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姿勢に気を付けるべし!人工知能が体のゆがみをチェックする仕組み

からだのゆがみのイメージ

近年、Googleや米IBMといった企業が人工知能 (AI)の研究開発に力を入れています。

例を挙げるとすれば、AI(人工知能)アシスタントであるGoogleアシスタントやクイズ王に勝利したIBM WATSONの名は1度は新聞やニュースで目にしたことがありますよね。仕事のスケジュールを管理してくれたり、問いかけるだけでアプリを開いてくれたり、ユーザーの過去の行動データから予測してアドバイスをくれたりと、私たちの生活を間接的にサポートしてくれています。

しかし、これまでは間接的にサポートしてくれていた人工知能 (AI)が、私たち人間の体についても分析できるようになってきているのです。実際に肩こりや西岸疲労の原因は体の姿勢やゆがみが影響しているとされています。人工知能 (AI)が体のゆがみを分析できるというニュースは非常に興味深いですよね。

というわけで、今日は人工知能 (AI)が体のゆがみや姿勢をチェックしてくれる仕組みや、人工知能 (AI)を利用するメリットについてお伝えします。

人工知能 (AI)がゆがみを検知するシステムとは

人工知能のイメージ

人工知能 (AI)が体のゆがみを検知する。人工知能 (AI)が得意とするものを調べたことがある人はどのようにして体のゆがみを検知するか、大体想像がつきますよね。

そうです、画像認識技術を利用します。

ただの画像認識技術では人工知能 (AI)は体のゆがみを検出することはできません。姿勢を分析するには骨格を分析する必要があります。

そこで、画像から人間の骨格を抽出することが出来る「OpenPose(オープンポーズ)」や「Kinect V2(キネクト)」といったシステム等を用いて人工知能 (AI)に体のゆがみを分析させます。そして得られたデータをサンプルやビッグデータと比較して姿勢の良し悪しを判断するのです。
代表的な分析方法としては静止状態で体の骨格の状態や骨盤、背骨、さらには膝の骨の向きが変な方向に向いていないかを分析します。

それでは次はどのように人工知能 (AI)が体のゆがみを抽出しているのかといった仕組みをお伝えしましょう。

人工知能 (AI)が体のゆがみをチェックする仕組み

人工知能がゆがみをチェックするイメージ

人工知能 (AI)が体のゆがみを検出する仕組みとしてあげられる主なアプローチは2つ存在しています。

  1. ボトムアップ型:はじめにキーポイントを抽出した後、それぞれのポイントをつなぎ合わせることで姿勢を推定します。計算量は後述するトップダウン型に比べると抑えられますが画像全体のコンテキストを十分に把握できていないため、精度が低いとされています。
  2. トップダウン型:ボトムアップ型と違い、まず人体を検知してからそれぞれの人物について姿勢推定を行います。人数に比例して計算量が増加してしまいますが、物体検知アルゴリズムで靭帯を検出しているので高い精度が期待されます。

ここで気がつかれた方もいるのではないでしょうか。

そうです、人工知能 (AI)が体のゆがみを直接的に分析するのではなく、人体を検出するアルゴリズムや画像認識技術を利用し、その結果で得られたデータを人工知能 (AI)が解析しているのです。

しかし、課題も多く背景と人がどうかしている時や物に隠れて見えないときなど利用できる範囲は限られているのが現状。これからの技術の発展に期待ですよね。

では、どこで、どのように人工知能 (AI)に体のゆがみをチェックしてもらえるのかお伝えします。

実際に人工知能 (AI)に姿勢をチェックしてもらうやり方

ゆがみを確認するイメージ

人工知能 (AI)に姿勢のゆがみや骨格の特徴をチェックしてもらうには主に2つの方法に分けられます。

一つはフェットネスジムや整骨院に足を運んで検査してもらうやり方。

姿勢計測システム「シセイカム」といったサービスが代表されます。しっかりとした設備とサポートで精密な姿勢の分析が可能で、どこの骨盤がゆがんでいるかチャート方式で採点でますので、機材を導入しているお近くのジムや整骨院等を探してみてはいかがでしょうか。

もう一つはスマートフォンやタブレットを用いて姿勢分析する手法です。

株式会社アイアンドエスが提供する「しせいマイスター」や「PostureScreen Mobile」といったアプリケーションを利用するのが主です。しかしこちらもまだまだ高額で6000円から、、という風に気軽に手を出せる値段ではありません。

今の所は設備が整っている環境に足を運ぶ方がコストパフォーマンスは良さそうですよね。

体のゆがみをチェックするために人工知能 (AI)を使うメリット

ゆがみを確認するイメージ

それでは今度は人工知能(AI)を使うメリットをいくつかご紹介しましょう。

  • データをもとに分析を行うことが可能で、体に器具をつけなくて良い!
まずは第一に分析する人の技量や経験に左右されない点です。

人工知能 (AI)は体のゆがみを客観的に、ビッグデータと比較し、その人にあった改善法やアドバイスをします。通常の分析システムと大きな違いであるのがこの前例のデータを学習しているため今までより正確に分析することが可能。

もうひとつのメリットは体に触れられることなく結果が出せる点です。

女性なら特に体を触られることには抵抗がありますよね。そのため女性でも気軽に受けることができますよね。

  • 一台ないし複数台のカメラで撮影するだけで良い

人工知能 (AI)がゆがみを検知するのに大それた機材は必要ない時代になってきました。

正面や左右から撮影した数枚の写真だけで測定することが可能です。
  • 時間がかからない
上記二つのメリットのおかげで大幅な時間短縮につながります。

仕事帰りにちょっと寄って診断といったことも可能です。ほんの数年前では整体師に直接体の異変や癖を時間をかけて診断してもらうのが普通でした。もちろん時間もかかりますし複数回通院する必要もありました。この時間を節約できるという点は人工知能 (AI)がもたらす一番大きなメリットかもしれません。

今後、人工知能 (AI)を使って体のゆがみの発見や姿勢矯正がどんどん進む?

人工知能が体を見るイメージ

人工知能 (AI)は体のゆがみを分析するだけでなく猫背になるとアラートを出してくれるサービスの開発が進んでおり、将来的には職場に導入され適正な姿勢で業務を行うことで生産性を向上させるといったことが実現されるかもしれません。

肩こりや腰痛、膝の痛みは現代病であり多くの原因はオフィスや日常生活での姿勢のゆがみとされています。整体やマッサージを必要とする状態になる前に強制することができれば嬉しいですよね。

さらには寿命の平均値が伸び、高齢化が進んでいる社会では老後の健康はとても心配です。老後の健康や運動能力は若い頃からの姿勢が大きく影響するといった研究も出ています。ですから人工知能 (AI)の体のゆがみを検知してくれるシステムは社会問題の解決に大きく貢献するかもしれません。

 

人工知能のイメージ

今回は、人工知能(AI)による体のゆがみチェックの仕組みについてお話しました。

  • 人工知能 (AI)が体のゆがみを検出するサービスがどんどん開発されている
  • 器具を一切つけなくていい!カメラだけで測定可能
  • 近くのジムや整骨院で短時間で測定できる!
  • 今後、様々な場所に応用されるかもしれない

ここまでお伝えしてきたように、人工知能 (AI)で体のゆがみを測定するシステムは大勢の方が利用されるとデータの蓄積がどんどんたまりさらに精度が向上されていきます。もし、人工知能 (AI)の姿勢分析が身近に利用できる物になれば今までよりも気にすることが多くなるでしょう。そのおかげで老後も健康に過ごすことができる将来がもうそこまできているのかもしれません。

ぜひ、人工知能 (AI)で体のゆがみを検出するサービスを利用してみてください。

ところで、今ご覧になっているAIZINE(当サイト)を運営している大阪の人工知能の会社、お多福ラボでもスマホやタブレットで使える、身体のゆがみを測定するソフトを作っています。

身体の歪みや姿勢を簡単に測る事ができる優秀なソフトですので、興味のある方はぜひご覧ください。

Posenのイメージ

 

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