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人と仕事をマッチングするのはAI、人工知能でビジネスマッチング

人と仕事をマッチングするのはAI、人工知能でビジネスマッチング

あなたの元へ仕事を紹介してくれたのは、人ではなく人工知能(AI)だったとしたら驚きますよね。実はいま、人工知能(AI)が人と仕事をつなぐビジネスマッチングを行うサービスが広がってきています。

ビジネスマッチングとは、顧客が抱える問題を解決するためにビジネスパートナーとなる個人や企業を紹介して、問題解決のサポートをする企業とのマッチングを仲介するサービスのことをいいます。これまでは仲介するのは”人”であり、担当者が複数の候補から選定を行う作業を担ってきました。しかし現在は、すでに人工知能(AI)によるビジネスマッチングを行う事例があり、今後更に増えていく予測が立てられています。

では実際に人工知能(AI)がどのようなビジネスマッチングを行っているのか、3つの事例を紹介していきます。

人材派遣会社における人工知能(AI)のビジネスマッチング

ビルのイメージ

人手不足などの問題により、需要が高まっている人材派遣業界の間では人工知能(AI)によるビジネスマッチングにより人材紹介の効率化を目指す会社が増えてきています。人材派遣会社は、技術者の持つ技術の種類が約4万以上もあり、登録している技術者と派遣先をマッチングさせるために、従来では作業に手間と時間がかかっていました。そこで人工知能(AI)を導入し、技術者の職歴や自己PRの文章などもデータ化して分析します。そして技術者と派遣先の相性を数値で表し、効率良く採用される確率を上げる試みを行っています。

ある会社では、従来は採用が決まるまで登録者に平均で6社を紹介していましたが、人工知能(AI)の導入後のビジネスマッチングの成約率は、なんと派遣先が決まった登録者の8割が、最初の1社目の会社で決まるようになったというのです。人工知能(AI)の精度は今後更に高まっていくことが予測されています。

人工知能(AI)によるビジネスマッチングは、人材派遣会社に人手不足の解消と時間的コストの削減、そして求職者と派遣先との相性をあらゆる角度から算出できる正確性を可能にしました。今後さらに人工知能(AI)の精度が上がれば、企業も求職者にとってはありがたい話になりますよね。

人工知能(AI)によるエンジニアとのビジネスマッチング

エンジニアのイメージ

エンジニアの方々には、今後ある日当然スカウトメールが届くことがあるかもしれません。 実はいま顧客企業に最も合うと推測されるエンジニアを、人工知能(AI)の選別によりヘッドハンティングをするビジネスマッチングサービスが生まれています。

このサービスのスゴいところは転職サイトなどに一切登録をしていないエンジニアに対してもスカウトメールが送られるところです。一体どうやって?というと、エンジニアのSNSやブログ、イベントや情報共有サイトなどネットから大量に集めた情報を元に分析、さらには過去の経歴や実績、業界の流れなども加味することで、特定のエンジニアに対して人工知能が対象者を割り出してデータを出し、それを見た企業が欲しい人材をヘッドハンティングするというのです。

人工知能(AI)が割り出したデータによるスカウトメールからのビジネスマッチングの成約率は約1.2~1.4%、既存のスカウトメールの成約率は1%以下であり、既に2倍以上の結果を出しています。まだ始まったばかりのサービスでこの成約率は、業界では驚異的な数字です。

これから先は人工知能(AI)の精度が高まれば、企業と転職希望者だけでなく転職を考えてはいるけれど具体的には踏み出せない人材の潜在的希望をもすくい取って、求める相手と出会える可能性が増えていきますよね。

金融業界における人工知能(AI)のビジネスマッチング

金融のイメージ

事業データと企業信用調査データを人工知能(AI)が分析することで、顧客企業とのビジネスマッチングするサービスの精度向上を目指す実験が行われています。その目的は人工知能(AI)のデータ分析によって金融機関がビジネスパートナーを取引先企業に紹介し、事業拡大や経営改善を促していく実験や、合同企業イベントの来場者のデータを集めて分析し商談の候補先を提案することで企業の交流を促して効率的な商談ができるように後押しするなど企業同士のビジネスマッチングサービスの開発にあります。

人工知能(AI)を使ったビジネスマッチングサービスは将来的に、新たな付加価値が付いたサービスを生み出すことでビジネスが拡大し、経済の活性化だけでなく地方創生にもなる重要な施策として期待されています。人工知能(AI)によるビジネスマッチングは、今後の国の発展にもつながる重要なものでもあるのです。

さて、ここまで実際に人工知能(AI)がどのようなビジネスマッチングを行っているのかを3つ紹介してきました。人材派遣会社のマッチング潜在的な転職希望者へのヘッドハンティング、そして企業間のビジネスマッチングさまざまな場所で人工知能(AI)が活躍しはじめています。これらのビジネスマッチングがより普及すれば、私達が転職する際のミスマッチを減らすことができるかもしれません。

これまでにかかっていた膨大な時間と費用がカットされて、新たな出会いやサービスを生み出す可能性を増やしてくれる人工知能(AI)によるビジネスマッチングサービス。そう遠くない未来には、当たり前のように私たちに恩恵を与えてくれそうなサービスになりますね。今後の人工知能(AI)技術の発展に期待しましょう。

参照元AIで「ビジネスマッチングサービス」を高度化――山口FGと山口銀行、日立が実証実験へ
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