AI(人工知能)ニュース

AIのプログラムを作りたい!エンジニア初心者におすすめの書籍15選

AIのプログラムを作りたい!エンジニア初心者におすすめの書籍15選

エンジニアとして駆け出し中の身(もしかしたら駆け出し未満)だけれども、将来はAI(人工知能)のプログラムをバリバリ作りたい!と考えているなら、何か勉強の道しるべとなるものが欲しいですよね。

インターネット上に転がっている自習用のプログラムや、専門のセミナーに参加するというのもいいですが、書籍を使った勉強は、体系的にまとまりがあり、自分のペースで進めることができるというメリットがあります。加えて、書籍を用いた勉強はほとんどの方が経験してきたことなので、勉強の仕方や進め方など、勝手がわかっているというのも魅力的ですよね。

とはいえ、膨大にあるプログラミングやエンジニア関係の書籍の中でも、いったい何が良いのかわからないと困ってしまうのではないでしょうか。中を見ないで書籍を購入するのはなかなかリスキーですし、いちいち自分で本屋さんや図書館で中を見て良し悪しを調べると言うのも大変です。

そこで今回は、エンジニア初心者におすすめの、AI(人工知能)のプログラム作成に関する書籍を15冊ご紹介します。

  1. その①:人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(出版社:角川EPUB選書)
  2. その②:グーグルに学ぶディープラーニング (出版社:日経BP社)
  3. その③:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装(出版社:オライリージャパン)
  4. その④:詳細!Python3 入門ノート(出版社:ソーテック社)
  5. その⑤:独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで(出版社:日経BP)
  6. その⑥:Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎(出版社:オライリージャパン)
  7. その⑦:Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践(出版社:インプレス)
  8. その⑧:実践力を身につける Pythonの教科書(出版社:マイナビ出版)
  9. その⑨:Pythonスタートブック(出版社:技術評論社)
  10. その⑩:やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで(出版社:マイナビ出版)
  11. その⑪:PythonとKerasによるディープラーニング(出版社:マイナビ出版)
  12. その⑫:TensorFlowではじめるDeepLearning実装入門(出版社:インプレス)
  13. その⑬:Python クックブック(オライリージャパン)
  14. その⑭:直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ(オライリージャパン)
  15. その⑮:はじめてのディープラーニング -Pythonで学ぶニューラルネットワークとバックプロパゲーション(出版社:SBクリエイティブ)

その①:人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの(出版社:角川EPUB選書)

人工知能は人間を超えるか書籍イメージ

AI(人工知能)のプログラムを作るにあたって、はじめに『AI(人工知能)ってそもそも何?どういうことが出来るの?』と、まず気になりますよね。もっとAI(人工知能)を身近に感じ学んでいくためにも、AI(人工知能)について全体像を知ることができる大きな地図が欲しいところです。

本書はあらゆるIT系書籍ランキングを総なめにしてきた本で、AI(人工知能)の概念をわかりやすく解説した本になります。筆者の松尾豊氏は日本のAI(人工知能)研究を背負って立つトップクラスの研究者の一人で、AI(人工知能)のプログラムを作るに当たって必読ともいえる本です。

その②:グーグルに学ぶディープラーニング (出版社:日経BP社)

グーグルに学ぶディープラーニングの書籍イメージ

グーグルに学ぶディープラーニング」では、ディープラーニング(人の脳を模したニューラルネットワーク技術を用いた、コンピューターが物事を理解するための学習方法)を活用して実際にどのようなことができるのかを具体的に知ることができ、AI(人工知能)のプログラム作成に役に立ちます

前半で機械学習(コンピューターによる概念や行動パターンなどの認識の自動的な学習)やディープラーニングの基本的な話や歴史の解説がなされており、後半でGoogleのサービスを基本にディープラーニングの活用法や導入事例の紹介がなされています。

その③:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装(出版社:オライリージャパン)

Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装の書籍イメージ

IT専門書のオライリーから出版されている「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」。プログラミング言語の一種であるPythonを利用して、初歩的なことから一つずつ実装する本です。ソースコードを読みながら考え、ゼロからの実装をするため、理解がより深まります。

その④:詳細!Python3 入門ノート(出版社:ソーテック社)

Python3入門の書籍イメージ

本書Pythonの基本的な文法に加えて、機械学習に関するプログラミングを学ぶことができるので、AI(人工知能)のプログラムを作成したい方にうってつけのPython入門書です。説明が丁寧で、図解もわかりやすくなっており、プログラミングが初めてという方でもおすすめの一冊です。

その⑤:独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで(出版社:日経BP)

独学プログラマーの書籍イメージ

本書はプログラミングそのものの入門書になっており、これまで全くプログラミングに触れてこなかった方が、AI(人工知能)のプログラム作成のための学習を進めるうえで読んでおきたい一冊です。プログラムの骨格であるアルゴリズムやデータ構造といったプログラミングの基礎知識から、業界の話までプログラミング全般の知識を得ることができます。

その⑥:Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎(出版社:オライリージャパン)

scikit-learnの書籍イメージ

本書は機械学習をPythonで実装する際の代表的なライブラリ(便利なプログラムの部品を集めまとめたもの)であるscikit-learnについての書籍です。scikit-learnはAI(人工知能)のプログラムをつくるに当たって、ぜひ勉強しておきたいところです。

その⑦:Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践(出版社:インプレス)

達人データサイエンティストによる理論と実践の書籍イメージ

本書機械学習とPythonの根本を学習するための一冊で、機械学習のアルゴリズムについて、理論や数学的背景、実装手法を解説しています。AI(人工知能)のプログラムに関する勉強をしていて、ライブラリの中でどのような処理がなされているのか気になった方にうってつけです。

その⑧:実践力を身につける Pythonの教科書(出版社:マイナビ出版)

Pythonの教科書の書籍イメージ

本書では書籍の例題を実装しながらPythonを学んでいきます。Pythonによるプログラミングの基礎学習や機械学習の学習、Webアプリケーションの開発まで学習できる内容です。実際に自分で作成したと実感できる構成になっており、AI(人工知能)のプログラムについて、スムーズにコツコツと学習を進めていくことができます。

その⑨:Pythonスタートブック(出版社:技術評論社)

Pythonスタートブックの書籍イメージ

本書知識のない方でもイラストやサンプルが豊富で分かりやすい構成となっています。全くの初学者がAI(人工知能)のプログラムを作るにあたって、Pythonの学習するために利用する書籍としておすすめの一冊です。

その⑩:やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで(出版社:マイナビ出版)

やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほんの書籍イメージ

本書はAI(人工知能)のプログラムを作るための勉強を進めている中、数式の理解がなかなかできない、という方におすすめです。機械学習の回帰・分類、評価手法について、会話形式で解説されており、すいすい学習を進めることができます。

その⑪:PythonとKerasによるディープラーニング(出版社:マイナビ出版)

PythonとKerasの書籍イメージ

ディープラーニングで使われているライブラリ「Keras」について書かれた本です。本書「Keras」の開発者が執筆した本で、ディープラーニングを一から学びたいと考えている人のために書かれました。なかなか分量の多い本ではありますが、ディープラーニングのプログラムを作る上で本書をしっかりと勉強すると良いでしょう。

その⑫:TensorFlowではじめるDeepLearning実装入門(出版社:インプレス)

TensorFlowの専門書のイメージ

ディープラーニングの開発現場で使われているライブラリ『TensorFlow』を通してディープラーニングの勉強ができます本書これからディープラーニングを学び実装していきたい人に加えて、ディープラーニングの構造も学びたい方を対象に書かれています。

AI(人工知能)のプログラムを作るに当たって、ライブラリの知識は必要不可欠なので、KerasやTensorFlowに関する書籍が一冊はあると良いでしょう。

その⑬:Python クックブック(オライリージャパン)

クイックブックの書籍イメージ

本書はPythonの理屈を学ぶ教本という立ち位置ではなく、実例や具体的な使い方について解説した実用書になります。プログラムを学んでも、実際にどういった場面で使えるのか?というのは、とくに学びはじめの人にはイメージしにくいですが、本書では豊富に実例が記載されているので、実際に使う場面を想定し安心して学習を進めることができます。

必要に応じて読むもよし、AI(人工知能)のプログラム作成の勉強の暇つぶしがてらに読むもよしです。

その⑭:直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ(オライリージャパン)

直感DeepLearningの書籍イメージ

本書ではPythonとKerasを使って、数式ではなくコードを基準にディープラーニングの応用手法を学べます。主に応用的な手法が中心なので、ディープラーニングの基礎知識を固めたい初心者には少々難しいかもしれませんが、AI(人工知能)のプログラム作成のためにはゆくゆくは勉強したい本です。

その⑮:はじめてのディープラーニング -Pythonで学ぶニューラルネットワークとバックプロパゲーション(出版社:SBクリエイティブ)

Pythonで学ぶニューラルネットワークとバックプロパゲーションの書籍イメージ

本書はこれからAI(人工知能)のプログラムを作ろうとしている、ディープラーニングについての知識が全くない人が、手を動かしながら学べる構成になっています。初心者でもわかりやすくなっており、プログラミングを通して「ディープラーニング」に触れイメージが湧きやすくなるように作られている本になります。

オススメ本まとめ

さて、今回はエンジニア初心者におすすめの、AI(人工知能)のプログラム作成に関する書籍を15冊ご紹介しました。

AI(人工知能)やプログラミングの初歩の初歩を解説している書籍から応用について学べる書籍まで、またプログラミング言語であるPythonの学習のための書籍、ディープラーニングの学習のための書籍など、さまざまなジャンルの書籍を紹介しました。AI(人工知能)のプログラムを作るにはこんなに幅広い分野に触れなければならないのか・・・と思われたかもしれませんが、いずれも欠かせません。

一口にエンジニア初心者といっても、持っている知識やレベル、興味はさまざまですよね。なので、自分に合うな、と思った書籍から読んでみて、最初の一歩を踏み出してください。また、今回紹介した書籍と似ている内容もあるので、より自分にピッタリな書籍を見つけたいなら実際に本屋さんや図書館で比較してみてから書籍を手に入れてみるといいでしょう。この記事を参考に、書籍を手に取って最初の一歩を踏み出してくれたら嬉しい限りです。

参考サイト

コメントをどうぞ

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました