしようとしてたらバキバキに心折れたけど頑張る話

「今はAI時代」だとか「AI人材が不足している」と過剰とも言えるぐらい叫ばれていますから、AI開発を仕事にしてみたいと考える人は結構多いのかもしれません。その一方でAI自体がこれから開発がどんどん進み誰でも使える道具になる可能性は高く、「AI専門でやっていくのは将来的にどんどん厳しくなるかもね」という意見があるのもまた確かです。

とは言っても難しくてもやりたい!挑戦したい!という人の気持ちは中々収まらないもので、AI(機械学習)エンジニアになりたい僕はこれまで色んな厳しい現実や問題にぶち当たりながらも少しずつ前進してきました。しかし当然の事ながら、一つのピンチを乗り越えれば次のピンチがやってくるものです。

今回は、非エンジニアの僕がAI(機械学習)エンジニアを目指して心をバキバキに折られながら「いや、まだ頑張れるな、うん、頑張ろう」と思った出来事を記事にしてみました。

優秀な人材が仕事を全部持っていくんじゃないかという恐怖

僕が一度クビになったけどまた運よく戻って来て(実話)今働いている職場「お多福ラボ」はAI開発会社では、現在優秀な人物がどんどん入ってきています。これ自体はもちろん素晴らしいことなのですが、その影で怯えている存在がいます。・・・・・僕です。

つっちー

「僕がエンジニアになる頃にはやらせてもらえるタスクがなくなる気がする・・・」

という不安によく襲われるんですよ(現在は執筆や資料作成がメイン業務でエンジニアは未経験です)。現在採用活動の熱はヒートアップしていて、エンジニアチームのボスである女性好きのイケメンエンジニアことシリルが、色んなエンジニアを面接している姿はよく見かけます(女性だとシリルの面接を通りやすい気がします)。

シリル

イケメンかつエンジニア集団をまとめるシリル

実際、直近では海外の優秀なエンジニアの入社が決まっていますし、「なんでこんなに優秀な人からバンバン連絡がくるの?」と社内でもワイワイガヤガヤと騒いでいるほど。。そんな光景を目にするたびに、嬉しいことだと頭ではわかっている一方で、なんだか不安になったり何とも言えない気持ちになりますし、そんな風に思ってしまう自分の器の小ささを突きつけられて情けなくなってきます。

けれど冷静に考えてみれば、人にはそれぞれ役割があって当然のことながら職務や立場によって会社から求められていることは異なりますよね。一度クビになったけれどまた戻ってこれたということは、自分が必要とされている領域があって戻されたということなので、会社が今自分に求めていることで貢献しながら自分のやりたいことのスキルを向上させていくのが大事だと気づきました(この記事を書きながら)。

職場の仲間と自分を比較して今に焦る

僕の心に揺さぶりをかけてくる出来事は、優秀な人材が入ってくるということだけに止まりません。

資料作成や執筆業務をメインとしていることもあって、データ分析をしている仲間のPC画面やPythonでゴリゴリコードを書いている光景を目にしたり、彼らの会話が耳に入る度、「いいなあ」とどうしても意識がそっちにいきます。その度に自分はいつになったらエンジニアになれるんだろう、てかこのままで本当に大丈夫なのか?業務時間外に勉強するだけでみんなに追いつけるの?と不安、焦りに飲み込まれそうになることがちらほら。

社内の様子

その度に、「いやいや今は目の前のことに集中しなきゃ」と思う始末で、ああやばい、きついと思う度に心の中で「ありがとう」を唱え続けたりして対処しています(ありがとうと唱え続けると不安が和らぐと本に書いてあったので試しています)。

けれど、よくよく考えれてみれば他人と比べるからしんどいのであって自分の好きなことができるならそれ自体が素晴らしいことですし、他人に比べて自分はどうか、という視点は意味がありません。(こちらも記事を書きながら気づく)。

また、僕たちは相手が過去に積み上げてきたものを全く知らないまま、今自分が見える相手の姿だけを見て、この人はもともとすごいとか、もともとできる人だからと決めつけてしまいがちかもしれません。そして焦れば焦るほど、何も手に付かなくなって結局歩みが遅くなってしまいます。

なので、昨日の自分より半歩でも前に進めたらめでたしめでたしで学びを続けていくことが大切だと感じています(自戒の意味を込めて)。

やる気・熱意が先走りすぎて目的を履き違えてはいけない

一方で、時にやる気や熱意が空回りして痛い目を見たこともありました。。「データ分析をやらせてください!」と声をあげていたこともあり、僕はデータを可視化するタスクをゲットしました。(業務時間外に勉強のためにやらせてもらえるタスク)。

これはチャンスだ!この分野の知識はこれから必要になる!と張り切って関係する分野の入門書を数冊購入して休日勉強に励みましたが、結局インプットした内容をタスクで使うことはほとんどなく、知らないうちに知識を得て理解すること、学ぶこと自体が目的化していたのでした。その間約1ヶ月。。

時系列分析の書籍3冊

アホみたいな話ですが、やる気が先走りすぎて業務に活かすための学びがいつの間にか学ぶこと自体が目的になってしまうという大失敗をしていたんですよね。「わからない」にぶち当たりわかろうと躍起になっていつしか状況を俯瞰できなくなるという失敗は今まで何度も繰り返しているので(僕が)、これはマジでこれからも気をつけていきたいです。

(ちなみに、タスクでは活きませんでしたが時系列分析を入門したということで時系列分析の入門書を紹介する記事を書きました。その記事はコチラ)

自分のできなさを嫌という程突きつけられた出来事パラダイス

さらに試練はやってきます。というのは、僕が魂を込めて業務時間外に書き上げてきたコードを仲間のエンジニアに共有したところ、

「これ汎用性無いから使えない。うーん、やっぱり自分で作るからコード書くときに参考にしたサイト共有して」

というまさかの展開。

つっちー

結局僕が魂を込めて書いたコードは使われないという展開に…。これはもう明らかに100%僕が悪いですが結構メンタル結構きますよ。。そして悔しい出来事はこれだけでは終わりません。

隔週で社内のメンバーが集まって各自の取り組みを報告し合う定例ミーティングがあるのですが、そこで社長が発した「つっちーのレベルはどうなん?」という一言を皮切りに、エンジニアの仲間たちが「まだまだ仕事ができるレベルには遠い」とか「勉強の仕方が悪いんじゃないの?」というコメント。

ミーティングの様子

そして畳み掛けるように、

「いや、本人にははっきり伝えてあげないと逆に可哀想だから。適性の問題だと思う」

という厳しくも明確な一言が、以前僕に左遷という大人の社会の鉄槌をくださった張本人である和泉さん(副社長)から飛んできました。

和泉さん

和泉さん:冷静沈着、頭の回転が早い論理の鬼のような人

みんなの前では笑ってごまかしましたが、正直泣きたくなりました。

一方で、「何かアプリを作るのが一番エンジニアとして成長が早いよ」というアドバイスもありました。振り返ってみると、僕自身、確かにアプリは作ってきませんでしたし、データ分析や理論の勉強ばかりしてきていた(しかも目的を履き違えて業務に活かせない内容もちらほら)ので、サーバーやデータベースの知識が全然身についていませんでした。

そもそも僕がこのIT業界に飛び込んだきっかけが、AI(人工知能)に興味を持ったからで、機械学習をツールとして活用するデータ分析には興味があったんですが、正直なところアプリ開発とかWeb開発といった分野にはあんまり興味が湧いてこなかったんですよね。(これについては結構厳しい意見が飛んできそうで怖いですが思い切って暴露。。)

けれど、やはりエンジニアになりたいんだったらアプリ開発など何か作ってみなければいけませんし、AI(機械学習)やデータ分析一本では厳しいという現実を突きつけられました。

バキバキに心が折れて投げ出しました

つっちー

この出来事は僕の心がバキバキに折れるのに十分過ぎるほどの力がありました。「無理なんじゃないか、向いてないんじゃないか」という自分が一番感じてたこと、言われたくないことを言われてしまい、現実を直視せざるを得なかったからです。

普段なら仕事が忙しくても勉強時間を確保するのが習慣ですが、ここからはもう勉強をほっぽり出してサボりました。ただ困ったことに何をやるにしても気力が出ずに単に睡眠時間が増えただけでしたが。。。

気分が落ち込む日々が続きましたが、一週間以上経つと徐々に時間が癒してくれるものです。さらに、ありがたいことに社内の仲間から「開発やってみたら? 」とか「このチュートリアルわかりやすくていいよ」とちょこちょこ声をかけられたりして、だんだん前向きな気持ちが出てきたんですよね。

そんなこととかがあって、結果的にまた頑張ろうという気持ちが少しずつ戻ってきました。

今あるものへの感謝の気持ちを大切にしたい

振り返ってみれば、最近は感謝の気持ちが足りていなかったのかもしれません。前述したように僕は「使いものになりません」と一度会社をクビになったのですが、運よくまた戻ってこれただけでも本当にありがたいことですよね。

戻ってきた当初はそのこと自体に感謝していたのですが、その環境に慣れるにつれて「自分はあれもできない、これもできない」と、足りないものに目を向けてばかりでした。けれど、今の状態を冷静に客観視してみれば、左遷を命じられた状態に比べればかなり前に進んできているのは間違いありません。

最近では業務中にコードを書いたりはしていませんが、ありがたいことにシステム案件に関わらせてもらえるようになりました。社内の優秀なエンジニアであるやらさんに教えてもらいながら、要件定義業務を一緒にさせて頂いてる状態で今僕はワイヤー作成(システムの設計図作成)に主に関わらせてもらっています。

やらさん

優秀エンジニアの「やらさん」

今あるものへの感謝の気持ちを大切にしながら、自分にできることに目を向けていければもっと気持ちが軽やかになるはずです!

まとめ

さて、今回はAI開発を仕事にしようと努力していてバキバキに心が折れた話を紹介してきました。

色々な出来事がありましたがまとめてみると、以前の自分より前に進んだかどうかに目を向けることが大切で、今見える相手の姿だけから勝手に妄想するのは非常に危険だと気づきました。また、やる気が先走りすぎて本来の目的を見失っていないか時に自分を俯瞰することも忘れてはいけません。

そして感謝の気持ちも忘れず、会社から求められていることを見定めてできることをコツコツと積み重ねていくことが大事でした。

とは言っても、誰しも気分の浮き沈みがあるものですし、自分に余裕がないと冷静に考えられなかったり何もかもダメな気がしてしんどくなるものです。そんなときには、休んで気持ちが前向きになった頃にまた戻ってきて再開するのが良さそうです。

ストイックにやり続けると反動でダウンして結局進行が遅くなりがちですから(少なくとも僕の場合は)。

たとえ立ち止まりながらでも今日の自分にプラス1、いや、プラス0.01でもいいので学びを積み重ねていけたらいいですよね!!

つっちー


P.S.
最近AIZINEで一緒に働く仲間を募集しはじめました。「そねあす」か僕「つっちー」もしくは両方でお話を伺います。応募する際は必ずプロフィール欄を充実させることをお忘れなく!!(でないと人事部のチェックではじかれる可能性大です)
興味のある人はこちらからお願いします。

つっちー
つっちー

AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。

「歩く負債」と言われた僕がゼロからAIエンジニアになる為のステップを実践してみた!
みんなのAI(人工知能)用語集

コメントをどうぞ

  1. 通りがかり より:

    > でしたが。。。

    句点を連続させるのは正しい国語表現ではないのでやめたほうが良いです。(非常に気になります) 3点リーダ(…)を用いるなどされたほうが良いです。

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