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知っておくと得する!AI関連のイベントに行くときに必要な準備とは

予定のイメージ

今やAI(人工知能)の技術は、ビジネスの現場から私たちの毎日のくらしに至るまであらゆるシーンで活用されていますよね。ですからロボットが活躍する光景も珍しいものではなくなりました。

このようなAI(人工知能)技術の活用拡大に伴って、いまAI(人工知能)に関するイベントも各地で盛況となってきています。AI(人工知能)関連のイベントといえば、ビジネス関係者を対象にしたものが多いようにも思われがちですが、必ずしもそうではありません。個人で気軽に参加できるものも多く開催されているんです。…となれば皆さんも参加してみたいものですよね。でも、せっかく参加するのならより有意義に楽しみたいでしょう。

そこで今回は、AI(人工知能)関連のイベントに行くときに抑えておきたい準備のポイントについてお伝えします。

AI(人工知能)関連のイベントにはどんなものがあるのか

さまざまなAIのイメージ

ひと言で「AI(人工知能)関連のイベント」と言ってもそのテーマや対象、規模や形態などさまざまなものが開催されていますよね。ここではAI(人工知能)関連のイベントを3つの形態に分類してご紹介します。

ひとつは、多くの企業・団体が出展する大規模な展示会。「エキスポ」型のイベントと言ってもいいでしょう。

日本最大の国際見本市主催会社であるリードエグジビションジャパンが主催している「AI・人工知能EXPO」や「ものづくりAI/IoT展」などは、日本でも最大級のAI(人工知能)関連のイベントです。基本的には出展企業のソリューションの紹介と、商談が目的のイベントですので個人としての参加は難しいかもしれませんが、毎年大盛況に開催されています。

二つ目は、いわゆる「カンファレンス」型のイベントです。

AI(人工知能)分野の著名なゲストスピーカーによる講演や、複数名のパネリストによるディスカッションがメインのイベントのことで、2019年2月に東京・虎ノ門ヒルズで開催された「THE AI 3rd AI時代の適者生存 生まれ変わるために”今”すべきこと」(主催:株式会社レッジ)では、各界から著名なスペシャリストたちが集結し、AI(人工知能)のビジネス活用の勘所について講演を行いました。

そして三つ目は、比較的小規模で行われる、勉強会やセミナーなど「ワークショップ」型のイベントです。

エンジニアに特化した勉強会支援プラットフォーム「connpass(コンパス)」や、勉強会・イベント管理ツールの「Doorkeeper(ドアキーパー)」などでは、日々多くの勉強会やセミナーが開催されており、参加者の募集を行っています。そしてもちろん、AI(人工知能)の関連するイベントも数多く開催されています。

ワークショップを主体としたものでは、各自がPCなどを持ち込んでハンズオンしたり、ライトニングトークといって参加者が登壇して自身が研究したり、体験した内容などを短い時間で発表するなど、参加者同士が自由闊達に情報交換しながらAI(人工知能)について知識や理解を深めることができるイベントでしょう。

「エキスポ」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは

エキスポが開催される会場のイメージ

さて、「AI・人工知能EXPO」のような「エキスポ」型のAI(人工知能)イベントの最大の特徴としては、数えきれないほどの出展企業ブースが軒を連ねて、各社が自信をもっておすすめしたソリューションや技術をアピールしているというところですよね。

首都圏で行われるイベントなどでは特に、会場の規模も非常に大きいため、やみくもに会場を歩き回っていたのではなかなか自分が目的としている企業や製品に出会うことが難しいのではないでしょうか。

しかしこれらの大規模なイベントでは、事前に出展企業一覧の案内などがありますので、出展企業のホームページで製品の情報をチェックしたり、関心のある企業・製品が出展していないか下調べしておくことでより効率的にイベントを楽しむことができます。
また「エキスポ」型のAI(人工知能)イベントに参加する前には、出展企業の基本情報や製品情報、自分が興味を持っている企業や製品の情報をあらかじめしっかりチェックしておきましょう。

「カンファレンス」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは

カンファレンスのイメージ

次に、AI(人工知能)分野のスペシャリストたちによる講演や、パネリストによるディスカッションが主体の「カンファレンス」型のAI(人工知能)関連イベントではどうでしょうか。

このようなイベントに参加する目的といえば、やはりゲストスピーカーやパネリストに対して興味があるという場合が多いですよね。大きな規模の「カンファレンス」型イベントになればなるほど、より著名なゲストが登壇するケースが多いです。

例えば、著書をいくつも出版しているゲストスピーカーであったり、大学の教授など教育機関に所属しているゲストであれば、論文も数多く発表しているでしょう。

講演やディスカッションを聴講するのであれば、講演者やパネリストの考え方や主張についてあらかじめ勉強しておくことで、AI(人工知能)イベントをより楽しむことができます。講演内容にまつわる背景やバックボーンを知っておくことで、講演をより理解しやすくなるからです。

また、著書や論文などがない一般企業の社員の方による講演の場合もあります。

そんな場合でも、Web上で検索すれば、多くの場合その人物や製品・技術に関する情報を見つけることができるでしょう。
「カンファレンス」型のAI(人工知能)イベントに参加するなら、登壇する講演者やパネリストの著書や論文、Web上の情報などをチェックして、その人の人となりや、製品の開発・研究にまつわる背景やバックボーンを知っておくといいのではないでしょうか。

「ワークショップ」型のAI(人工知能)イベントに参加するとき実践しておきたい準備とは

ワークショップのイメージ

それでは3つ目、「ワークショップ」型のイベントについてです。

この形態のAI(人工知能)イベントでは、多かれ少なかれハンズオンという形で、自分の手を動かして体験する内容が含まれています。また、イベントによってはグループディスカッションのように自分の意見を述べる機会もあるでしょう。

もちろん、イベント内である程度のことは教えてくれるでしょうが、やはり事前に「予習」しておくのに越したことはありませんよね。より理解を深めるためにも「予習」はしておきたいところ。

例えば、「Python」のプログラミングをハンズオンで実習するというイベントであれば、あらかじめ自分のPCに環境をインストールして少し触っておきましょう。そうすれば、当日の理解度もググっと、向上すること間違いなし。
「ワークショップ」型のAI(人工知能)イベントに参加するときは、技術的な内容について、ある程度の「予習」をしておくのも良いです。そうすることで、ハンズオンの体験学習や、グループディスカッションなどもより楽しむことができます。

 

イベントのイメージ

今回は、「エキスポ型」「カンファレンス型」「ワークショップ型」の3種類のAI(人工知能)関連イベントについて、事前に準備しておくと得するポイントについて、お伝えしてきました。

いまAI(人工知能)に関するイベントは、様々な形態で数多く開催されています。これまでは首都圏での開催が多いことが否めませんでしたが、徐々に全国各地で開催され始めていますから、より多くの人に参加できるチャンスが与えられるようになるでしょう。

ですから皆さんも、今後AI(人工知能)関連のイベントに参加する際には、今回ご紹介したようなポイントを抑えて、しっかり準備をして参加してみてください。そうすればAI(人工知能)イベントは皆さんにとって、より有意義な体験となるでしょう。

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