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占いもできて面白い!人工知能と会話できるオススメサイト4つ

占いもできて面白い!人工知能と会話できるオススメサイト4つ

人工知能(AI)と会話できるサイトがある!と聞くと、驚かれる方もいらっしゃいますよね。しかし、人工知能(AI)は今やそれほど身近な存在になっています。

人工知能(AI)という言葉がすっかり世間に定着した現在でも、「人工知能(AI)は人間の仕事を奪う」といった見方があります。ですが、スマートスピーカーやIoT、自動運転などの普及とともに、人工知能(AI)は今後、私たちの生活の様々な場面に浸透してきます。

このような時代には、人工知能(AI)をライバルや脅威として捉えるのではなく、便利なツールとして、時には親しみの持てる友人として接することが大切になってきます。人工知能(AI)と楽しく会話したり、地域の情報を教えてくれたり、調べたい情報をすぐに引き出してくれたり、占いなどをしてくれるサイトがあると、人工知能(AI)ってなんだか便利で、面白い!と感じるのではないでしょうか。

そこで、本記事では人工知能(AI)との会話を手軽に楽しめるサイトや、ツールとして活用できるチャットボットをいくつかお伝えします。

個性ある人工知能(AI)たちとの会話を楽しめる「クレバーボット」

Cleverbot

英国の人工知能(AI)科学者、ロロ・カーペンター氏が開発したオンライン上のチャットボットが「クレバーボット」です。これは、人間と会話するための人工知能(AI)を搭載したWebアプリケーションで、会話をウェブサイト上で楽しむことができます。

人工知能(AI)チャットボットの「Cleverbot」をはじめとする様々なボットと会話することが可能で、それぞれのボットは固有の個性を有しています。たとえば「PolitBot」というボットは、サイト上の紹介文では”Controversial(論争好き)”とあります。

たしかに、 彼(彼女?)と話してみると、確かに意見がよく衝突するような・・・。天邪鬼というか、「ああ言えばこう言う」タイプのキャラクターですね。他にも、女性アバター姿の「EvieBot」や、Evieの友人である「BoiBot」、チンパンジーの「ChimBot」など、個性あるボットたちが揃っています。

個人的には、「クレバーボット」の自然言語認識精度は、これまで試してきた会話型ボットの中でもかなり上位だと感じました。言語は英語のみですが、英会話の練習も兼ねて試してみてはいかがでしょうか。

また、「クレバーボット」の人工知能(AI)との会話はウェブサイト上で行えるので、専用アプリのインストールが不要です。このため、アクセスがし易いので手軽に使うことができます。

岡山県和木町の町おこしを目的としたチャットボット「わけまろくん」

わけまろくん

岡山県和気町(わけちょう)は、町おこしを目的とした人工知能(AI)チャットボット「わけまろくん」を運営しています。和木町に関する情報を会話を通して知ることが可能で、岡山県和木町の公式サイトからアクセスできます。

「わけまろくん」は和木町のご当地キャラクターですが、チャットボットを通して話しかけると、和木町について様々なことを教えてくれます。「わけまろくん」にはIBMが開発した人工知能(AI)、Watsonを使用した自動応答プログラムが使用されており、ボットとの会話を通じて和木町に関する情報を教えてくれます。

たとえば、「おいしい食べ物を教えて」と聞けば、和木町にあるグルメスポットを教えてくれます。その他にも、和木町にある自然絶景、人気スポットなどの様々な情報を提供してくれます。また、「わけまろくん」は英語にも対応しているので、簡単なフレーズを入力すると内容を把握して、ユーザーの知りたいことを教えてくれます。

人工知能(AI)を活用することで、これまでは知名度の低かった市町村の町おこしにも役立てることができます。また、昨今人工知能(AI)ブームによって話題性もありますし、チャットボットとの会話をWebサイト上で手軽に行えるのもメリットです。

ビジネス用途に特化したチャットボット「ゆうい」

ゆうい

人工知能(AI)、ロボット開発を手掛ける株式会社イクシーズラボは、2007年からチャットボットを活用した事業を展開しており、チャットボット事業では国内最古の歴史ある企業です。同社はこれまでにも複数の企業にチャットボットサービスを導入した実績があり、社内でのヘルプデスクや、ユーザーの問い合わせなどの目的などにおいて活用されています。

イクシーズラボは学習済みの辞書を搭載した人工知能(AI)会話システム「CAIWA」の提供を行っており、チャットボットのビジネス活用を促進しています。チャットボットとの会話は基本的にウェブサイト上、もしくは社内ネットワークを通して行うことができるので、手軽に使用できる点もメリットです。

また、イクシーズラボは同社の人工知能(AI)キャラクターである「ゆうい」を運営しており、同社の公式サイトからアクセスできます。「ゆうい」は名前を尋ねると自己紹介をしてくれたり、「CAIWA」が採用している人工知能(AI)エンジンの特徴や、イクシーズラボが展開している事業の内容などを教えてくれます。

これによって、企業の情報などを探すときの手間を格段に省くことができます。これまでは公式サイトの隅々までを調べて求める情報を探していましたが、ここに人工知能(AI)を使用することで、会話形式でWebサイト内にある情報をすばやく引き出すことができます。たとえば、「CAIWAって何?」と聞くだけで、そのサービスに関する情報を「ゆうい」が答えてくれるので、求める情報にリーチするまでの時間が大幅に短縮されます。

情報を探す時、これまではグーグル検索で時間をかけて必要な情報を調べていましたが、どうしても時間のかかる作業でした。しかし、人工知能(AI)と会話できるチャットボットにWebサイト上で簡単にアクセスできれば、情報を探す手間が格段にスピードアップできます。

恋愛と結婚を叶える無料占いサイト「カナウ」

カナウ

最後に、恋愛と結婚を叶える無料占いサイト「カナウ」のチャットボットをご紹介します。

これは人工知能(AI)の「カナウ」とチャット形式で会話することが可能で、Webサイトから手軽にアクセスできます。恋や結婚に関してお悩みの方であれば、カナウとのやり取りの中で答えが見つかるか、もしくはカナウが優しく慰めてくれるかもしれません。

カナウとの会話は、基本的には彼女が提示する選択肢を選んでいくことでやり取りが進みます。(チャット機能もありますが、あまり機能しません)カナウの目的はユーザーが抱える悩みを解決することなので、会話を通してユーザーの感情や問題を把握して、様々な占いやオススメのコラムなどを紹介してくれます。

途中でカナウの働きぶりを評価することができますが、その時に「おやつ」を沢山あげると、カナウが泣いて喜んでいるスタンプがタイムラインに流れてきます。スタンプの使い方が、まるで人間がやっているかのように自然なので、より個性を感じることができます。

 

人工知能(AI)との会話というと、Amazonの「アレクサ」やAppleの「Siri」のような、どちらかというと無個性で、無機質な印象があります。(Siriは冗談を言うこともできますが)

ですが、本記事でお伝えしたような人工知能(AI)は個性や感情を見せたり、時にはユーザーに対して反抗的な態度すら取ることもあります。感情的になったり、時には傷ついたり、ケンカしたり・・・。こういった人間味のあるやり取りを人工知能(AI)との間で交わせられるようになると、単なる道具だった人工知能(AI)が、友人、仲間として感じられるのではないでしょうか。

人工知能(AI)というと、とかくデータ分析の正確さや判断精度の高さなど、おもに論理的な面が話題になりがちです。ですが、たとえば気さくな会話相手として、もしくは人間相手には中々言えないような悩みを聞いてくれるパートナーとしてなど、これからは人工知能(AI)に対して共感を抱けるような「個性」も重要になってきそうですよね。

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