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この仕事向いてない・・・適性に悩んだらおすすめAI診断4選

この仕事向いてない適性に悩んだらおすすめAI診断4選

「大学を卒業して就職してみたけれど、この仕事は自分に向いていないんじゃないか」「もっと自分に合った仕事があるんじゃないか」なんて考えている人もいますよね。しかし自分に合った仕事って何かといわれたら、それも案外わからないものです。

実際に仕事をやってみないと、自分に合った仕事は見つからないのでしょうか。いえ、そんなことはありません。適職診断」というものを行うことで、自分の仕事に対する適性、つまり自分に合った仕事を見つけることもできるのです。

適職診断はPCやスマホから手軽に行うことができ、自分の性格や特徴から仕事に対する適性を分析してくれます。そこで今回は、おすすめの適職診断から4つを厳選してご紹介していきましょう。

「適職診断」とは、仕事の適性がわかる自己分析ツール

自己分析のイメージ

適職診断は転職を考えている人や、どのような職業につけばいいのかわからないという新卒の学生を対象に、仕事の適性を教えてくれるツールです。

仕事に関係のありそうな質問から、なぜこんなことを聞くのだろうという質問まで、さまざまな問いに答えていくと、AI(人工知能)がその人の性格や特徴、仕事に対する考え方などを分析し、どういう職業が向いているのかを教えてくれます。

PCやスマホから手軽に行うことができるものも数多くあり、ちょっとした性格診断や自己分析に使う人も多いです。自分では気づかなかった一面に気づかされることもありますから、転職を考えていない人でも、試してみるといいでしょう。

適職診断はいろいろなものがありますから、それぞれ一度ずつ自己分析をやってみて、なるほどと納得するようなものや、まったく思ってもみなかった分析結果を出してくるものなど、いろいろ比べてみるのがおすすめです。

おすすめAI(人工知能)診断その1「キャリアインデックス」

careerindex

仕事の適性を知るためにおすすめな適職診断の1つめは、「キャリアインデックス」。同名の転職サイトが行なっている適職診断です。

まずはあまり仕事とは関連がなさそうな質問に、「強く思う」「思う」「どちらでもない」「思わない」「まったく思わない」の5択で答えていきましょう。その後、仕事への価値観について述べた文章を、当てはまる順序で並べ替えるという設問に答えていきます。

質問が終わると、まずは「とくに向いている職種」「仕事の適性がありそうな職種」をそれぞれ1つずつ提示し、続いて「ビジネスで発揮できそうな強み」「自分の性格や傾向」が文章とグラフで表示されます。

グラフによる視覚化で、正確や仕事の適性について強みも弱みも一目瞭然となっています。また自分に何が足りないのか、どんなところを改善すればいいのかを教えてくれるのもポイントで、分析結果も鋭く的確であると評判です。

適職診断が終わると、キャリアインデックスの会員登録を促されますが、適職診断自体は会員登録をしなくても行うことができます。

おすすめAI(人工知能)診断その2「マイナビジョブリシャス」

joblicious

仕事の適性を知るためにおすすめな適職診断の2つめは、「マイナビジョブリシャス」。転職サイトも運営しているマイナビが提供しています。

のべ37万人、数万という項目を超えるアンケート調査から得たデータをもとに作成された、利用者の性格、おもに対人関係に関する質問に「はい」「いいえ」「どちらでもない」の3択で答えていきましょう。

質問が終わると、「イキイキできる仕事環境」「シゴトでの強み・弱み」「相性のよい上司・同僚・部下」「辞めたくなるシチュエーション」など、仕事に関するかなり詳細な性格診断が表示されます。

そして最後に「本領発揮できる職種」、すなわち仕事に対する適性の高いおすすめな職種を教えてくれるのです。

どちらかというと前半の性格診断のほうに重みが置かれており、転職というよりは現在ついている仕事でどのような面に気をつければよいのか、どのような部分で力を発揮していけばいいのかというところが参考になります。

ただひとつ残念なのが、会員登録をしないと分析結果の全文を見ることができないということですが、会員登録は無料ですし、短時間で完了します。こまかい自己分析をしたいという方は、事前に会員登録をすませておきましょう。

おすすめAI(人工知能)診断その3「リクナビNEXT」

リクナビNEXT適職診断

仕事の適性を知るためにおすすめな適職診断の3つめは、「リクナビNEXT」。転職ビジネスの老舗リクルートの転職サイト・リクナビが提供する適職診断です。

3分間! 適職診断」と銘打っているように、短時間でサクサク進められるのが特徴です。約20問ほどの設問が用意されていますが、質問自体は答えがイメージしやすい内容ですので、すぐに終わるでしょう。会員登録も必要ありません。

診断されるのは、利用者の「仕事に対する価値観」がメイン。まずは「仕事内容を重視するタイプ」「人間関係を重視するタイプ」「勤務時間や休日を重視するタイプ」といった大まかな価値観を提示されます。

それをもとに「定時に帰れる」「仕事と家事を両立」「在宅勤務」といったキーワードから、転職情報へとつなげていくという流れです。

注目すべきは、診断結果の最後に表示される「本来持っているかもしれない性格」という部分でしょう。これまで自分が気づかなかった性格と、思ってもみなかった仕事に対する適性が見つかるかもしれません。

おすすめAI(人工知能)診断その4「適職診断NAVI」

転職NAVI

仕事の適性を知るためにおすすめな適職診断の4つめは、「適職診断NAVI」。Meta Anchorという会社が提供する適職診断です。会員登録の必要はなく、スマホから簡単に利用できる手軽さから、すでに50万人もの人に利用されています。

質問数は35問で、所要時間は5分くらい。診断結果は専用のURLからいつでも見ることができます。

診断項目は、変化しない性格や気質を示す「パーソナリティ」、重要視している価値観を示す「キャリア志向性」、その他「思考スタイル」や「苦手なこと」、「職務適性」などです。

診断された仕事への適性などの結果はSNSで共有することができ、FacebookやTwitterから投稿することもできます。すでに投稿された30万人以上の診断データと、最新の心理学をもとに診断結果を分析しているのです。

ハローワークで適職診断するのもおすすめ

ハローワークで診断を受けるイメージ

仕事の適性診断はハローワークでも行うことができます。たとえば「ハローワーク渋谷」では、独立行政法人である労働政策研究・研修機構の『キャリア・インサイト』というソフトを使って、かなり本格的な適職診断が可能です。

ハローワーク内にある専用の端末を使い、「能力」「職業興味」「価値観」「行動特性」といった各分野の質問に答え、それぞれの分野について診断結果が表示されます。

そしてこれらの診断結果から、「総合評価」が診断され、かなり具体的な「希望する仕事との適性」や、「長期キャリアプラン」として、お金の観点をもとに今後の人生設計を実現するためのアドバイスを受けることができるのです。

適職診断に特化したソフトを使っているだけあって、診断内容はかなり正確で詳細な結果が出てきます。またハローワークなので、仕事の適性にもとづいた職業相談をしてもらうことができるのもメリットですよね。

ハローワークに出向かないと利用できないうえ、事前予約が必要であり、またすべての項目を終えるまでに1時間以上の時間がかかる点に注意しましょう。気軽に適職診断に使うというわけにはいきません。

またハローワークによって行っている適職診断が異なりますので、あらかじめ各ハローワークのホームページで内容を調べてから行うようにしてください。

適職診断まとめ

さて、今回はネットでも手軽に受けられる、おすすめの適職診断から4つを厳選、さらにハローワークで行っている適職診断についてもご紹介してきました。

  • キャリアインデックス」は同名の転職サイトが行なっている適職診断で、グラフと文章で表示される能力や性格の分析がとてもわかりやすい
  • マイナビジョブリシャス」はマイナビが行なっている適職診断で、無料の会員登録が必要だが、かなり詳細な性格分析が可能
  • リクナビNEXT」はリクルートが行なっている適職診断で、短時間で手軽に行うことができるうえ、隠れた性格や仕事の適性がわかるかもしれない
  • 適職診断NAVI」は株式会社Meta Anchorが行なっている適職診断で、SNSを利用した膨大なデータと最新の心理学にもとづいた診断を、スマホから手軽に行うことができる
  • 適職診断はハローワークでも行なっており、ハローワーク渋谷の『キャリア・インサイト』はかなり本格的に仕事の適性診断をしてくれる

転職を考えている人、あるいは今の職業に不安や不満を感じている人は、行動を起こす前にまず適職診断をしてみると良いでしょう。自分の性格を分析することで、本当に自分に合った仕事の適性を知ることができます。

PCやスマホから手軽に適職診断をすることができますし、本格的に職探しを始めるつもりなら、ハローワークで相談を受けながら適職診断をすることもできますよね!

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