AI(人工知能)用語集

入門CNN〜今注目のDeep Learning(ディープラーニング)を理解

CNN

現在世間を賑わしているAI(人工知能)を実現するための技術である機械学習の一つに、ディープラーニング(Deep Learning)がありますよね。AI(人工知能)に関する記事を読んでいると、ディープラーニングの他にも例えば「CNN(シーエヌエヌ)」という専門用語を見つけて、「何これ?」と思う人はきっとたくさんいることでしょう。そこで今回は、「CNN」とは何か?についてお伝えしていきます。

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ちなみに、機械学習とはAI(人工知能)を実現するために現在最も注目を集めている技術です。さらに詳しく知りたい方はコチラ

一言で言うと「CNN」とは・・・

Convolutional Neural Networkの略で、日本語にすると「畳み込みニューラルネットワーク」となります。ニューラルネットワークに畳み込みという処理を加えて画像認識に対して高い精度を実現している手法のことです。

CNN(畳み込みニューラルネットワーク)はディープラーニングの一つ

現在注目を集めているAI(人工知能)技術のディープラーニング(Deep Learning)には様々な種類があり、それぞれに得意分野があります。そのいくつかあるディープラーニング(Deep Learning)の一つが「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」です。

「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」を理解するためには、ニューラルネットワークとディープラーニングの説明が必要ですので順番に見ていきましょう。

まず、ニューラルネットワークとは、脳の神経ネットワークを単純化してコンピュータのプログラム上で再現したもので、従来のコンピュータが苦手としていた「ルールのわからない問題」にも対応できる非常に可能性を秘めた技術のことを言います。

ニューラルネットワークは層を重ねる構造をしており、その詳細説明はここでは割愛しますが、層の数が全体で4層以上となったニューラルネットワークを用いた機械学習手法のことを、ディープラーニング(深層学習)と言います。

つっちー
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ニューラルネットワーク、ディープラーニング(Deep Learning)については以下のページで詳しく解説しています。

※ニューラルネットワークをさらに詳しく知りたい方はコチラ

※ディープラーニングをさらに詳しく知りたい方はコチラ

このニューラルネットワークに、「Convolutional」(畳み込み)という操作を加えたものが「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」です。めちゃくちゃ簡単に言うと、「Convolutional(畳み込み)」とは簡単に言えば、人間の脳が視覚情報を処理する際の動きを簡易的に再現したものです。

「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」は画像認識を得意とした技術であり、これを用いることで画像認識の技術は近年大きく発展してきました。

その上、「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」の力は素晴らしく短期間で革新的な技術となり、近年ではテキスト、動画、音声など、当初予定していた画像という領域を超えて利用されはじめ、既存の研究を上回る効果を上げています。

まとめ

つまり「CNN(畳み込みニューラルネットワーク)」とは、

AI(人工知能)技術であるディープラーニング(深層学習)の種類の一つで、ベースとしているニューラルネットワークに畳み込みという処理を加えたことにより構当初予定していた画像認識という領域を超えて活用され始めている革新的な技術です。
つっちー
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AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。

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