ほとんどの人が健康で毎日過ごしたいですよね。特に歳をとればとるほど、健康のありがたみがわかる人が多いでしょう。
かくいう私も30歳になってしまい、あぁ若くない、健康に気を使わなければ・・・と意識するようになりました。普段出不精で運動する機会もなかなかないのですが、ひとまず健康診断では問題ない結果が出ています。
しかし、最近テレワークにより自宅で仕事をすることが多くなった結果、久しぶりに体重計に乗って愕然。
た、体重が、増えた・・・orz
これはヤバイ、薄着が増えたらこのだらしない体型が見えてしまいます。たぷたぷした肉を見せつけたり、服がパツパツになっている姿を見せてしまうのはまずいですよね。
しかも最近運動していないせいなのか、寝ても寝ても眠かったり、階段を3階まで登ったらすぐ疲れてしまうとか、体力の低下も気になるようになりました。これはまずい!運動しなければ、少しでも健康に気をつけなければ・・・と危機感を感じるように。
そんな中、最近発売されている「ウェアラブル端末」には健康管理の機能があるとのこと。これならダイエットや健康管理に役立てるかも、今の抱えている悩みを少しでも解決してくれるかもしれない!そう感じた私はAma○onでポチッとしたのでした・・・。
果たして、このウェアラブル端末の健康管理機能は実際どんな感じなのか、気になりますよね。そんなわけで、今回は「ウェアラブル端末の健康管理機能」について、実際に端末を使いながらお伝えします。
そもそもウェアラブル端末って何?
まずは「ウェアラブル端末」について解説しましょう。ウェアラブル端末とは、簡単にいうと身に付けられるコンピュータのこと。
※ウェアラブル端末については、こちらの記事でも解説しています。
ウェアラブル端末はもともと、健康データを集めて将来なりそうな病気を予測するために役立たせる目的で開発されました。例えば寝ている間の心拍数をスマートウォッチで計測して、ある時間だけ心拍数が突然上がっている症状に気がつくことができますよね。そこから病院に行けば、その症状に早めに対処できます。
こうしてデータを集めることによって、病気の予測に活用し、私たちがより健康に過ごせるためのシステムを作るためにも役立てています。
そんなウェアラブル端末は最近様々な企業が開発をしています。例えば眼圧を監視する「スマートコンタクトレンズ」や身につけるコンピュータ「ウェアラブルコンピューター」などです。また、メガネ型の「ヘッドマウントディスプレイ」を自らつけて、脳波の計測を行っている人もいるのだとか・・・。
※そのエピソードについては、こちらの記事で解説しています。
その中でも最近人気なのが、「スマートウォッチ」という腕時計の形をした端末。
2015年に発売したApple Watchでもアプリを使って健康管理ができ、サイクリング、ヨガ、水泳、ランニングなどの運動をしている時の心拍数や血圧なども計測できます。さらにApple Watchでは女性の月経周期を記録したり、食事の記録や水分摂取量もアプリによって記録できるので、本当に健康管理に役立てられるに違いありません。
実際に周りで使いこなしている人もいるし、お金持ちで結構AppleWatch持っている人が多いという噂も聞きました。LINEで返信もできたり、いろんなアプリを入れたりできるのでやっぱり便利なんだとか。
でも、Apple Watchは最新型であるSeries5だと40,000円代、Series 3でも20,000円代します。(2020年6月現在)一般庶民の私たちにとってはちょっと高いですよね。
そんなスマートウォッチ、実はもっと安い値段で買うことができます。それは一体どんな商品なのか、果たしてどれくらい安いのか、次で紹介しましょう。
今回買ってみたウェアラブル端末(スマートウォッチ)は、健康管理機能がバッチリ揃っていた!
そんなわけで、今回ウェアラブル端末で健康管理機能を実験するに当たって選んだのはこちらの商品。(ちなみに現在は在庫切れとなっていますが、購入した際は在庫がまだありました)
この商品のポイントといえば、なんといっても値段。そのお値段、なんと1,699円。
安い!
このウェアラブル端末についている健康管理の機能は、次の通りです。
- 血圧
- 心拍数
- 歩数・歩行距離・歩行時間・消費カロリー
- 睡眠時間や睡眠の質
- 運動データの分析による疲労度チェック
これなら、概ねの機能はカバーできるでしょう。さらにBluetoothでスマホのアプリと連動させれば、より詳しいデータを見ることができます。うん、健康管理ができてこの値段なら問題なし!
そんなわけでワクワクを感じつつも、ポチッと注文しました。
いざ、開封の儀!!なんだけれども・・・?
ということで、注文した翌日に早速届きました!割と大きめのダンボールに入っているように見えますが、
中身の箱はとても小さい箱でした。
箱を開けて入っていたのは、スマートウォッチ本体と説明書、充電ケーブルの3点です。(ちなみにケーブルだけ入っていて、アダプタは入っていないのでこのままだと充電できません。そのため、USBケーブルとコンセントをつなぐアダプタが別途必要です)
それにしてもこの説明書、日本語が・・・少し読みにくい・・・。
早速電源つけて試してみよう!と思ったのですが、スイッチが見当たらない。いざ説明書を読んだものの・・・
「タッチキースイッチ・そして・ブルートゥースを開けて・APPを開けて・ブレスレットをバインディングして・成功すると・スマフォンの時間を同期させ・・・」(原文表記)
いや待って、「タッチキースイッチ」って何?どれのこと?と迷ってしまいました。しかも「タッチキースイッチをどうするか」については触れられていません。つまりどうすれば良いのだろうか・・・。
そう、この説明書の日本語がとても読みにくいんです。ここはこの商品において、大きなマイナスポイントでしょう。そういえば商品ページも、
「プレゼントとして、記念日と誕生日に、年長者、家族、友達、恋人とクラスメートに贈り、健康と楽なお願いを祈ります。」
日本語がちょっと変で読みにくい・・・。「楽なお願い」など、この日本語翻訳をチグハグに結びつけたような文は少し不安を感じますよね。
そんなこんなしながらも、やっと説明書を読んでスイッチらしきものを見つけたのですが
触れても電源が入った様子がありません。困った・・・。
仕方がないので、いったん充電させます。充電方法は付属のケーブルをアダプタに繋ぎ、クリップで止めて充電します。
この充電している間に、アプリを設定します。このウェアラブル端末と連携するアプリが、「Wearfit」です。このアプリはウェアラブル端末から取得したデータをさらに詳しく見ることができます。ということで早速ダウンロードしましょう。
アプリをダウンロードしたら、ペアリング自体はBluetoothで行います。設定自体は「Sign in with Life Account」をタップして、ペアリングすれば良いのでとても簡単ですよね。
が、このアプリもやっぱり日本語が怪しい・・・。しかも「通知を連携させて欲しい」と毎回通知が出るので、ちょっとしつこい感じがします。もちろんメールのチェック等の機能を使いたい人にとっては、この連携は便利かもしれません。
こうして初期設定も完了し、いざ使ってみましょう。
実際に健康管理の機能を使ってみたら、意外と便利だった
ではこの端末で使える機能について、実際の画面を見せながら解説します。
血圧測定
血圧が高いと脳卒中や心臓病、低血圧だとめまいや体調不良の原因になりますよね。このウェアラブル端末は、血圧を測れます。
方法は端末の中心にあるタッチキースイッチを6回押して、縦に「mmHG」という画面出たらそのままにします。測り終えると端末がバイブして教えてくれます。
また、アプリでも血圧は計測できます。アプリの血圧メニューをタップし、「一回測定する」を押したのち「わかりました」を押すだけ。あとは普段血圧を測るように、安静にしましょう。
ちなみに私の測定結果はこんな感じでした。
数値的には問題はありませんでした。(標準的な血圧は120/80程度)私は寝起きが悪いので、低血圧を心配しましたがどうやらそんなことはないようで安心しました。
心拍数の測定
私たち人間の心臓は、大体1分間に60~80回動いています。スポーツ選手だとこの回数よりも少なくなり、逆に運動不足や体調不良がある場合は平常時でもこの回数よりも多くなるのだとか。
そんな心拍数も、このウェアラブル端末で計測できます。このやり方も血圧と同じく、端末の方ではタッチボタンを押してハートマークがついている画面を出します。測り終えると端末がバイブして教えてくれます。
アプリでは「一回測定する」を押したのち「わかりました」を押しましょう。なお、「リアルタイム測定」を押すと、1時間に1回計測します。
結果はだいたい平均して67程度です。これも健康だという結果になりました。ちなみに心拍数は運動後にグッと上がります。(この下の方で111回という数字が出ているのは、この時筋トレをした後だったため)
歩数・歩行距離・歩行時間・消費カロリーの測定
運動の目安として「歩数」や「歩行距離」「消費カロリー」などは気になりますよね。このウェアラブル端末は、この歩数や歩数を換算した距離、消費カロリーなどを計算できます。
歩数は自動で計測され、データをみたい場合は端末のタッチボタンやアプリでデータを見ることができます。
ただ、この歩数は歩いた数、よりも「腕を振った数」の意味合いの方が正しいです。何が言いたいかというと、「歩くだけでなく、運動している場合の数もカウントされる」「寝ている間も数えられている」などが含まれています。純粋に歩数じゃないのか・・・。
「寝ている間も数えられている」とはどういうことなのかというと、寝ている分の腕の動きまでカウントされているということです。このウェアラブル端末は0時になると歩数がリセットされるのですが、朝起きると
なぜか歩いていないのに、歩数がカウントされています。これはどうやら、寝返りなどの寝ている時の腕の動きをカウントされているようでした。
寝ているときにこんなに動き回っているのか、と考えると自分の寝相の悪さにちょっとドン引き・・・。
睡眠時間や睡眠の質のチェック
「最近しっかり睡眠時間とっているけど、疲れが取れていない」「寝た気がしない」などで悩む人、結構多いですよね。実際に私も同じような問題を持っていて、一時期薬を服用することもありました。
でも、できるものなら薬に頼らずぐっすり眠りたい・・・
そこで、実際に自分はどれくらい取れているのか計測しましょう。この場合のやり方は、寝ている時にウェアラブル端末をつけるだけです。寝ている時の脈拍で「深い眠り」や「浅い眠り」「起きている時間」を判断します。
早速ある1日の睡眠を計測します。この日はベットに入ったのが12時、起きたのが7時なので、睡眠時間は7時間とっているはずだったのですが・・・。
なんと、完全に睡眠状態に入っていたのは(ほぼ)1時でした。しかも少し薄いですが、オレンジの部分は「途中で起きている時間」を指しています。この日は1回も無意識に目が覚めているとのこと。(もちろん、私自身は起きていません)
そんなわけで、実質の睡眠時間は6時間、そのうち深い眠りは1時間でした。それは疲れが取れないわけだ。よりしっかりした睡眠をとるためには、スマホを寝る前にはいじらない、ホットミルクを飲むなどの工夫が必要でしょう。
血中酸素・疲労状態の計測
このスマートウォッチ はこのほかにも、ちゃんと呼吸ができているかどうかを図る「血中酸素の濃度」を計りことができます。これも端末でタッチスイッチを何回か押して「SP02」という画面を出す、もしくはアプリで測定します。
実際に計測した様子としては、こんな感じです。ちなみに90%前後が、大体正常な数値とされています。
また、スマートウォッチ は1時間に1回疲れの状態に関して自動で計測します。
元気な順番として「良好な状態」「少しの疲労」「適度な疲労」となっています。何日かデータをみた結果、だいたい
午後〜夜:少しの疲労
というパターンが多かったです。よく、「午前中に頭を使う仕事をした方が良い」と聞きますが、このデータを見るとあながち間違っていないのかもしれません。逆に頭を使う仕事を午前中にするからこそ、午後に疲れが出るとも言えるのですが・・・。
ウェアラブル端末(スマートウォッチ)実際に使ってみた結果、わかったことはこれだ
そんなわけで、ウェアラブル端末(スマートウォッチ)・ないし健康管理機能を使った結果、こんな事がわかりました。
スマートウォッチ、意外とすんなり落ちてしまう・・・
腕時計をつけるには、ベルトの穴を固定するパターンが多いですよね。このスマートウォッチもベルトの穴を通して固定するのですが、
このスマートウォッチ の最大の弱点は、穴を通すのが難しいこと。もちろん、両手で装着するのは簡単です。しかし腕につけるには、片手でつけないといけませんよね。これが片手だとなかなか装着できません。
しかも予想以上にすぐ落ちます。落ちて、また片手で装着させようとして・・・という無限ループ感。これでかれこれ10分ぐらい装着するのにかけているのは、なんだか時間の無駄に感じますよね。
生活を改善するきっかけができる!
実際に健康に関するデータはわかったけど、じゃあ今より健康になるにはどうすれば良いのかわからない人も多いですよね。アプリには、「健康ヒント」という項目があります。
ざっくり内容をまとめると、
- 1時間以上じゃなくて、30~60分ぐらいの運動を週3回行おう
- 食事に気をつけよう、体重を維持するなら食べる量を調節しよう
- 徹夜、喫煙、飲酒は心拍数を早くするから気をつけて
- 心の状態をなるべく落ち着けて、無駄に怒らない
- 音楽をかけたり、瞑想したりして心を落ち着けよう
などがありました。確かに言われてみると当たり前のように感じることかもしれませんが、個人的には「30~60分ぐらいの運動を週3回行う」は運動へのハードルが下がって続けやすいな、と感じました。
あと「心の状態をなるべく落ち着ける」も健康に過ごすのに大事なんだなぁ。仕事で嫌な事があるとつい怒りたくなるけれども、それは心拍数や健康にも悪影響なのか。気をつけよう・・・(反省)
このように、生活の中でも心掛けられそうな点はたくさんありますよね。ぜひ、これらのことを実践するようにしましょう。私も現在進行形で実験し、特に運動を毎日行うようにしたら徐々に体重が減ってきています。
意外と「通勤は運動」だったことが判明
毎日電車に乗って通勤するのは辛い、という人もいますよね。そんな方は昨今のテレワーク導入によって通勤から解放されたのは喜ばしいように感じるかもしれません。
しかし、今回特に歩数計をつけている場合に感じたのが、「通勤は運動」だということ。私は週3回作業場(いわゆるコワーキングスペース)、週2回在宅勤務を行っているのですが、ここでそれぞれの日の歩数を比べてみましょう。
なるほど、歩数が違いますよね。(ただし家での運動・昼休みの30分の散歩もカウントされているので、かなり多めにカウントされている可能性はあります)
つまり通勤で歩く、というのは立派な運動です。在宅勤務が始まって太るようになった、という声も上がっていますが、それは運動量が減っているということをこのデータが立派に証明していますよね。
そんなわけで、在宅ワークの時は少し運動量を増やすようにしました。果たして効果はあるのかどうかはこれからのお楽しみとしましょう・・・!
ウェアラブル端末って、買う必要ある?どうなの?
さて、これだけあれこれ試しましたが、「実際にウェアラブル端末(スマートウォッチ )で健康管理するために必要なのかどうか?」「この端末、どうなのよ?」と気になりますよね。
個人的な結論としては、「ウェアラブル端末の健康管理を試したい人にはおすすめ」「健康を気にする人は、ウェアラブル端末を買うと良い」という感じでした。どういうことか、詳しく見ていきましょう。
一番おすすめなのは、ウェアラブル端末ってどんなもの?と気になっている人や万歩計買おうとしている人です。ウェアラブル端末を試したい人にとっては気軽に買えるお値段で、豊富な機能があります。また、万歩計や血圧測定を買おうかと考えている人にとっても、ボタンひとつで計測できるのと短時間で計測できるので、その点ではウェアラブル端末はおすすめです。
ちなみにApple Watchと比べて、電池のもちは良い印象です。説明書には「1回充電すれば5~7日はもつ」とあるように、少なくとも5日ぐらいは充電しなくても大丈夫でした。これも結構ポイント高いでしょう。
このウェアラブル端末の一番のデメリットは、説明書や操作のわかりにくさ。なんせアプリや説明書の日本語がちぐはぐなので、読んで理解するために考えることもしばしばありました。それゆえ、この説明や操作に慣れるまで時間がかかります。
あと、この端末は時計がすぐすんなり落ちて、しかも装着がしにくいなどの細かいところで若干使いにくさを感じます。これは値段が安いから仕方がないかもしれませんが、そういう点が気になる方はおすすめしません。
また、基本的な同期はすぐに行ってくれるものの同期が切れることも。そうなると、電話・メールとの同期が少し不安になるでしょう。あとは歩数計など少し精度が怪しいものもあるので、この機種を使う場合はあくまで「目安」として利用すると良いかもしれません。その辺りは、値段が高いApple Watchの方が精度がしっかりしているとも言えます。
確かにダイエットを考えるなら、運動した時のカロリーとか食事の記録が付けられるとベストですね!なので、お金に余裕がある人はしっかりしたウェアラブル端末(スマートウォッチ)を買うのがベストです。
とはいえ、個人的には機能面から判断するとこれで2,000円未満なのがむしろすごいぐらい充実した機能が揃っていました。ウェアラブル端末や健康管理機能を試しに使ってみたい場合は、入門として買っても良いかもしれません。
おすすめ度:☆☆☆☆(値段の割には、機能が豊富なので満足)
使いやすさ:☆☆☆(アプリや説明書の日本語が読みにくいなど細かい点がマイナス)
機能の充実さ:☆☆☆☆(基本的な健康管理はできる)
ということで、「ウェアラブル端末と健康管理機能」について実際に使った感想をお伝えしました。それでは今回の内容について、ざっとおさらいしましょう。
- ウェアラブル端末とは、「身に付けられるコンピュータ」のこと
- ウェアラブル端末(スマートウォッチ)で使える健康管理機能には「血圧計」「歩数」「睡眠の質」「疲労状態」がある
- ウェアラブル端末の健康管理機能を使うには、アプリと連携させたりボタンを押すだけで測定できる
- 実際にこのウェアラブル端末を使うメリットとしては、生活を改めるヒントを得ることができる
- ただしデメリットとしては、説明書の日本語が読みにくかったり、使いにくさを感じる点がある
- でも、ウェアラブル端末は健康管理を意識している人にはおすすめ
今回初めてウェアラブル端末(スマートウォッチ )を使いましたが、これ1台で歩数だけでなく、疲れや睡眠の質まで読み取れるのに驚きました。これらのデータを使えば、自分の運動不足や疲れの状態を気にすることができるようになるでしょう。ぜひ、健康への第一歩を踏み出しましょう!
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