AI(人工知能)と健康管理

こんなところでも活用されている!治療院のAI(人工知能)活用事例ご紹介

こんなところでも活用されている!治療院のAI(人工知能)活用事例ご紹介

腰痛・肩こり、スポーツや交通事故によるケガの治療などで、病院以外に治療を受けに行くといえば治療院ですよね。一般的に治療院とは、整骨院や接骨院・鍼灸院などの総称で、柔道整復師、はり・きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格者が施術を行っています。

近年、そんな治療院で活用が進んでいるのがAI(人工知能)。AI(人工知能)は、オフィスの入退室で使われている顔認証システムや、スマートフォンの音声認識機能など、さまざまなところで実用化されています。そして治療院でもAI(人工知能)が実用化し、これを施術に活用すると治療の効果向上が期待できます。

もしも、自社の治療院にAI(人工知能)の活用を検討するのであれば、まずどのような治療院向けのAI(人工知能)があるのかを知っておきましょう。そこで今回は、治療院でAI(人工知能)を活用するべき理由と、実際に活用している事例などをお伝えします。

治療院にAIを導入した方が良い理由

AIのイメージ

治療院がAI(人工知能)を導入した方が良い理由は、業界の競争がますます厳しくなるからです。その大きな理由が次の2点です。

  • 全国にある治療院数が増えすぎて飽和状態になっている
  • 少子高齢化による人口減少で、これから患者数も減っていく

現在、コンビニエンスストアは全国に5万5924店あります。そして、治療院の数は、柔道整復の施術所が5万0077か所、あん摩・マッサージおよび指圧・鍼並びに灸を行う施術所が3万8170か所です。日常的に多くの人が買い物で利用するコンビニの数と比べると、治療院の多さがよくわかりますよね。

そして日本は少子高齢化のために年々人口が減少し、2021年4月時点で人口は1億2541万人ですが、2030年には1億1661万人まで減少する予測が出ています。これは将来、治療院の患者数の減少も暗示しています。この2点から今後、ますます治療院業界の競争が厳しくなるのは間違いありません。

しかし治療院に限らず、人口減少でどの業界でも市場規模が縮小し、同じように競争が厳しくなります。そこで、さまざまな業界で導入が進められているのが、AI(人工知能)です。

AI(人工知能)を使用すると、さまざまな業務を正確に実行してくれます。実際に活用されている例として単純な事務作業や、画像認識技術を使った製品の検品作業、顧客からの問い合わせに対する自動音声対応などに用いられています。

そして、治療院向けのAI(人工知能)システムも開発されて普及がはじまっています。では、治療院向けにどのようなAI(人工知能)が、活用されているのか、これから5つの事例を紹介します。

治療院でのAI(人工知能)活用事例その1

姿勢のイメージ
愛知県を中心に鍼灸接骨院事業や介護事業などを展開している株式会社ハートメディカルは、株式会社Sportip が提供しているAI(人工知能)で姿勢推定するアプリ「Sportip Pro(スポーティップ プロ)」を運用しています。

姿勢推定とは、撮影した人間の画像から姿勢の状態を分析して評価するAI(人工知能)システムのこと。Sportip Proではこの姿勢推定を用いて、人間を正面・左側面・右側面・背面の4方向から画像を撮影し、身体の不調の原因になる背骨や骨盤のゆがみ具合を画像や数値でわかりやすく評価できます。

そして、株式会社ハートメディカルがSportip Proを導入した理由は、患者の身体状態を均一に評価できるためです。以前は従業員の経験年数によって、患者の身体状態の評価に違いがありましたが、Sportip Proの導入で一定の評価が可能になります。

またSportip Proは、患者の身体の評価だけでなく指導内容も提案してくれるので、それが従業員の育成になり、やがては施術の技術や治療効果が向上するのを期待しています。今後、株式会社ハートメディカルではSportip Proを活用して、人々の健康習慣・意識作りが行えるパートナーの関係を築き、新たな価値を社会に提供していきたいとのこと。

治療院でのAI(人工知能)活用事例その2

タブレットのイメージ
静岡県で接骨院などを運営している株式会社ウィステリアは、株式会社 Sapeet(サピート)のAI(人工知能)姿勢推定システム「シセイカルテ」を活用しています。導入のきっかけは、機器の装着もなくタブレット端末で簡単に撮影と分析が短時間で可能だからです。

シセイカルテは撮影した画像をもとに、3Dアバターで体のゆがみを可視化し、施術効果を数値化できるので、患者からもわかりやすいと好評。そして、患者のSNSを見て新規患者の来院数が増え、80%だった施術回数券の継続率は100%に上昇しました。

このような結果と、患者と接したときの感触から株式会社ウィステリアでは、患者の満足度の向上を実感。これからも患者に満足してもらうために、今後は現行のオンライン施術に姿勢カルテを組み合わせてサービスを充実させていきたいとのことです。

治療院でのAI(人工知能)活用事例その3

Posen
大阪と京都で治療院を22店舗運営している、あい鍼灸院・接骨院は、当メディア(AIZINE)のグループ会社であるPosen株式会社がサービス提供しているAI(人工知能)姿勢推定システム「Posen」を導入しました。Posenは、患者の全身をタブレット端末で撮影し、1分程度で姿勢推定が簡単に行えます。

また、Posenは患者の過去と現在の身体の状態を比較でき、診断結果をメールやLINEで患者に知らせることも可能です。そして、簡単な操作で明確に患者の不調の原因を分析できるPosenを活用して、あい鍼灸院・接骨院ではしっかりとヒヤリングを行って、それぞれの患者に適切な施術の提案をしていきたいとのことです。

そんなPosenの詳細が知りたい方は、まずこちらをご覧ください。

Posenのイメージ

治療院でのAI(人工知能)活用事例その4

周波数のイメージ
東京都渋谷区にある、結 鍼灸マッサージ整骨院では、AI(人工知能)を用いた「ALL ONE 275」を運用しています。ALL ONE 275とは量子波動分析・調整器で、もともとロシアで宇宙飛行士のために開発された健康チェック機器です。

ALL ONE 275は、体を形成している274種類の細胞から出ている54,000個の周波数をリストバンド機器でスキャンし、AI(人工知能)で分析。その結果から健康状態をタブレット端末にグラフィック画像や数値で可視化し、もし周波数にズレがあれば振動調整機能で修正できます。

そんなALL ONE 275を結 鍼灸マッサージ整骨院では、患者の健康状態を良くするために活用。同院では施術ではなくセラピーとして、「医療機関の検査で異常はなかったけど、不調が気になる方」や「より健康な体づくりを目指している方」などにおすすめしているとのこと。結 鍼灸マッサージ整骨院は、ALL ONE 275などを交えた施術を患者に提供し、患者からは「症状が改善し、好調になった」「説明が丁寧でわかりやすい」などの評価がされています。

治療院でのAI(人工知能)活用事例その5

スポーツのイメージ
広島県にあるスポーツ整体Bobでは、CIM有限会社がサービス提供する「E.F.A.S(イーファス)」を活用しています。E.F.A.Sとは、AI(人工知能)を使った運動機能分析システムです。これはAI(人工知能)が患者の体の不調の原因を分析し、的確な施術のポイントがわかる仕組みになっています。

まず症状に合わせた検査を行い、その結果をもとに施術方法を選択し、パソコンタブレット端末に映し出される、E.F.A.Sシステムの指示通りに施術します。また患者に合わせた自費施術(独自の施術方法)も作成が可能です。

スポーツ整体Bobでは、E.F.A.Sの活用で患者の症状全般に効果が出ており、患者へもタブレット端末でわかりやすく説明できるので高評価を得ています。そして、それが自費施術の受診率が80%になり、月に平均50人紹介という結果にもつながっています。そのためE.F.A.Sには、現在以上の進化を期待し、同業他社にもおすすめとのことです。

今回紹介した治療院で活用されているAI(人工知能)の事例で共通しているのは、患者の体の状態をAI(人工知能)が分析していることです。人間による判断は、治療院での経験年数や施術した患者数で差が出ますが、AI(人工知能)を用いることで一定の基準で正確な判断と施術の選択ができ、それが治療に高い効果を生むことにつながります。

では最後に、これから治療院でAI(人工知能)がどのように活用されるかについて、お伝えします。

治療院×AI(人工知能)のこれから

カルテのイメージ
今後は、ますます治療院の仕事にAI(人工知能)の活用が進むでしょう。今回紹介した事例は、施術にAI(人工知能)を活用したものですが、これからは電子カルテやレセプト業務(診療報酬明細書の提出)・顧客管理などの業務システムにもAI(人工知能)が活用されるのは間違いありません。

いずれは施術やその他の業務を一元管理できる治療院向けのAI(人工知能)システムの登場も考えられ、これらのAI(人工知能)が実用化し治療院で活用が進めば、どんどんサービスや業務効率が向上するでしょう。

まとめ
さて今回は、治療院で活用されているAI(人工知能)について活用事例を交えて紹介しました。現在、全国に治療院は5万か所以上あり飽和状態になっています。そして、日本は少子高齢化で今後だんだん人口減少が進み、それに伴ってこれから患者数の減少も予測できます。

そのため、治療院業界で進めるべきなのがAI(人工知能)の導入です。AI(人工知能)はさまざまな業務を間違いなく正確に実行します。その例として、単純な事務作業、製造業では製品の検品作業、問い合わせへの自動音声対応などで実用されています。

そして治療院向けのAI(人工知能)システムも開発され、今回はその5つの活用事例を紹介しました。

  • 活用事例その1:株式会社ハートメディカル・AI(人工知能)姿勢推定アプリ「Sportip Pro(スポーティップ プロ)」を導入、4方向から撮影した画像から体のゆがみなどを分析、一定の基準で体の状態を評価できる
  • 活用事例その2:株式会社ウィステリア・AI(人工知能)姿勢推定システム「シセイカルテ」を導入、撮影した画像から3Dアバターで体の状態を可視化し、施術効果は数値化できるので患者からもわかりやすいと好評
  • 活用事例その3:あい鍼灸院・接骨院・AI(人工知能)姿勢推定システム「Posen」を導入、画像撮影をして1分程度で姿勢推定を行い患者の不調の原因を分析・診断できる
  • 活用事例その4:結 鍼灸マッサージ整骨院・細胞から出ている周波数を分析するAI(人工知能)を用いた健康チェック機器「ALL ONE 275」を運用、患者の健康状態を良くするために同院ではセラピーとして活用している
  • 活用事例その5:スポーツ整体Bob・運動機能分析システム「E.F.A.S(イーファス)」を導入、AI(人工知能)が症状に合わせた検査から患者の体の不調の原因を分析し、的確な施術のポイントがわかる

今回紹介した事例のように、現在治療院でAI(人工知能)が活用されているのは施術に関するものですが、今後は施術以外の電子カルテやレセプト業務(診療報酬明細書の提出)・顧客管理などにも活用が進み、いずれは治療院のすべての業務を一元管理できるAI(人工知能)システムの登場も考えられます。

これから治療院業界の競争は厳しくなっていきますが、その中を生き残るためにもAI(人工知能)の活用を進めてサービスや業務効率を向上させ、多くの人から支持される治療院を築いていきましょう。

【お知らせ】

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