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人工知能を使ったセキュリティが続々登場!知っておくべき選び方

人工知能を使ったセキュリティが続々登場!知っておくべき選び方

近年、コンピューターのデーターや自分の財産を守るためにセキュリティを導入することは常識になっていますよね。そんな中IDやパスワードを乗っ取られたり、不正請求や個人情報の漏えいなどネットによる犯罪はどんどん巧妙な手口になりながら増えています。そんな嘘の情報に惑わされないためにもら年々進化を続ける犯罪者に対して人工知能(AI)をセキュリティに利用する試みが行われています。

コンピューターの危険を察知するのは、人間の知能だけではとても難しいでしょう。そこで、今回は人工知能(AI)を使ったセキュリティの選び方についてお伝えしていきます。セキュリティに関する商品はたくさんありますが、中にはセールストーク的に人工知能(AI)のセキュリティと名乗る犯罪者がいるかもしれません。ネット犯罪に対する危機感を高めて見極めていただきたいです。

人工知能(AI)がセキュリティ対策の力になる

味方のイメージ

コンピューターを使う時にセキュリティを導入する状況といえば、「ネット犯罪」の被害を防ぐためです。不審な広告メールが届いた、アクセルしてないのに勝手にパソコン上でサイトに誘導する案内が表示された、使っていない代金を請求されたなどといった事例を耳にした事がありますよね。不審な広告メールは特に「実際に送られてきたー!!」っという人が多いでしょう。

こういったネット犯罪を私たちの知識で回避出来るものもありますが、それだけで全てもカバーすることは難しいですよね。そこで、人工知能(AI)を使ったセキュリティソフトを導入して少しでもネット犯罪に巻き込まれる可能性を減らそうというわけです。これまで、人の手で行っていたデータ処理を人工知能(AI)が行い、過去にネット犯罪の事例をもとに人工知能(AI)が正常か異常か判断することで、未知のウイルスに対応しセキュリティを強化することができるようになってきました。

人工知能(AI)によるセキュリティ

セキュリティのイメージ

ここからは、具体的に3つの人工知能(AI)によるセキュリティ対策についてお伝えしていきます。まずは、スパムメール対策です。例えばメールチェックをしていると怪しいメールが送られてきていることありますよね。興味本位でメールを開くと怪しげな添付ファイルが…気になってついつい開いてしまうと架空請求やPC乗っ取りという最悪な事態に発展してしまいます。こういったメールが送られてきた時点で排除するのがスパムメール対策です。

仕組みとしては、メールの文言に着目し、スパムメールでありがちな言葉を使われているかを判断します。この部分に人工知能(AI)によるセキュリティを活用することで精度を高めていこうというわけです。

2つ目に人工知能(AI)によるセキュリティでマルウェアの検知をする対策です!コンピューターに悪影響を及ぼすソフトウェアやウイルスをまとめて「マルウェア」と呼びます。最近は、これを使って個人情報を盗み出す犯罪が増えているためセキュリティ分野では特に重要なものといえます。知らないうちにPCに入り込んでいたなんてこともあるので、とても恐ろしいですよね。

これまでは、マルウェア独特の行動パターンなどから検知して発見・駆除してきました。しかし、マルウェアも日々進化していて駆除しては新たなマルウェアが登場するというまさにいたちごっこな状態が続いている現状です。この状況を打破するために人工知能(AI)によるセキュリティを活用しようとしているのです。マルウェアのプログラムや行動パターンを人工知能(AI)に学習させることで、これまでより早くマルウェアに対応することが可能になります。

そして、3つ目が人工知能(AI)によるセキュリティでログの監視と解析です。ログとはコンピューター上で行われた行動を記録したものです。これを、人工知能(AI)によるセキュリティに活用することも可能です。これまでのセキュリティ業者は人手を使ってログの監視や解析をしてきました。しかし、人工知能(AI)がこれを行うようになれば必要となる膨大な人手を減らし、また人より早くマルウェアを検知することができるようになるでしょう。

人工知能(AI)によるセキュリティの問題点

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人工知能(AI)そのものが発展途上である以上、人工知能(AI)を使ったセキュリティも完璧なものではありません。そのためまだまだ問題点が残っています。

例えば、人工知能(AI)は過去の膨大なデータから法則や傾向を分析することはできても、これまでのデータに当てはまらない事柄に対しては無力です。もし犯罪者側がこれまでになかった方法で攻撃してきたとしたら、すぐに対応することはできないでしょう。その場合は新しいパターンを学習させていくしかないということです。その場合、人工知能(AI)によるセキュリティと犯罪者側の新たないたちごっこになってしまう可能性がありますよね。

そうならないためにも、人工知能(AI)が人間の弱点をカバーし、人工知能(AI)が対応できない部分を人間が補うことで、人工知能(AI)によるセキュリティは私たちに大きな安心をもたらしてくれます。すると、人工知能(AI)と人間がこの先寄り添って進化をし続ければこの問題点が解決する日も来るでしょう。

 

さて今回は、人工知能(AI)を使ったセキュリティの選び方や問題点についてお伝えしました。

  • ネット犯罪を回避するために人工知能(AI)を使ったセキュリティソフトを導入してネット犯罪に巻き込まれる可能性を減らす。これまで、人の手で行っていたデータ処理を人工知能(AI)が過去のネット犯罪の事例をもとに正常か異常か判断するし、未知のウイルスに対応してセキュリティを強化することができるようになってきた。
  • 3つの人工知能(AI)によるセキュリティ対策
  1. メールが送られてきた時点で排除するスパムメール対策です。人工知能(AI)によるセキュリティを活用し、メールの文言に着目し、スパムメールでありがちな言葉を使われているかを判断します。
  2. マルウェアの検知をする対策です。マルウェアのプログラムや行動パターンを人工知能(AI)に学習させることで、これまでより早くマルウェアに対応することが可能になる。
  3. 人工知能(AI)によるセキュリティでログの監視と解析です。
  • AI(人工知能)によるセキュリティの問題点として、まだまだ新しいデーターやパターン対応する事は出来ないため、人工知能(AI)と犯罪者のいたちごっこになる可能性がある。この事からも、人工知能(AI)と人間が協力する事が解決への道しるべになる。

近年、ネット犯罪がとても巧妙な手口になり増加している中、セキュリティ商品もさまざまなものが登場しています。どのセキュリティ商品を導入するか迷った時は、今回お伝えしたことを踏まえて人工知能(AI)によるセキュリティと自分自身のセキュリティ知識を使いネット犯罪と戦っていきましょう。

参照元 AI(人工知能)セキュリティ採用前に知っておきたい4つのポイント

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