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人工知能×警察で犯人を捕まえろ!未解決事件だって解決できるかも

人工知能×警察で犯人を捕まえろ!未解決事件だって解決できるかも

ちまたでよく耳にする人工知能(AI)、毎日のようにたくさんのニュースで取り上げられていますよね。実際に人工知能(AI)はゲームセンターやショッピングセンターなど、私たちの生活に身近な場面でも多く使われています。そんな人工知能(AI)ですが、なんと、最近は警察でも取り入れられ始めているんです。

警察の大きな仕事と言えば、やっぱり犯人の逮捕ですよね。人工知能(AI)と警察、一見するとあまり接点がないようにも思えますが、警察はいったいどのように人工知能(AI)を活用しているのでしょうか。

そこでこの記事では、警察における人工知能(AI)を使った犯人逮捕、さらには犯罪を未然に防ぐ人工知能(AI)の活用についてお伝えします。

逮捕者数アップ&犯罪率減少!人工知能(AI)を活用したパトロール

警察のイメージ

アメリカのカリフォルニア州サンタクルーズでは、人工知能(AI)を活用したパトロールを実施しています。人工知能(AI)は、年間12万件にもおよぶ通報や犯罪の記録、さらには街灯の故障やバーの開店時間などの情報をもとに、いつ、どこで、どのような犯罪が起きるかを予測します。サンタクルーズの警察官はその予測に従って、パトロールを行うことができるため効率的ですよね。

このパトロールにおける人工知能(AI)の導入開始から、逮捕者数は1.5倍に増え、犯罪率も20%も減少しました!これは絶大な効果と言えますよね。実際に、人工知能(AI)が予測した場所は警察が今まであまり目をつけていなかった場所でしたが、パトロールすると「そこに犯罪者がいた!」なんて事案も少なくありません。

今までの警察のパトロールと言えば、長年の経験からくる「カン」を頼りにして行うものでした。そこに人工知能(AI)を活用することで、逮捕者数のアップだけでなく、犯罪率の低下にもつながっています。もちろん、「カン」が功を奏して犯人逮捕につながることもありますが、これからの警察には、「カン」と人工知能(AI)をうまく融合させ、さらなる逮捕者数増加と犯罪率低下を目指してもらいたいですよね!

犯罪を未然に防ぐ!人工知能(AI)が犯罪の可能性をスコア化

スコアのイメージ
イギリスでは、犯罪を未然に防ぐために人工知能(AI)を使った、犯罪予測システムを開発しています!このシステムは、ある人物が過去に何回、どのような犯罪を行ったか、犯罪歴がある者の交友関係など1400種にも及ぶ指標から、罪を犯す可能性がある人を人工知能(AI)により予測するものです。人工知能(AI)は指標をもとに、その人が罪を犯す可能性を「危険スコア」として可視化します。

人工知能(AI)によるこのシステムは、あくまでも犯罪が起こるのを未然に防ぐことが目的であり、「危険スコア」が高いからといって、逮捕したり取り締まったりすることはありません。その代わりに、「危険スコア」が高い人物には、カウンセリングを行うことが予定されています。確かに、罪を犯してないのに人工知能(AI)の予測だけで逮捕してしまうのは少々乱暴ですよね。

また、人工知能(AI)が用いるデータベース自体に偏見や偏りがある可能性も指摘されています。今後は、このシステムをどのように用いるか、どこまで人工知能(AI)を信用するか、データベースの偏りをなくせるかが課題と言えるでしょう。

この犯罪予測システムは2019年3月にプロトタイプが完成予定で、システム導入により犯罪を未然に防ぐことができるのか、要注目です。

人工知能(AI)が運営!中国の「AI警察署」

中国のイメージ
お隣の国、中国では人工知能(AI)を全面的に取り入れた「AI警察署」の建設計画が進行中!なんと、この警察署では警察官が配置されません!人工知能(AI)によるサービスの自動化は、利便性をアップさせる効果が期待されています。

この「AI警察署」では、主に免許証の登録などの住民サービスが提供される予定。署内にはドライブシミュレーターを配置し、それにより運転免許の試験や顔写真の撮影、免許証登録までが人工知能(AI)によって自動的に行われます。

人員配置が必要ないため、この「AI警察署」は、なんと24時間・365日オープンとなっています。例えば免許更新するときには、場合によっては仕事を休んでいかなければならないなんてこともありますよね。その必要がなくなることはとても便利だと思いませんか?「AI警察署」、日本でも導入を検討してもらいたい人工知能(AI)技術です!

自動運転技術を警察が導入すると?人工知能(AI)で走る無人パトカー

自動運転のイメージ
最近、様々な車種で自動運転技術が搭載されて初めていますよね。多くのメーカーが自動運転技術の開発・向上に取り組んでいます。では、これをパトカーに搭載させるとどうなるのでしょうか?

人工知能(AI)による無人運転システムをパトカーに搭載すると、警察官の数を増やさなくても交通法に基づいた取り締まりが可能になります。つまり、街中で見かけるパトカーの数が今よりも格段に増えるということです。パトカーが増えるのは好ましくないと思われるドライバーもいるでしょう。しかし、交通事故の防止などに役立つことを考えると、パトカーが増えることは好ましいことですよね。

また、警察官も人間なので、目視での取り締まりには限界があります。無人パトカーには、その問題点を人工知能(AI)により解消できる可能性を秘めています。人工知能(AI)を取り入れた自動運転技術の開発に期待しましょう!

日本ではどうなってる?日本における警察と人工知能(AI)

日本のイメージ
ここまで、アメリカやイギリス、中国など、他国の警察と人工知能(AI)について紹介してきました。では、日本では警察は人工知能(AI)をどのように活用するのか、ご紹介しましょう。

現在、日本の警察庁は、犯罪捜査や防犯に役立つ人工知能(AI)の開発に1億4000万円以上の予算をつけました。これは、日本でもっとも有名な人工知能(AI)プロジェクトの「東ロボくん」における予算が3000万円であったことを考えると、とても大きなプロジェクトと言えます。

では、警察庁は人工知能(AI)になにを期待しているのでしょうか?主な目的は、「①犯罪車両の正確な判別」、「②疑わしい金融取引の事件性の高さを判別」、「③大規模なイベントを狙ったテロリストの割り出し」の3つです。これらはまだ開発中の部分も多いですが、どのように実現されていくのか、今後の警察庁における人工知能(AI)開発に期待しましょう!

さて、今回の記事では警察における人工知能(AI)の活用についてお伝えしました。日本を含めた様々な国の警察で、

  1. パトロール
  2. 犯罪を起こす可能性が高い人の予想
  3. 警察署の運営
  4. 無人パトカー
  5. 犯罪車両の正確な判別

のために人工知能(AI)が用いられ始めており、中にはすでに大きな効果を出している人工知能(AI)を使ったシステムもあります。

今までの警察は、経験からくる「カン」に頼って行って捜査していた部分も多いでしょう。それゆえに、えん罪などのヒューマンエラーが少なくないのも事実です。それが少しでも減るよう、人工知能(AI)をうまく捜査に取り入れてもらいたいですよね。

また、犯罪捜査だけでなく、免許証の取得や更新など、他のサービスにおける人工知能(AI)の活用も開発が進んでいます。犯罪が少なく、より便利で生活しやすい社会になるように、今後の警察と人工知能(AI)に期待しましょう!

 

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