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私達の生活を変えるIoT家電やAIの、意外なメリット、デメリット

iot生活イメージ

最近よく聞くIoTやAIといった家電たち。テレビや電気店などで、目にしたことのある人も多いですよね。もののインターネットと言われるIoTは、その製品、モノ自体がインターネットに接続し、これまでになかった生活の”便利”を提供しようとしているようです。

しかし反面、IoT家電とAIを利用して、個人の生活情報が抽出しようとしている…インターネットからだけではなく、家電からも個人データを抽出しようとしている…など、企業の都合のいいように利用されるだけじゃないか?なんて不安を仰ぐような言われ方も耳にすることもあるかもしれません。

それでは一体、私たちにとって、利用価値があるものなのか。ないものなのか。ユーザー視点で冷静に、IoTとAIがもたらしてくれる便利な表側と、なぜ、そのようなものを広めようとしているのかの裏側を、お伝えしていきます。どうぞご覧ください。

IoTとAIがもたらす便利なもの

IOT家電生活イメージ

さて、早速ですが、IoTとAIを使ったサービスは、すでに、私たちのライフワークの中にすーっと溶け込みそうな位、便利な商品が充実してきているのはご存知ですか。

例えばこういった風です。

朝になれば設定した時間にカーテンが開き、太陽の光やその日の天気を感じて目覚めます。顔を洗いに洗面台に向かえば、鏡に自分の健康管理や天気予報が表示されるのです。そして、キッチンに向かえば、電子レンジが相談役。「10分でできる料理を教えて」なんて話しかければ、レシピを提案。冷蔵庫だって、残っている食材を利用したレシピ提案をしてくれます。

まだまだつづきますよ。出かけた後、うっかり鍵のかけ忘れや、電気の消し忘れが気になったときは、スマホで確認、操作ができます。そして、これはご存知な方も多いばず!外出中のお部屋は、そうそうお掃除ロボットが掃除してくれる。といった風です。

IoTとAIの力を使えば、家の中にお母さんがもう1人いるようですよね。

疑い深い人にオススメなのは、本当にちゃんと働いてくれている?と不安な方は、外出先から家の中を確認できるカメラだってあります。これは、ペットや子供、介護している親御さまなど、外出先から、スマホで家の中が見える見守りカメラとして開発されています。

これは、なんだかワクワクしてきますよね。時間や距離など物理的な部分で諦めていたことも、IoTとAIの力によって、自動的にその環境を与えてもらい、簡単に情報や機会に触れることができ、今までになかった生活が待っていそうな予感がしてきてしまいます。

そして、IoTとAIを屈しした未来の家、「IoTスマートハウス」なんていう開発も進められているようで、その家で生活してみるといった実験もおこなわれているんですよ。
20平米の家の中には、100枚ものIoT建材が床板に入っていて、どこに人さえ把握できてしまいます。食事や美容をアドバイスしてくれる仕組みも備え付けてあり、毎日の消費カロリーや体重、睡眠時間なんかのデータが鏡に現れるんです。鍵の開閉、電気や空調、シャッターの開け締めなんかの操作は、もちろんスマホ1つで操作ができます。先程紹介したものは、もうすぐそこまで近づいてきています。
他にも、その日の気分やコンディションに合わせた化粧水を出してくれるなんて、すぐれたマシーンなんてものもあるようです。

そこで実際1週間生活した人は「そこに不便を感じるものはほとんどなかった」といった声も届いているようで、操作の簡単さもあるんだろうなと想像できますよね。

IoTとAIが広まれば注意するもの

ハッキングイメージ

さてさてこうやって見ていると、快適で便利そうな生活に、興味しか湧いてきませんが。その便利の裏にあるものも、ちゃんと見ていくことにしましょう。

改めて整理すると、IoTとは、「もののインターネット」インターネットとつながっています。そこで収集した情報をAIが分析することによって、様々な便利な要素を生み出していくといった仕組み。
そう。インターネットで常に繋がり、そこでの何かしらのアクションが収集されてしまうのです。

そしてその情報は、自分のものだけではなく、もちろんつながる先の企業や店舗へと届き利用されます。といっても、ここでは無理やり何かを購入させようとか、盗み見しようなどといった、悪意ある利用ではありません。ユーザーの行動を細かく知ることで、ユーザーにあった商品やサービスの開発を行ったり、求めるユーザーへ情報を届けようとする試みです。

しかし、どこの世界にも悪い人たちが存在してしまいます。悪意ある利用をしようとする人たち。それが、ハッキングによる不正操作、情報漏えい、プライバシー侵害といったものです。この人たちへ情報が渡るようなことがあれば、勝手に鍵を開けて侵入されたり、部屋の中をのぞき見されたり、便利に使っていた機能が停止してしまったり…と、一気に夢が覚めてしまいますよね。

今まで通りに暮らしていれば、こんな心配はないのだから、わざわざ利用する価値はあるのでしょうか。それでは、最後に、その部分をみていきましょう。

そんなリスクを抱えても、IoT社会が目指すもの

情報網イメージ

現在の社会でも、大きな企業の情報漏えい問題は、時々ニュースでみますよね。高度情報社会が進むにつれて、もちろんセキュリティー対策も同時に進化しています。いまもそうです。それでも、またハッキングによる被害は繰り返されます。きっと0になることはないのかもしれません。

それでも、開発が進むのは「モノ」がインターネットにつながることで、実現される可能性がたくさんあるからなんです。冒頭でもお伝えしたような便利な生活をはじめ、もっと大きな規模で見ていくと。自動販売機。これをインターネットに接続して、管理するコンピューターとつながると、在庫管理が行われ、必要な個数の発注などが自動的に行われます。もっと大きな所では、無人の工場だってあるほどです。人口が減っている今の日本には、本当にありがたい仕組みです。

そして、モノがインターネットにつながることで、ビックデータを取得することができます。このビックデータによって、「モノ」どうしを効率的に結びつけ、より個人レベルで好みにあった情報や商品を効率的につなげることができるようになるんです。消費者にとっても、販売者にとってもこれは幸せなことです。

生活レベルで考えると実感が湧きにくいですが、病気をしていて、どうしても治したい人がいるとしたらどうでしょう。今のつながりでは、いくら調べても分からないことが、モノとインターネットがつながることで、ほしい情報に近づける。そうすることで、これまで解決できなかった情報や商品、方法を得れるかもしれないのです。期待してしまいますよね。

まとめ

さて、これまでを通して

  1. IoTとAIをつかった家電は、生活のあるゆる製品で開発され、これまでにできなかった便利を与えてくれようとしていること
  2. インターネットに繋がるモノのインターネットであるIoTなので、ハッキングなどで悪用されるリスクも伴っているが、その情報は、よりよい商品やサービス開発に利用されるものであること
  3. モノのインターネットIoTの普及が進めば、コンピューターだけで、様々な管理ができるようになったり、より個人にあった情報や商品が届けらるようになること

ということが分かって頂けた事でしょう。

そういえばつい最近、IoTを利用した体験ではありませんが、こんなことがあったことを思い出します。
仕事の中でFacebook広告を行っているのですが、ある設定が上手くいかず、立ち止まっていました。そういえば、Facebook広告のコミュニティーに参加していたなということを思い出し、普段から積極的に利用する習慣がないので戸惑ったのですが、一言質問を投げかけてみました。
すると、コミュニティーの参加者たちが、あれよこれよと参考事例や、同じ様な体験を教えてくれて、それは一時的なエラーですぐ回復するということが分かり、本当に次の日には回復していたという体験をしました。

こうやってつながることで、実は簡単に解決されてしまうことって、やはりいっぱいあります。リスクへの対処は必要ですが、ボーーーとしていたら本当に取り残されてしまいそうなこの社会。IoTとAIをという時代の進化を利用して、ムダな労力をかけずにスマートに、「いいね!」といわれる自分づくりしていきたいですよね。

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