初心者でもわかるAIとIoTの違いと3つの活用法

初心者でもわかるAIとIoTの違いと3つの活用法のイメージ

今、最もホットなIT関係の話題といえば、AI(人工知能)やIoTが挙げられます。でもいざAI(人工知能)とIoTの違いについて尋ねられたら、正確に答えることは難しいですよね。

AI(人工知能)やIoTは略記なので、その英語の字面だけを眺めていても、何が何だか分かりません。またAI(人工知能)やIoTもIT用語なので、専門家以外に縁が無いとも思えるでしょう。ただわたしたちはAI(人工知能)やIoTという用語から漠然と、人間ぐらい賢いコンピュータのイメージが浮かぶばかりではありませんか。

そんな状況では、AI(人工知能)とIoTの違いについて説明して欲しいと言われると、アタフタしてしまいます。

そこで今日はAI(人工知能)やIoTといった流行りのワードの源流にさかのぼりつつ、その活用法やAI(人工知能)とIoTの違いを知ってもらい、現代のテクノロジーの最先端を身近に感じてみましょう。

AI(人工知能)の原点と活用法

AIを活用するイメージ

先ずAI(人工知能)についてお話しましょう。AI(人工知能)という表記は、artificial intelligenceが略されています。ここで大事なのがartificial、つまり人工という意味があることです。知能であるintelligenceは、わたしたち人間が自然に身に着けています。

幼少時代、お母さんやお父さんから、考えること、計算すること自体を教えられたことは無いでしょう。

他方、AI(人工知能)は、そうした人間にとって自然な知能を、人工的に作り出すことを意味しています。つまりコンピュータの上で人間の知的能力を再現することです。大きく分けると、次の三つがAI(人工知能)の知的能力と言えるでしょう。

  • 外国語を自国語に翻訳したり仮名と漢字を変換したり構文を解析したりする
  • 特定の推論や判断の類似的な結論を下す
  • 画像を分析して特定のパターンを検出する画像認識を行う

ただ、人間そのものをコンピュータで再現できるわけではありません。わたしたちは悩んだり、苦しんだり、何かを意志したりしますが、そうしたことは未だ、コンピュータで再現することは出来ないそうです。

では実際にAI(人工知能)の活用例を紹介しましょう。

例えば臓器の画像をAI(人工知能)で診断する場合を考えてみます。これまでお医者さんは、患者さんを見てきた経験の量から異常を探してきました。けれどAI(人工知能)は、そうしたお医者さん何万人分の経験を一度に読み込み、その中から異常を見つけてくれます。
こんな心強いことは無いのではないでしょうか。

IoTの仕組みと活用法

IoTを活用するイメージ

次にIoTの話題に移りましょう。IoTとは、Internet of Thingsの略記です。日本語では「モノのインターネット化」と言われています。ただ、これだけじゃ、何を言っているか分からないでしょう。そこで分かりやすく説明いたします。

「モノのインターネット化」とは、人や機材などがインターネットで接続するメカニズムのことを指します。だから、ここでいう「モノ」とは、わたしたち人も含んでいます。つまり大雑把に言って、形を保っている物質全てを指すと考えてみてもいいかもしれません。

ただ考えてみてください。そうした形を一定に保っている物質は、相互に交流しあうでしょうか。

例えば、わたしの腕時計もエアコンも相互に独立していて、何も関係はありません。でも、そうした別々のモノをインターネットで結び付けてしまおうというのが、IoTなのです。

その仕組みは三つのステップに分かれます。

  1. 情報の取得
  2. 情報を転送・蓄積・分析
  3. 次のアクションを実施

この三つのステップを眺めると、インターネットで結び付けてしまう意味が読み取れることでしょう。その意味は、一つのモノの情報を他に移すというだけではないのです。

それよりも大事なのは、複数の情報を蓄積して、次のアクションを予見することです。これがモノとモノを繋げることで可能になることでした。

では実際に、IoTの活用例を紹介いたしましょう。

例えばスマートウォッチがあります。このスマートウォッチには、加速度センサーやジャイロセンサー、心拍センサー、GPSなどがついています。

なのでスマートウォッチのお蔭で、一日の移動距離に基づくカロリーの消費量や、心拍数の変移などが分かります。そこでこのデータが主治医のカルテと繋がると想定してみましょう。すると健康状態が日々記録されるようになって、異常が発見するのが容易になりますから、健康管理に大変便利です。

AI(人工知能)とIoTの違いと活用法

腕時計からIoT機器を操作するイメージ

今までAI(人工知能)とIoTについて説明してきました。そこでAI(人工知能)とIoTの違いについても語ってみましょう。

実はIoTのステップの中にAI(人工知能)が紛れ込んでいるのに気が付いたでしょうか。そうです、ステップ2の「情報を転送・蓄積・分析」の「分析」こそが、AI(人工知能)の役割です。つまりIoTのお蔭で収集したデータの中から、次に求められる最適な指令を出すプロセスにおいて、AI(人工知能)が働いていたのです。ここにAI(人工知能)とIoTの違いが明確に示されています。

例えば同じスマートウォッチの例を出すと、身体の状態のデータが蓄積されているとお話ししました。それとエアコンが繋がっていると考えてください。すると、蓄積されたデータの中から本人が一番快適であると感じる温度をAI(人工知能)は分析し、IoTによってエアコンがその温度を維持するよう努めることになるでしょう。
こうした例を確認しますと、AI(人工知能)とIoTの違いと、それぞれの役割が分かりますよね。

 

これで最近のホットな話題、AI(人工知能)やIoTについて、AI(人工知能)とIoTの違いも含めて分かりましたよね。

これらのIT用語は、見慣れぬ英語の略記なので、縁遠いものかもしれませんが、中身を見ると、案外身近なものであることを知って頂けたでしょう。またAI(人工知能)とIoTの違いも、理解するのにそんなに難しくはないと知って頂けたはずです。

そしてAI(人工知能)とIoTの違いに理由があって、それぞれの役割分担で世の中が便利になっていくことも期待できるでしょう。

それもただ、楽になるという意味ではありません。わたしたちの無意識の膨大な情報が分析され、わたしたちの日常品と繋がり、わたしたちの危機や快適な様を予見してくれるのです。

これまでは沢山の経験を経た賢人たちが、わたしたちの生活の知恵となり、世界を豊かにしてきました。AI(人工知能)やIoTは、そうした従来の在り方を別の仕方で行う、新しい時代の知恵になりそうですよね。

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そねあす
AIZINE編集部のそねあすです。記事の編集を担当しています!

もともとデザインやHTML、CSSと仲良くしていたつもりがあれよあれよと編集の世界に。AI(人工知能)は作れないけど興味深々なんでまずはSiriを使いこなしてみようと模索中です。

編集初心者が、自動運転やAI家電、AI(人工知能)を使った未来まで 日々変化していくAI(人工知能)のニュースをお届けします!