インタビュー

AI(人工知能)のメディアを運用する会社に行ったら色々ヤバかった

AIや人工知能という言葉はここ数年でだいぶ聞き慣れてきましたが、それっていったいどこで作ってるの、どうやって作ってるのって言われると、「あれ…そういえば??」なんて思っちゃいますよね。そこで今日はAIや人工知能のアレコレをお届けしているメディア「AIZINE」の運営元である「お多福ラボ」にお邪魔させて頂き、実際に今作っている人工知能を体験させて貰いました。

AIや人工知能の開発秘話や、これから訪れるであろう人間と機械が共存する未来の話、そして「なにしてくれちゃってんの⁈」的な経営陣のヤバすぎる行動まで、(多分)良い意味で様子のおかしい、この会社の実態を余すところなくお伝えします。

お多福ラボはこんな会社

改めましてこんにちは、AIZINE編集長の松島です。今日は今皆さんがご覧になっているAIZINEの運営母体であるお多福ラボに来ています。


お多福ラボは人工知能の提供や開発、最新技術を利用したサービスの構築、そしてAIのあれこれをお届けしているWEBメディアAIZINEを運用しています。

社内はざっとこんな感じです

社内は結構明るい感じ

なんか色々オシャレです。

AIZINE編集部のそねあすも居ます。

あれですよ、AI(人工知能)を作ってるっていうと、なんか研究室みたいな真っ白な部屋だったり、パソコンが何十台も並んだ電子工場のようなイメージを持つ事が多いかもしれませんが、今はネットワークさえ繋がっていれば、ある程度制作環境は自由に作れるんです。

やっぱり私たちも人間ですから薄暗い部屋で仕事するよりも、開放的で快適な環境で働いた方が色々捗りますよね。

、、、とはいえやっぱり必要な時には、別にシステムを作ったり環境(開発ラボ)を用意していたりするそうです。

さて、ここでは、AI(人工知能)を使って色んな企業さんとアレコレしていたり、あんな事やこんな事❤もしている訳、、、、なのですが守秘義務とかあって(当たり前ですが)公には出来ない事だらけ、なので記事にはできません。

なんて言ってしまうと、なんの為に書いてんだオラ!!、、、となってしまうので、今回はお多福ラボで今まで作ったAI(人工知能)の中で、公開しても大丈夫なやつや、これ面白くないですか?というものをピックアップして頂き、実際に私が体験させて貰いました。

イケメンエンジニアが担当するIoTはやっぱりイケメンだった

さて、こちらのイケメンはシリル。お多福ラボの広報でモデルやってたり、たまにTVに出てたりもします。

でもね、シリルはイケメンなだけじゃなくて、ガチで凄いエンジニアなんですよ。天は二物を与えすぎじゃないっすか?マジ嫉妬するわw そして隣に並びたくないです…

《シリルはこんな人》
フランスで生まれ育ち、Institut National des Télécommunications(Evry,フランス)にて理学修士号取得。複数の会社においてソフトウェア開発に携わってきて、様々なIT技術を用い、様々な分野で商品開発のプロジェクトを完成した経験を積む。12年以上の日本在住経験及び社会人経験を通して、三ヶ国語も流暢に話し、国際的な環境で日本と海外の架け橋となれるべくお多福ラボのCIOに就任。

そんなシリルに紹介してもらうのは、ECGoという、心電図測定用のIoTデバイスです。

うん、なんですかそれ・・・ 人工知能やAIを取り扱うWEBメディアの編集長をしていながら、全然詳しくない怠惰な私にもわかるように、説明してくださいm(__)m

シリル

これは、この小さなデバイスとスマホのアプリを連携させて、心電図を取る事ができる機械です。

例えばスポーツジムのランニングマシーンや、スマートウォッチなんかで脈拍は測れても、心電図までは取る事ができないでしょ?

つまりこれは、病院とかにあるでっかい心電図を測る機械がなくても、簡単に心電図が取れるんです。

シリル

そして、アプリ経由でネットワークにつながっているから、何かあった時にはお医者さんにそれが伝わったり、結構色んな事ができますよ。

松島

おぉ(。。!! それは面白そうですね。 これって今試す事できますか?

シリル

OKじゃあ、ちょっと一緒に出かけましょう

この後、シリルに連れて行かれたのは、なんだか色々ヤバそうな施設。。。

金庫みたいな扉が何重にもなっていて、、、、一体なぜこんな場所に連れて行かれたのかというと。。。

イケメンエンジニアが担当するIoTデバイス、ECGoを体験した記事はこちら

このIoTを試してみてわかったのは、人工知能ってマジで医療の世界を変えていく可能性だらけだという事。私たちの健康は、今までは病院に行ってお医者さんに診察してもらって、が基本でしたよね。でもこれって、平日の昼間に働いている社会人にとっては結構ハードル高いですし、お医者さんの居ない、離島や山奥に住んでいる人たちにとっては、実質出来ない、、、なんて事もあるわけで。

それを解決する糸口になるのが、多分こんなIoTデバイスなんだと思います。AI(人工知能)は世の中でこんな風に使われるようになるんだなぁと、ちょっと未来の医療の世界を垣間見れて得した気分になりました。

あと、シリルがイケメンすぎるので、人工知能つながりでウチのメディアの広報担当になってくれたら、、、なんて思ったので、今度オファーしてみます。

美少女に憧れて、、、私AIになります(男だけど)

こちら、やらさんです。このようにいろんな意味でインパクトのある人、やらさんです。

そんなやらさんが開発担当しているのは、美少女になれるアプリ。。。。って、「なんで美少女なんですか!!!」

美少女になりたかったんで。。。

松島

はい?

やらさん

だから、美少女になりたくて作ったんですよ、僕が美少女になれるアプリを

松島

なんて純粋な。。。

松島

じゃなくて。あの、、、あんまり「美少女」を連呼されると、色々記事にしづらくなるので、少し控えてもらって良いですか(^^;

やらさん

美少女っていいですよね

松島

このひとヤベェ。。。

松島

あの、、、これ、アプリですよね。

色々聞きたい事はやまほどあるんですが、いったいなんの為に、、、っていうか誰が使うんですか、こんなもの。。。

やらさん

僕が使います。なぜならば僕が美少女になれるアプリだからです

松島

(ダメだこの人話が通じない…)

わかりました。とりあえず後で詳しく話を聞かせて貰います。あと、使ってみなきゃわからないので、とりあえず私も美少女にしてください。

長くなるので、美少女アプリについては以下の記事をご覧ください

まぁ、面白かったです。不覚にもちょっと欲しいと思っちゃいましたし、話のネタや呑み会とかで女の子と仲良くなるのに使えそうです。

あと、やらさんの着てたTシャツが地味にヤバかったです。そんなメッセージいらんっちゅうの。。。。

 

マジでストレスMAXなんすけど…じゃあ測ってみましょうか

あぁ、、、まだ、取材半分も終わってないのに、なんかめっちゃ疲れました。。。この会社の人達キャラが濃いんですもの。 ちょっと休憩していいですか?

ダメです!

和泉

松島さん、今「疲れた」って言いましたよね?

松島

ええ、、、まぁ。

和泉

という事はストレス溜まってますよね?

松島

あぁ、、、多分。

和泉

じゃあ、これで測ってみましょう!

松島

なんですか、これ(・・

和泉

ストレスチェックって知ってます?

松島

はい、最近できた「会社の従業員のストレスを計測して報告しなさい」的なあれですよね。ストレス診断テストみたいのをするやつ。

和泉

そうです、案外賢いですね。

松島

はあ、、、

(なんだか素直に喜べない…)

※ 厚生労働省が言うにはこんな感じ ストレスチェクについて
和泉

国が義務付けしているストレスチェックって、結構手間ですし、まとめるのが面倒だったり、費用対効果が悪い。。。。というか、利益が出るものではないですから、会社にとっては、「時間」と「労力」ばかり取られる負担以外の何者でもないんです。

和泉

なので、それが簡単に出来るシステムを作ってみました。

松島

おぉ!!それは凄いですね。自分のストレスの値なんて測った事なくて興味あるのでぜひ試されてください。

和泉

わかりました、じゃあもう少しストレスかけてから試します?

松島

いえ、もう結構ですのではやく測らせてください

ストレスチェックができるクレピアを体験した記事はこちら

思ったんですど、こういう会社としてやらなきゃいいけないけどお金にならない事って、実は結構ありますよね。そういった所に焦点あてて、人工知能がもつ利点を上手に使って、負担を減らすのって、地味にありがたい事だと感じました。そして、ただ楽にするだけじゃなくて、集めたデータを元に新たなメリットを見出したりできるのは、機械学習や人工知能の最大の利点なのかもしれません。

人類にマイクロチップを入れてみよう♪ いや待てよ、まずは俺たちからだ‼

さて、お多福ラボのプロダクトをいくつか体験させて貰ったので、ここからは経営陣の皆様にお話を伺います。

森田さん(写真左)、浜道さん(写真中央)、和泉さん(写真右)、よろしくお願いします。

では、まずはじめに「どうして人工知能を扱う会社(お多福ラボ)を作ろうと思ったんですか?」

浜道

その前にちょっといいですか?

松島

はい、なんでしょう

浜道

みて欲しいものがあるんです

松島

はい、わかりました

浜道

これです

松島

なんですかこれ?

浜道

マイクロチップです

松島

ですよね

浜道

これね

松島

はい

浜道

体内に入れてみました

 

松島

はい。

 

 

松島:え?、、、、ええええええっ???

浜道

ほら、ここにあるでしょ

松島

え、、、何やってくれちゃってるんすか!

松島

これ、、、TVとかで見た事あるんですけど、アレですよね???

浜道

はい、アレです。

浜道

あとね

松島

はい

浜道

実はコレ、森田さんも入れてはりますわ

森田

ですね

松島

(何やってんだこの人達…)

松島

、、、って事はまさか和泉さんも?

和泉

僕は入れてません

松島

あんたは入れてないんかい!!(←心の声)

松島

いやいや、和泉さん、ここは経営陣3人ともマイクロチップ入れてるぞ!!じゃなくて良いんですか?

和泉

え?身体に悪そうだからいりません。

和泉

あと、一個余ってるので、松島さんにあげます。

浜道

そうですね、入れましょう

森田

今から入れに行きます?

松島

いえ、丁重にお断りします。

松島

っていうか、なんでマイクロチップを入れようと思った、、、というか入れたんですか?

浜道

お多福ラボは人工知能の会社ですから社長としてこれくらいやらないと

森田

そうですね、お多福ラボは人工知能の会社ですからね

松島

(最もらしい事言ってるけど、そこまでやるか?普通。)

松島

とりあえず、ネタとしては最強に面白いので、別枠で記事書かせてください。

お多福ラボの経営陣がマイクロチップを入れてみた記事はこちら

松島

それで、体内にマイクロチップを入れると何ができるようになるんですか?

浜道

例えばこんな事が出来るようになります

浜道さんと、森田さんが、マイクロチップを体内に入れた経緯や、マイクロチップを使って出来る事。あと気になるお値段諸々etc …

めっちゃ気になる事だらけなので、以下の記事で詳しくお伝えします

お多福ラボの経営陣がマイクロチップを入れちゃった記事はこちら

浜道社長、本を出すってよ

松島

あの、、、そろそろ話を元に戻してもよいですか

松島

なぜこの会社(お多福ラボ)を始めようと思ったのか、どうしてAI(人工知能)を取り扱おうと思ったのかについて教えてください。

浜道

そういえばね、松島さん

松島

はい

浜道

僕ね、今度本を出すことになったんですよ

松島

(また話がそれた…)

松島

はぁ…

浜道

ちゃんと聞いてもらって良いですか

松島

わかりました。。。

そしてなぜか別のテーブルにつれていかれました。

松島

本を出すって、いったいどんな経緯でそうなったんですか

浜道

いや僕のラッキーさを世の中に知らしめようかと思いまして

浜道

あと、実は前々から本を出したい出したいってあちこちに言ってたんですよ

浜道

そうしたら森田さん(お多福ラボの取締役)が出版社の人を紹介してくれまして

松島

めちゃ内部の人間の紹介じゃないですか。。。

浜道

実力です

松島

いや、それ違うと思いますけど。。。。

浜道

いや~、言ってみるもんですね。

松島

わかりました、、、、。で、どんな内容なんでしょう?

浜道

会社を経営してる人達の多くは、なかなか攻めた経営、というか冒険することって出来ないじゃないですか。

当たり前ですが従業員の事とか色々あるので、確実に物事を進めていく事や、確実に結果の出る事だけに固執してしまう。今風に言うと「置きに行ってる」的な感じだったり、枠にハマってしまって安全策をとってしまったりと。

浜道

それは決して悪いことではないですが、ビジネスにはやっぱり「ぶっとんだ部分が必要」で、誰かがそれをやらないといけない。

だから僕はその「ぶっとんだ部分」を担当したいと考えてるんですね。

浜道

でもやっぱりそれだけじゃダメだから、どうやって周りを固めてくれる人達を集めたり、どうやってその人達とそれをうまく形にしていくかを、世の中の頑張っている人達に伝えたいと思ってるんです。

松島

おぉ!!なるほど。会社や組織をうまく作ったり回したり、といった経営論、組織論的な内容なんですね。

浜道

そうですね、ビジネスはやっていく中で、必ず良い事も悪い事もあるし、色々な事が起こるのがあたりまえなので、そのすべての事象にたいして、プラスの解釈をしてそこから自分が成長するためのコツや方法を纏めた感じです。

松島

なるほど、ある意味人生をうまく生き抜く為の指南書なわけですね。

浜道

はい、まだ形ができてないものだったり、ぼんやりしたものの中に大きな可能性があって、そこに全力で攻めこむ事によって、良いきっかけや結果が生まれると思うんです。

だからその為に僕がやってきたことをこの本で伝えたいと考えてます。

松島

え、良いじゃないですか! その本はいつ発売になるんですか?

浜道

本当は今年の夏

松島

あ、もうすぐですね

浜道

には出したかったな。。。。と。

松島

はい??

浜道

いや、、、実はまだ全部できてなくて、ちょっと遅れてます。

松島

え?大丈夫なんですか?出版社とかの約束とか諸々

浜道

はい、なので今年中には出したいな、、、と思ってます。

松島

ホントに本出すんですよね??

浜道

はい、それは本当です。出します。出ます。

浜道

まだ、出来てないだけです。

松島

はぁ、、、わかりました。内容は面白そうなので、出版したら僕も買って読ませて貰います。

松島

発売日とか諸々決まったらまた教えてください。

浜道

はい、もちろんです。

松島

ではそろそろ…

たまには真面目な話をしようじゃないか(AIと人類の未来について)


松島

改めて、AI(人工知能)が今後世の中に広まっていく中で、私たちの生活はいったいどんな風に変わっていくのか?についてお話を伺わせてください。

和泉

はい、例えばキリの良いところでオリンピックが終わった後くらいの話をすると、最近ではAIや人工知能っていう言葉が一般認知はされてきたものの、例えば当時のiphoneのように、私達の生活を劇的にかえる程の変化を生み出す何か(製品)が、開発されはじめてはいてもまだ実用化される所まではいってないんですね。

そんな状況が変わってくるのが、多分オリンピックが終わった頃なんじゃないかと。

和泉

なのでその頃になると、AI(人工知能)を搭載した製品が今よりもっとたくさん出てきますし、その中に本当に私達の生活を変える可能性のあるものがチラホラでてくるんじゃあないかな?なんて考えてます。

松島

なるほど、今はまだ、「AI」や「人工知能」という言葉だけが先走っているブームのような状態だから、もう少し時間が必要という事ですね。

森田

そうですね、実際に形になって世の中に定着するには、今のブームがひと段落して、私達のような制作サイドにも技術が浸透する時間が必要なんです。

森田

なぜかというとAI(人工知能)って、まだ極一部のエンジニアしか扱っていなくて、作る側の絶対的人口が足りていません。

なので、すべてのエンジニアが当たり前のようにAI(人工知能)を扱えるようになるまでには、、、ということです。

和泉

そうそう、そういう状況にならないと、製品やサービスの質が上がっていかないですものね。

森田

今はまだ荒削りの段階で、よくいう「アーリーアダプターとレイトマジョリティ」の前者の部分なので、本当に形になるのは3年後とか、もしかしたら7年くらい先かもしれないですよ

和泉

おっと、7年もかかっちゃいます??

森田

エンジニアサイド(作る側)の話で、もしかしたら。ですよ

森田

なので、ユーザーサイド(使う側)に関しては、グーグルホームとかの生活家電の中にAI(人工知能)が使われ始めているので、多分もっとはやいんだろうなと。

和泉

確かに消費者的には、もっと早い段階で「いろいろ欲しくなる」でしょうね。

森田

そうそう、種は蒔いてすぐに結果が出るわけじゃないので、だから僕たちは逆に今から手をつけておかないと、、、なんじゃないですかね。

松島

おぉ、なるほど。

アーリーアダプター:革新的な商品やサービスなどを比較的早い段階で採用・受容する人々の総称

レイトマジョリティー:革新的な商品やサービスを,世の中の普及状況を見てから採用・受容する人々の総称

松島

では、5年後とか10年後、もっと先の未来では、AI(人工知能)と私達人間っていったいどんな関わり方をしてるんでしょう

和泉

どこかの時点で、大きなブレイクスルーがくるはずなので、その後にきっと世界はガラッと変わりますよね

森田

そうそう、一般の人の日常でも、「そんなのAI(人工知能)にやらせとけばいいじゃん」的な会話や物事が当たり前になる的なね

和泉

そうなったらもう早いですよね。

松島

ちなみにそれっていつくらいになると思います?

森田

個人的には、グーグルホームやアマゾンエコーの普及が鍵なんじゃないかなと

森田

あれは僕達の日常に解け込むAI家電だし、グーグルやアマゾン、いわゆるITジャイアントなんて呼ばれたりもする巨大な企業が、そこからめちゃくちゃ沢山の音声データを集めてる訳じゃじゃないですか。そのデータを源に次にどんな一手を打ってくるか

和泉

確かに。。。それヤバいですね。

森田

きっとその時には、色んな事がAI(人工知能)でできるようになっているので、私達人間のやることって、だいぶ少なくなってるんじゃないですかね。

松島

やっぱりよく言われる、AI(人工知能)に仕事を奪われる的なやつですかね?

和泉

ネガティブに捉えればそうかもしれませんが、それが原因で私達人間がどうにかなってしまう。なんて事は多分無いと思います。

松島

本当ですか?たとえば、よく言われる、人工知能が人間を支配する世界とかになっちゃったりしないです?

浜道

軍事系の部分では少し怖いですよね。明らかに人間を超えたAIを搭載した兵器ってこれからも沢山でてくるでしょうし、もしそれが暴走して、止められなかったらって考えると、嫌ですね。

松島

そうなんですよ、僕も含めて今世の中の人達が思っているAI(人工知能)に対してのイメージって「面白そう半分」「怖さ半分」だと思うんです。

松島

そこって、実際AI(人工知能)を作る側の業界の人達は、いったいどんな風に考えているんだろう?と思いまして

和泉

なるほど、私達エンジニアサイドの意見としては、例えばAI(人工知能)が感情を持って、、、だったり、人間を駆逐して、というような思考になることはないと考えています。

和泉

なぜかというと、今現在のAIを作る基礎技術がそういうものではないからです。

松島

なるほど、ちょっと安心しました。

松島

ちなみに、少し前にAI(人工知能)同士が独自の言語を作って勝手に会話をし始めたから、あわててシャットダウンしたなんてニュースもありましたけど、あれは大丈夫なんですか?

和泉

あぁ、あれは「組み合わせ」だと思うんです、大量の言語データからこれとこれを組み合わせたら、こんなものが生まれた的なもので、そこに、悪意や意思、何か感情がある訳では、ないんじゃないですかね。

松島

という事は、あの話は技術者であれば「まぁ想定の範囲内」って事ですか

和泉

そうですね、確かに完全に中身の解らないブラックボックス的なものがあって、それが本当に文脈や意味をもって勝手にそうなったら話は別ですけど、多分あれそうじゃないと思いますよ。

松島

なるほど。という事は、一つの実験であったり事象をメディアが不安を煽った書き方をしたから。。。って話なんですかね。

和泉

そんな気がします

森田

ただ、僕達が(そのAIを)実装した訳じゃないんでわかりませんけどねw

松島

そろそろ時間もあれなので、最後にお多福ラボとしての今後の展開展望や、こんな事をしてやろう的な野望があったら教えてください。

浜道

そうですね、僕達は普通の人間がやったら出来ない事をAI(人工知能)を使う事で実現していきたいなと考えています。

例えば金融の分野で言えば、感情的な人間よりも、データや理論を源に動く機械の方が向いていると思いますし、教育の分野でもAI(人工知能)は大きく貢献できると考えています。

松島

なるほど

浜道

特に教育の分野に関しては、子供を育てるにもそうですし、人として幸せになる事、国や組織を強くする為に「教育」は必要不可欠ですので、良い意味でそこにAI(人工知能)を絡めていけるように色々な種を蒔いている、といった感じです。

松島

そうなんですね

浜道

はい、なので会社の理念としては「福を生み出し、福を蒔く」を中心に、世の中を幸せにしていく何かを作っていきたい。と考えています。

松島

だから会社名が「お多福ラボ」なんですね。

浜道

はい

松島

貴重なお話と、今日は長い時間お付き合い頂きありがとうございました。

さて、今回はAI(人工知能)のアレコレをお届けしているWEBメディア「AIZINE」を運営しているお多福ラボにお邪魔して色々伺ってきたわけですが、まぁみなさん元気です。AIや人工知能を作っている会社っていうと、結構お堅い印象を持つ人も多いかもしれませんが、みんな自由にのびのびと働いていて楽しそうな印象を受けました。

音楽や芸術、文化などなんでもそうですが、新しいものを創り出す為には環境や場の影響って凄く大きいと思うんです。さて、今から5年後、10年後、私達はいったいどんな生活をしているでしょうか。お多福ラボのメンバーが話していたような未来が来るとしたら、ちょっとわくわくしちゃいますよね。

今回お伝えした、お多福ラボの人工知能やプロダクト、マイクロチップを入れた個別の記事はこちらからご覧ください。

 

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