教育

編集部が選ぶ!人工知能の会話プログラムの作り方の関連書籍3選

人工知能(AI)が会話するアプリケーションが最近増えていますよね。その作り方に関して人工知能(AI)に関する基本的知識がありプログラミングのスキルの有る人であれば人工知能(AI)を使った会話プログラムの作り方はすぐに理解できます。しかし、人工知能(AI)に関する知識とプログラムのスキル両方を持った人はそれほど多くないことでしょう。

しかし、人工知能(AI)が会話するアプリケーションの作り方に関しての書籍も多く出版されております。大別すると「チャットボットの作り方」、「言葉の処理の仕方の解説」、「ディープラーニングに関する書籍」です。ディープラーニングとなにやら難しい言葉が出てきましたが、人工知能に関する最先端の技術と理解して下さい。

この記事では、ここに挙げたそれぞれの分野で編集部でのお勧めの書籍を3冊紹介致します。

チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来

人工知能(AI)の会話プログラムの作り方の関連書籍ではチャットボットについてまず紹介します。

チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来
「Facebookメッセンジャー」や「LINE」などメッセージングサービスのプラットフォーム化戦略と ディープラーニングなど機械学習による人工知能(AI)の進化により 今後爆発的に普及すると言われる「チャットボット(Chatbot)」。 チャットボットで実現が予想されることは幅広く、サポート業務の自動化や 航空機チケッ…

Amazonでチャットボットを検索すると最初に出てくる人気の書籍。カスタマーレビューの結果は星4.6と高評価を得ている良書です。

内容的にはチャットボットとは何かから始まり、ビジネスの可能性、チャットボットを牽引するものたちに関して、日本勢の取り組み、そしてインターネットの未来はどうなるかとまとめられておりチャットボットに関してこれから勉強してどのように仕事に取り入れて行くべきか考える人にお勧めできます。

特に、お勧めできるポイントは

ビジネスの可能性に関して記述している点でIT関連の書籍の場合、最先端技術の紹介で終わっている場合が多いのですが、この本はビジネスの可能性に関して考察し牽引しているFacebookやgoogleの例や日本勢の取り組みとしてLINEを取り上げているのはなかなか評価できます。

人工知能(AI)が会話するアプリケーション自体の作り方だけではなく、チャットボットに関して幅広く知識を得られるのもこの本ならではです。又、カスタマー評価でもチャットボットのサービスに関しての紹介が多数あり参考になったとの意見が多いこともおすすめできる点として上げておきます。

自然言語処理の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)

次に紹介する書籍は、人工知能(AI)の会話プログラムの作り方を調べるには、人工知能(AI)に言葉を理解させる技術に関して知識も必要になります。

自然言語処理の基本と技術
Webやクラウド上の膨大な文字情報の中から、「意味のある」情報だけを取り出して活用したい、文脈を読んで最適な文章を自動的に作成して欲しい…… そんな夢のような技術がすでに一歩ずつ現実のものとなろうとしています。 ハードウェア&ソフトウェアの高度化、高速化に伴い「自然言語処理」と呼ばれる「人間の言葉をコンピュータに理解さ…

自然言語処理という技術自体は人工知能(AI)の会話プログラムの作り方の技術そのものではありませんが、人工知能(AI)に言葉を理解させる仕組みを解っていないと人工知能(AI)の会話プログラムの作り方を考えること自体は難しいでしょう。

今一番売れているのは次に紹介する「ゼロから作るDeep Learning ② ―自然言語処理編」になりますが、自然言語処理の解説書として考えるとこの本が今一番売れている自然言語処理の解説書です。

人工知能(AI)の関連書籍で良くある傾向ですが数式で内容を解説するために数学的な知識が必ず必要とされます。しかし、この本に関しては数式が出てこないので数学的な知識が無くて自然言語処理に関して勉強したいと思っている人にお勧めできます。

内容的には自然言語処理の概要から始まり、基礎知識、機械翻訳、情報検索、Webと自然言語処理と各論に展開され、網羅的に自然言語処理に関して説明がされております。

カスタマーレビューでは「この分野に関して始めて学ぶのに良い本」という評価が多く始めて自然言語処理を調べる時に読むと良いでしょう。

ゼロから作るDeep Learning ② ―自然言語処理編

最期に紹介するのは、人工知能(AI)の会話プログラムの作り方そのものでは無いけれども、文書を自動的に作成するプログラムを自分で作成することを解説しているので紹介します。

ゼロから作るDeep Learning ❷ ―自然言語処理編
コンピュータの専門書としては異例の大ヒットを記録した『ゼロから作るDeep Learning』の続編。 第2弾の本書では、自然言語処理や時系列データ処理に焦点を当て、ディープラーニングを使ってさまざまな問題に挑みます。 word2vecやRNN(リカレントニューラルネットワーク)、LSTMやGRU、seq2seqやAt…

この本で人工知能(AI)の会話プログラムの作り方を解説しているのではなく、あくまで文書を作成することなので少し観点が違っているかも知れませんが、人工知能(AI)に会話をさせるプログラムの参考になることでしょう。

この本は、昨年度大ヒットした『ゼロから作るDeep Learning』の続編になり、今度は自然言語処理や時系列データ処理に焦点を当てています。

サンプルコードが多く掲載されており、自分でプログラミングできるようになることを目的に記述されているのでディープラーニングを使って自然言語処理をやってみようと考えている人にお勧めです。

販売開始されてからまだ日が浅いことも有りカスタマーレビューは少ないですが全て高評価です。

 

この記事では、人工知能(AI)の会話プログラムの作り方の関連のお勧め書籍として

  1. 「チャットボット AIとロボットの進化が変革する未来」
  2. 「自然言語処理の基本と技術 (仕組みが見えるゼロからわかる)」
  3. 「ゼロから作るDeep Learning ② ―自然言語処理編」

の3冊を紹介しました。

人工知能(AI)の会話プログラムの作り方そのものを解説した書籍は紹介しませんでしたが、チャットボット、自然言語処理、自然言語処理のプログラミングと知識を広めて行くことで人工知能(AI)の会話プログラムの作り方を理解できることでしょう。この記事で紹介した書籍から、人工知能(AI)の会話プログラムの作り方を学んで下さい。

そして、人工知能(AI)による会話プログラムの作り方を学んだなら自分で作ってみることでその難しさや楽しさが理解されるので是非自分で作ってみることにチャレンジして下さい。