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もしAIによる失業が始まったら、あなたの身に起こりうることとは?

もしAIによる失業が始まったら、あなたの身に起こりうることとは?

AI(人工知能)の発達は、すでに私たちに多くの恩恵を与えてくれています。ビジネスでは膨大な時間をかけてこなしていた仕事をわずかな時間で片づけ、プレイベートでは知りたいことや欲しいものを前もって探してくれたり、AI(人工知能)そのものがコミュニケーションを取ってくれたり……。

しかしその一方で、AI(人工知能)に対する脅威もすでに警告されています。その中でもとくに大きいのは、AI(人工知能)が人間の仕事を奪うというもの。もしそれが本当であれば、近いうちに多くの人間が失業してしまいますよね。

そこで今回は、本当にAI(人工知能)による失業は起こるのか、そのときにどのようなことが起こるのか、そしてAI(人工知能)による失業が現実のものになったときに備えて、何をしておくべきかについてお伝えしていきましょう。

5年後にはAI(人工知能)失業時代がやってくる

AIのせいで失業

AI(人工知能)の性能は上がっています。性能が上がるスピードもどんどん早くなってきており、現時点では想像もつかないような高性能なAI(人工知能)が、たった数年後には実用化されているかもしれません。

そうなると、「AI(人工知能)が人間の仕事をやってくれるかわりに、人間の仕事がなくなり、AI(人工知能)失業の時代がやってくる」というのも、そう遠い先の話ではないような気がしてしまいますよね。

野村総合研究所の試算によると、10~20年後にはすでに「日本の労働人口の約49%が就いている職業」で、AI(人工知能)が仕事を代替できるとのこと。つまり、労働人口の49%が、10~20年後にAI(人工知能)によって失業するというのです。

もちろん10~20年後に、突然49%のAI(人工知能)失業が発生するわけではありません。それよりも前から、段階的にAI(人工知能)失業は現実のものとなっていくのです。5年後にはもう、始まっているだろうという人もいます。

実際に大手金融機関や証券会社、保険会社などはAI(人工知能)の導入を積極的に進めており、10年間で1万人もの規模のリストラを計画しているという話もあるんですよ!

 AI(人工知能)ができる仕事は、人間に任せる必要がなくなる

AIと人間の仕事

日本の労働人口の約49%がついている職業とは、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

  • 工場労働者、倉庫作業員
  • 事務職、プログラマー
  • 営業職、証券マン
  • オペレーター、受付、レジ係
  • 新聞や郵便の配達、レンタルビデオ
  • タクシーやトラックの運転手、電車の運転士や車掌
  • 秘書、中間管理職

工場労働者や倉庫作業員というのはわかりやすいですよね。すでに作業用ロボットの普及が進んでおり、作業工程がすべて自動化されれば、工場や倉庫にたずさわる人たちは、軒並みリストラされてしまうことが考えられます。

おもにPCで作業を行なう事務職やプログラマーも、AI(人工知能)が代替しやすい職業です。事務作業を自動化するソフトはすぐに出てくる気がしますし、プログラミングもAI(人工知能)によって自動化できそうですよね。

ネットによる商品の売買が主流になっていくと、一人ずつ話をして商品を売り込む訪問型の営業よりも、全世界に情報を発信して商品を売りこんだほうが効率的です。また証券マンやファイナンシャルプランナーといった仕事も、すでにAI(人工知能)が活躍を始めています。

オペレーターや受付業務も、すでにAI(人工知能)が入り込んでいる職業です。最近ではAmazonが完全無人の店舗を試験導入しています。そこではレジ係も必要ありません。

新聞はペーパーレス化し、郵便もメールや宅配業に取って代わられつつあります。レンタルビデオも、すでにPCの動画配信サービスが普及していますよね。

自動運転車の研究も進んでいて、自動運転とナビゲーション技術が融合すれば、タクシーやトラック運転手はAI(人工知能)がその役割を担うことができます。電車の運転士も、同様です。

AI(人工知能)は業務管理の分野にも力を発揮しており、すでにAI(人工知能)のよるスケジュール管理ソフトも出ていますよね。人間の秘書はいらなくなりますし、イヤミなだけで役に立たない管理職も、もう必要ありません。

 AI(人工知能)失業時代、大半の人間は年収が減る

AI収入減少のイメージ

これだけの職業についている人がAI(人工知能)に職を奪われ、失業してしまったら、社会はどうなってしまうのでしょうか。

まず真っ先に思いつくのは、AI(人工知能)によって失業してしまった人たちが、別の職業につかなければならないという事実です。今のうちにAI(人工知能)にできない技術を身につけておこうとか、よくいわれていますよね。

しかし、そんな職業があふれるほどあるはずがありません。むしろAI(人工知能)が人間に取って代わる職業はさらに増えて、AI(人工知能)失業により職を失う人がさらに増えていくことが考えられます。

もうひとつの可能性は、残された職業をAI(人工知能)失業者と分かち合うこと。つまりワークシェアリングです。

もちろん仕事の量はこれまでと変わりません。ひとりひとりに対する負担が軽減される一方で、勤務時間が少なくなり、当然ながら収入も減ることになります。AI(人工知能)失業者以上に、もともと職についていた人の不満が爆発するかもしれません。

 AI(人工知能)失業時代に備えて、きちんと準備をしておこう

いろいろな選択肢のイメージ

AI(人工知能)失業者があふれる社会になったとき、失業保険が拡充されるとか、働かなくても生活が保障されるという意見もあります。しかし今の国の状況を見れば、そんな楽観的にはとてもなれませんよね。

ここはやはり他力本願ではなく、自分の力でAI(人工知能)失業時代を乗り切っていくことを考えた方が現実的です。

よくいわれているような、AI(人工知能)にできない技術を身につけることは、わかりやすい方法のひとつです。しかし、AI(人工知能)にできないこととは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。

  • AI(人工知能)が作れないようなものを想像する
  • AI(人工知能)のデータだけで判断できない裏側を分析する
  • 顧客の深層にあるニーズを理解し、訴えかける
  • 社員それぞれが最大限の力を発揮できるような人間関係を作る

いずれはAI(人工知能)も過去のデータからモノを作れるようになるかもしれません。しかし人間の共感を得られるモノとは、やはり人間の作ったモノですよね。作品の裏側に強い人間性があるからこそ、人は共感するのです。

同じようにAI(人工知能)がはじきだすデータは、あくまで客観的なものです。なぜそのようなデータになったのかを分析するのは、しばらくは人間の仕事であるはず。データの裏にあるのは、顧客の真のニーズであるかもしれません。

そして、そのニーズに働きかけることができるのは、やはり人間だけでしょう。同じ気持ちをもつ人間だからこそ、心を動かすことができるのです。

そして職場で必要なのもまた、心を動かすことができる人間です。自分の出世や保身しか考えないような管理職は一掃され、それぞれの人間のポテンシャルを最大限に発揮させることができる管理職だけが生き残るのです。

そしてもうひとつ、AI(人工知能)失業時代に備えて考えたいのは、「お金を使ってお金を生み出す」こと。いわゆる投資ですよね。

ある程度まとまったお金があれば、不動産でも投資信託でも構いません。投資をすることで、AI(人工知能)失業したとしても、お金を稼ぐことができますよね。今は仮想通貨やソーシャルレンディングなど、投資の幅も広がっています。

そのお金を確保するために必要なことは、節約です。今の自分の生活にムダなものはないか、細かいところまで見直してみましょう。生活レベルを少しだけ下げる、これまで契約していたところよりもおトクな会社に乗り換える……これだけでも、多くの支出を抑えることができます。

この先、年収が下がってしまったとしても、節約する術と習慣を身につけておけば、AI(人工知能)失業時代を乗り切ることができるはずです。

AIと失業のまとめ

さて、今回は本当にAI(人工知能)による失業は起こるのか、そのときにどのようなことが起こるのか、そしてAI(人工知能)による失業が現実のものになったときに備えて、何をしておくべきかについてお伝えしてきました。

  • AI(人工知能)による失業は、5年後にはもう始まっている可能性がある
  • AI(人工知能)が代替できる仕事を中心に、10年後には人口の49%が失業すると予想されている
  • AI(人工知能)失業によって起こることとして、ワークシェアリングによる年収の減少が考えられる
  • AI(人工知能)失業時代に備えて、AI(人工知能)にできない技術を身につけること、投資などでお金を生み出す準備をしておくこと、節約の術の習慣をつけておくことが大切ある

昔から「体が資本」という言葉がよく使われてきましたが、AI(人工知能)失業時代ではもう、体は資本ではなくなっているかもしれません。

AI(人工知能)にできないことを探すことも、失業しても生き残ることができる術を探すことも、必要なのは自分で考える力です。昔のような常識はもう通用しないと思って、自分に何ができるのかを見きわめることが重要です。

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