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立派な受付ガール!AIチャットロボットを導入して得する3つのコト

立派な受付ガール!AIチャットロボットを導入して得する3つのコト

近年、「Pepper」や「AIさくらさん」など、AI(人工知能)を搭載した機器がチャット(文字や会話によるやり取り)によって来客対応する姿も見られますよね。とはいえ、AI(人工知能)によるチャットを用いた受付ガールを導入している企業や機関はまだまだ少数です。導入コストがかかる、お客様に失礼だ、人間に任せないと不安である、といった様々な理由が存在するでしょう。

確かに、AI(人工知能)は仕組みが見えづらいですし、馴染みの薄い方も多いことから、受付ガールとして導入することに抵抗があるかもしれません。しかし、実はAI(人工知能)によるチャットは立派な受付ガールになるどころか、導入したことで得をすることがあるんです。

そこで今回は、AI(人工知能)搭載のチャットロボットを導入することで得する3つのことを紹介します。最初に紹介するのは人手不足の解消についてです。

社員が自分の仕事に集中できるようになる

人手のイメージ
例えば仕事が多すぎて今の人員から受付ガールに人を割く余裕がない、受付ガールを募集しているがなかなか人が集まらないなど、人手不足に困っている会社や機関も存在するでしょう。そこで活躍するのがAI(人工知能)によるチャットを活かした受付ガールです。

AI(人工知能)のチャット機能を持ったロボットを使用すれば、無理して社内で人員を割く必要もありませんし、新規に受付ガールを募集したり、教育をしたりする手間も省けます。機械なので突然の遅刻や欠勤もありませんし、定期的なメンテナンスを欠かさなければ、疲れることなく安定して24時間365日働くことが期待できるでしょう。
加えて、受付に割く労働力をAI(人工知能)によるチャット機能付きのロボットに任せることで、他の業務に多くの人員をあてることができ、手がけている事業の拡大や新規事業への参入を試みることができるでしょう。

また、昨今少子化が叫ばれており、今後ますます人手不足になることが予想されるので、今のうちにAI(人工知能)を搭載した、チャットをするロボットを導入することは、現時点だけでなくこれからの人手不足への対策ともなるので頼もしいですよね。

導入コストや維持費はかかりますが、人員を割くことも、新たに人を雇う必要もないので、元を取れるだけの労働力や利益を得ることができるでしょう。また、まだまだ一般的でないロボットの受付ガールは来訪者にインパクトを与えると予想され、名前を覚えてもらえること間違いないと考えられます。

次は、多様な言語への対応について紹介します。

うちは日本だけ→明日から世界対応も可能です

言語のイメージ
AI(人工知能)によるチャットの強みとして、多様な言語に対応できるという点があげられます。

現代はビジネスの場面でもグローバル化が進んでいますし、改正出入国管理法が可決されたことから海外の方が来訪したり日本で働いたりする機会も今以上に増えることでしょう。そのような中で問題となるのは言語の壁です。外国語を使える人材は様々な業界や業種で引く手あまたとなっていることから、バイリンガルやトリリンガルの方を受付ガールとして雇うことはなかなか大変なことですし、かといって新たに外国語での会話等について研修を行なうことはコストがかかります。

そこで注目すべきなのがAI(人工知能)によるチャットです。導入コストはかかりますが、人材の確保や育成の手間やコストを考えると安いものではないでしょうか。

多言語対応しているAI(人工知能)チャットロボットとして、協栄産業の「協栄アイちゃん」があげられます。「協栄アイちゃん」は、日本語はもちろん、世界共通語である英語、アメリカに次ぐ経済大国中国の公用語である中国語、隣国韓国の公用語の韓国語に対応しています。

多言語に対応できる人材はなかなかいないですし、育てるのもたいへんですから、AI(人工知能)でチャット機能を持たせたロボットを導入することは大きな得になるのではないでしょうか。

さて、最後に紹介するのは来訪者の管理についてです。

来訪者にストレスを与えないおもてなしで仕事がスムーズに進む

会話のイメージ

受付の主な業務は来訪者を社員に取り次ぐことです。AI(人工知能)によるチャット機能を搭載したロボットを導入すると、担当者へ直接内線を回したり、事前に登録した情報を基に効率的に対応したりと、取次業務がスムーズに行なえ、来訪者も社員も手間が省けるので得をします。

株式会社ウェルボの「Welbo」(うぇるぼ)は他の社員の取次をすることなく、担当者に直接取次を行なうことができます。また、来訪の際にタッチパネルや音声での操作が必要となるのですが、予約を事前に取っておくことで来訪確認がスムーズに行なえるそうです。追加の機能で来訪者の画像をPCに転送することができるため、相手が誰なのかがわかり、アポイントなしの突然の来訪者への対応もスムーズかつ安全にすることができます。

ソフトバンクの「Pepper」のアプリケーションの一種「顔レコ」ではデータベースに登録されている来訪者情報や来訪履歴を顔認証から管理することができます。また、逆に初めての来訪時には来訪者の情報を登録することができ、二回目以降はスムーズに案内をすることができるそうです。

取次は人間が介せば介すほど手間はかかりますし、受付ガールが全ての来訪者の情報を記憶することは不可能に近いでしょう。つまりAI(人工知能)によるチャット機能を搭載したロボットを活用すれば、これらのことをこなすことができ、業務の効率化になりますよね。

さて、今回は、AI(人工知能)搭載のチャットロボットを導入することで得する3つのことを紹介しました。

これからAI(人工知能)を搭載したチャットロボットは受付業務において需要が高まっていくと考えられます。少子化等による人手不足やコストの軽減につながりますし、人間が他の業務に就くことができることから、ロボットの導入理由として真っ先にあげられるでしょう。定型に近い業務はロボットの得意とすることなので、受付ガールの仕事の一部は完全にAI(人工知能)を搭載したチャットロボットに取って代わられるでしょう。

また、様々な業界や業種でグローバル化が進んでいることから英語や中国語などに達者な人材は欠かせない存在となり、言語を一から学ばせる必要のないロボットはグローバル化を図りたい受付ガールにうってつけです。

来訪者との取次は人間の手を介すとどうしても煩雑となり、来訪者に迷惑をかけることもありますし、対応する側でも時間や労力をロスします。AI(人工知能)を搭載したチャットロボットは取次の一部作業をカットするため、良質なビジネスシーンを提供します。

現代は技術革新の早い時代です。時代の勢いに乗り、AI(人工知能)を搭載したチャットロボットを受付ガールとして雇ってみましょう。

 

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