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気になる噂!超絶AI(人工知能)がビットコインを開発したのかも

AIかもしれない人物のイメージ

ビットコインといえば仮想通貨をよく知らない人でも1度は聞いたことがあるでしょう。実は今このビットコインが発達した超絶AI(人工知能)によって開発されたのではないかという噂があるんです。

この噂はYouTubeのUFOTodayチャンネルが伝えたもので、ビットコインのような仮想通貨とはAI(人工知能)が人間を支配するために作り出したものであるという内容です。まるで映画ターミネーターに出てくるスカイネットみたいですよね。

さらにこれについて調べていくと、この他にもビットコインがAI(人工知能)によって開発されたのでないかという噂は他にもありました。一体なぜこのような噂は広まっているのでしょうか。

今回はこのような噂がネットで出回っているのか解説し、本当にビットコインの開発者はAI(人工知能)なのかお伝えしていきます。まずは、そもそもビットコインとはなんであるのかと、AI(人工知能)と噂されているサトシナカモトについて解説していきます。

AI(人工知能)かもしれないビットコイン開発者サトシナカモトとは

仮想の人物のイメージ

ビットコインとは誰でも聞いたことのある仮想通貨のひとつであり、元祖といってよいものです。このビットコインが国家の発行する通貨とどのような違いがあるのかというと以下のような違いがあります。

  • 非中央集権型である
  • ブロックチェーンで記録して、マイニングして発行している
  • いつでもどこでも誰でも送金が可能

解説すると、

ビットコインとは非中央集権型の決済システム、つまり通貨の発行などに国家などが関与していない、管理者が不在の通貨です。
では、どのように通貨を発行などしているのかというと、ブロックチェーンとマイニングが絡んできます。

一般的な通貨の仕組みとしては、

例えば日本円なら中央銀行である日本銀行が発行して、そのお金の流れは銀行などが把握することができます。
こちらはみなさんもよくお分かりでしょう。

一方で、仮想通貨はこれとは全く違う仕組みです。

簡単にいうとブロックチェーンという技術で暗号化しながら、ネット上の端末へ取引を記録していきます。
このとき記録作業、別名マイニングはマイナーという不特定多数の人たちが行います。

この2つによってビットコインは成り立っており、既存の国家が発行する通貨に比べて、いつでもお金を送金できたりしたため非常に革新的なものとして有名になりました。そして、このブロックチェーンなどの革新的な技術を論文として発表したのがサトシナカモトと呼ばれる人物です。

初めてこのサトシナカモトが登場したのは、リーマンショック後の2008年。当時は世界的に混乱しており、その最中にネット上でサトシナカモトという人物の論文が発表され、しばらくの時間をおいて技術者たちから注目を浴びたそうです。

そして、その論文を元にして共鳴した技術者たちとつくったのがビットコイン。なお、論文には既にブロックチェーンや仮想通貨について語られており、かなり先を行っていたそうです。

こうして現在まで続くビットコイン、ならびに仮想通貨が脚光を浴びるようになったんです。ところがサトシナカモト自体は2011年に突如としてビットコインを開発している仲間から姿を消しました。これは仲間同士で仲違いしたのではなく、急に他の仕事をするといって消えたとか。

もともと、論文の発表からビットコインの開発まで、仲間とは顔を会わせず、メールで連絡を取っていたため顔もちろん、名前も本当なのか誰もよくわかっていませんでした。そして、現在まで消息はわかっておらず、これがある意味では伝説となったのです。

つまり、サトシナカモトという革新的なブロックチェーンなどの技術を提唱した、誰も顔を知らない天才がいたという伝説でしょう。現在この伝説についてはさまざまな人物がサトシナカモトではないかと推察されています。

例えば、

日本人のような名前とブロックチェーンを考えられるような頭脳を持つ人物として、ある日本人の数学者などではないのか。
または、
論文の文章を比較するとある外国の元教授ではないのか
などさまざま。

しかもこの中には嘘をついて私はサトシナカモトだと名乗り出た人物も含まれており、現在誰がそうなのかわかっていません。

そうした混沌とした中でいわれるようになったのが、

ビットコインの開発者サトシナカモトはAI(人工知能)であるという説です。

次ではビットコインは本当にAI(人工知能)によって開発されたのかについて整理しながらお伝えしましょう。

ビットコインは本当にAI(人工知能)によって開発されたのか

ビットコインのイメージ

それではビットコインはAI(人工知能)によって開発されたのか、そしてこの噂から何を考えればいいのかお伝えします。

まずは、AI(人工知能)ではないかと噂されているビットコインの開発者サトシナカモトについて。

  1. 2008年にサトシナカモトと名乗り論文を発表
  2. 論文では革新的なブロックチェーンなどについて記載
  3. 技術者たちとビットコインを開発した
  4. 2011年に突如として姿を消す
  5. 誰も顔を知らないためある意味伝説となる

以上の5点がAI(人工知能)ではないかと噂されているビットコインの開発者サトシナカモトについて整理したものです。まとめるとまず、事実として天才的な人物がいたことは間違いないでしょう。特にブロックチェーンは革新的であり、今後も別分野で応用されることが期待されています。

次に、2011年以降は彼自身が表に出ていないことも確かでしょう。ただし、例えばSBIの社長が株主総会でサトシナカモトと会話をしたという話など上がっていますが、公には姿をみせてはいません。

最後に、誰も顔を知らず姿を消したことで伝説となり、それが論争となっていることも間違いありません。そして、おそらくこれがAI(人工知能)がビットコインを作ったという噂の原因であるのではないでしょうか。

つまり、

表に出ておらず誰も顔を知らないことが陰謀論を生み、あの人ならサトシナカモトになり得るだろうと思われる人物を当てはめていき、それでも納得できないために最終的に人間ではないと結論付けた。
そして、人間以外の有力候補として、
近年一部分では人間を越えているAI(人工知能)を当てはめて、ビットコインの開発者サトシナカモトとはAI(人工知能)である
噂が立ったということです。

なぜ、このように考えられるのかといえば、そもそも10年前に技術的に可能なのか疑問だからでしょう。仮にAIがビットコインを作ったとしても時系列を考えればそれは2008年か、それよりも少し前の話になります。

その時代に今のようなAI(人工知能)を作成できる技術があったのか、またAI(人工知能)がこの革新的なブロックチェーンを考えられるのか疑問です。
もし、そんな技術が完成していれば世の中はもっと変わっているのではないでしょうか。

ですから、ビットコインはAI(人工知能)ではなくある人物が開発したものだと考えるべきです。

 

ビットコインと未来のイメージ

これまで、ビットコイン開発者サトシナカモトはAI(人工知能)という噂を検証しました。最後にこれらの噂に対して、どう考えていくべきなのかお伝えしましょう。

確実なことは、この主の話はサトシナカモトが姿を表したとしても、しなくても今後も続いていくことでしょう。なぜなら、陰謀論というものは尽きることがないからです。

ですから、私たちがこのような噂に振り回されることは時間の無駄といってよいでしょう。

大切な事は、仮想通貨を上手く活用し、ブロックチェーンを他分野へ応用することを考えていくことです。過去の、消えた人物の事ではなく、現在の課題を把握して今ある技術をどのように伸ばしていくのか、そう考えていくべきです。

そうすれば、仮想通貨やブロックチェーン技術によって、きっと今よりも明るい未来を手にすることができるでしょう。

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