人工知能(AI)がだんだん身近になっていくにつれて、「今後どんな生き方していくのかな・・・」と考える人も出てきていますよね。人工知能(AI)によって仕事の種類が変わると言われて、「もしかしたら自分の仕事はクビになるのかも・・・」という恐ろしい気持ちになってしまう人もいるでしょう。
でも、あまり悲観しすぎるのもよくないです。人工知能(AI)が普及することによって、今後の生き方に影響するような良い変化もあるでしょう。例えば仕事の内容が変わることはもちろん、人工知能(AI)が子供たちの勉強の面倒を見てくれたりする・・・かもしれません。そしてこれらの変化が、おいおい今後の生き方を考える参考になる可能性もあるのです。
そんなわけで、今回は「人工知能(AI)によって起こる生き方の変化」についてお伝えしていきます。
私たちがより頭を使う仕事をやるようになる!
例えば「交通費の書類作るのが面倒」とか、細々した作業に時間を取られることはありますよね。私もこういう作業で時間が取られるの、本当にいやで仕方ないです。
でも、人工知能(AI)が普及することによって、このような単純作業を私たちの代わりにやってくれます。例えば伝票の登録、郵便物の仕分けなどは近い将来人工知能(AI)がやることになるでしょう。また、コールセンターでの応対やデータ入力の一部はすでに人工知能(AI)がやっている、という事例もあります。確かに、私たち人間がやるとどうしてもミスが出てしまいますが、人工知能(AI)がやってくれれば素早いですし、ミスも減りますよね。
そうなると、事務の方やコールセンターの職についている方は「えっ?私達の仕事なくなっちゃうの?」と心配になるかもしれません。「人工知能(AI)によって私の生き方はどうすればいいのかしら・・・」と感じたそこのあなた、大丈夫です。人工知能(AI)すぐ仕事が取って代わられる、なんてことはありません。その理由は以下の記事でもご紹介しています。
また、事務やコールセンターのような「人」と対応する仕事では、上司や会社の方がどうやったら仕事がやりやすいか、また電話の対応相手が何をいいたいかを察する必要がありますよね。このような、人の表情や言い回しから相手のニーズを汲み取る「気遣い」などが人工知能(AI)はまだまだ及ばない点があります。そのため、頭を使わない単純作業は「人工知能(AI)」、人と対応しつつ頭を使って考える仕事は「人間」という住み分けが進んで行くでしょう。まさに人工知能(AI)による、新しい生き方を考えるきっかけになりますよね。
学力の差が今よりもなくなる!
私はバリバリの文系人間で、中学校で数学の成績だけ飛び抜けて悪かったのです。授業も全然ついていけず、わからないことだらけで・・・って積み重ねるうちに勉強するのが嫌になったことがあります。今となってはまったくもって悔しい。
でも、今後は人工知能(AI)が勉強の面倒を見てくれて、今よりも学力の差が少なくなるかもしれません。例えばタブレットを利用した人工知能(AI)の教材アプリ「Qubena(キュビナ)」では、学習していくうちにその子供の苦手としている分野・難易度の問題をクリアするのに最適なレベルで出題していきます。つまり、学校の授業でわからなくて置き去りになってしまっている部分があったとしても、ここで復習することで理解できた!なんてこともあるかもしれません。
また、人工知能(AI)が子供の苦手や理解度を分析するベネッセの「Classi」や「スタディサプリ for teachers」などを導入している学校もあります。これはテスト結果に応じた動画・問題を子供たちに提供します。使い込んでいくうちに、だんだん勉強が楽しくなったり、成績が伸びていくこと間違いなしでしょう。他にも実際に人工知能(AI)が教育に導入されている例や、教育が変わる理由はこちらで紹介しています。
このように苦手な分野を克服していくうちに、人工知能(AI)によって多くの子供の間にある学力の差がなくなるかもしれません。そうなると、、多くの子供の生き方の選択の幅が広くなっていくでしょう。
以上、「人工知能(AI)が広まることによって起こりうる生き方の変化」についてお伝えいたしました。
- 人工知能(AI)で仕事の内容が変わることで、生き方を考えるきっかけになる
- 人工知能(AI)によって、子供の将来の生き方の選択肢が広がる
など、今後の生き方に対してポジティブな変化が訪れることがわかりましたよね。単純作業を人工知能(AI)がやってくれることによって生産性が上がって、私たち人間は残業知らずでプライベートが充実!なんて生き方の変化もあるかもしれません。まさに私も憧れてしまいます。
また、お子さんがいらっしゃる方や先生方でも、自分の子供や生徒の成績が良くない・・・進路決めるのに偏差値が引っかかる・・・なんてことも、人工知能(AI)のアプリやツールを利用して、子供や生徒の望む進路へ進むことが出来る様になるでしょう。まさに子供の生き方にも影響を与えています。ぜひ、人工知能(AI)を活用しつつ、望んだ生き方を生きることができるようになる未来が来るといいですよね。
参照元
松尾豊氏が語るー人工知能時代の「人間が生きる理由」とは?#03
「世を捨てよ、クマを狩ろう.」落合陽一が語った超AI時代の生き方
人工知能時代の人間の生き方は、古代ローマに学ぶべし
データ入力ばかりの事務職がAIに仕事を奪われないためにすべきこと
人工知能の普及で事務職はなくなる?人工知能の能力とその発達の全貌
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