AI(人工知能)とファイナンス

AI(人工知能)で資産運用!初心者でも手を出しやすい3つの理由

AI(人工知能)で資産運用!初心者でも手を出しやすい3つの理由

働き方改革が本格的に導入される流れとなり、副業として株式等の資産運用が脚光を浴びています。もちろん、読者の方で資産運用している方もいらっしゃいますよね?えっ?してない?確かに、少し敷居が高いかもしれませんよね。でも、ちょっと待って下さい。投資の神様といわれるバフェット氏が初めての取引をしてから77年、いまやAI(人工知能)の時代です。かつては、投資などの資産運用には勉強・センスが必要でした。でも、これだけAI(人工知能)技術が発達しているなら、全部人間がやる必要はないかもしれません。

その通り、既にAI(人工知能)による資産運用サポートは大きく進歩しています。後で触れますが、むしろAI(人工知能)を使わない資産運用は、危なすぎてオススメできない分野がたくさんあります。この記事を読んでいただければ、これからの時代、AI(人工知能)は必須だと納得していただけるでしょう。

そこで今回は、「AI(人工知能)で資産運用が初心者でも手を出しやすい理由」をお伝えいたします。

AI(人工知能)は眠らない

24時間のイメージ

さて、一つめの利点は、なんといってもAI(人工知能)は休まなくてもいいという点です。これが、実はとても大きいんです。

比較的利幅が大きい、でも危険性もある資産運用として、「投資」「FX」「為替」等があります。これらの資産運用は、どれも資産価値が刻一刻と変化する特徴があります。基本的に、為替等はずっと(為替などの)チャートをチェックしておくのが基本です。「ずっと」、というのは、比喩ではありません。株式市場は9時から15時しか開いていませんが、為替相場は24時間(土曜日の朝から日曜日の夜以外)ずっと開いています。

たまに、為替などの投資を「不労所得」と勘違いしている人がいますが、とんでもない話です!!実際にはとても勤勉にチェックしないと儲けは出ず、怠惰な人には絶対オススメできません。なんと、為替相場が空いている時間は、まとまった睡眠はとらず、睡眠時間2~3時間で定期的におきて為替チェック、というブラック企業顔負けの就労形態にある人も多い、大変な仕事です。それどころか、何らかの経済の異変で大損をしそうな場合、リアルタイムに取引を切り上げないと破産どころか借金ができてしまう場合も・・・。

でも、AI(人工知能)に任せておけば、神業的な大もうけはできないかもしれませんが、寝ている間に致命的な損害をこうむる前に取引を引き上げることができます。つまり、AI(人工知能)を取引に使えば、初心者でも比較的安全に取引できるわけです。

AI(人工知能)は勝ち逃げができる

勝つイメージ

人間はまだ、AI(人工知能)に比べて賢い(はず)ですよね。でも、それがあまり役に立たないこともあります。それはよく言われる、「道を知っていることと、実際に歩くこととは違う」ということです。二つめの利点は、AI(人工知能)が杓子定規である点です。

資産運用で儲ける方法は、理論は単純です。それは「大きく負けないように投資し」かつ「勝ち逃げする」事です。でも、多くの人は、「頭ではわかっている」のに実行できないのです。

それはちょうどこんな感じです。今、あなたの目の前に次々に御馳走が運ばれてきます。美味しいのもあれば不味いのもあり、一部には毒(!)入りです。そして、何個目かですごく美味しい料理がきました。さて、たとえ、まだおなかが空いていても、この料理を最後に退席すればいいわけです。なにしろ、次は毒入りかもしれません。つまり、損する可能性があります。

でも、ほとんどの人はいい思いをした後にはさらにいいものを期待します。つい、欲張っちゃうんですよね。わかりますよ。パチンコでも、大当たりした直後に勝ったまま帰れる人がいないのと一緒です。

でも、ご想像の通りこれが最悪のパターンですよね。勝ってもやめないなら、次にやめるのは負けたとき。勝負できなくなったときでしょう。つまり、つい欲張ってしまって、負け逃げならぬ破産退場を強いられてしまうのです。

そして、ここで必要なのが、冷静で欲張らない判断力です。AI(人工知能)ならば、あなたの考えを忠実に実行してくれます。しかも、設定ミスしなければ、運用自体でミス(誤注文など)することはありえません。AI(人工知能)は、「道は知らないけど、言われたとおりに歩く」のです。しかも、AI(人工知能)の判断材料はある程度的確であると期待できます。

AI(人工知能)はビッグデータを扱える

ビッグデータのイメージ

三つめの利点はいわゆる「ビッグデータ」です。昔は、為替とか投機といっても各国に別々にメインが存在していて、不安定な国はいつでも不安定で、安定した国は大体安定していました。他国の影響は、そんなに大きくはなかったのです。

でも、今はグローバル時代。たくさんある外国のなかの一国で起こった金融事件が、数分後に世界に波及する時代なのです。為替にしろ株にしろ不動産にしろ、もはや世界の動向と切り離せなくなっています。

そして厳しい現実ですが、余程の天才で事務能力が高くないと、いつ金融の死亡事故に会うかわからないのです。最近では、スイス政府の介入によるいわゆる「スイスフランショック」で破産者が大量に出たのが2015年でした。このとき、FXという資産運用をしていた人たちは大打撃を受けました。スイス政府のせいで、大勢の日本人投資家たちが一撃でキャリアを破壊されるどころか人生すら失った人もいたようです。

経済の異変を早期発見、対処するには、世界中の主要40カ国程度の金融動向に24時間目を光らせる必要があるのです。そして、経済の異変や大事件、自身の取引の損に気づいたり、その予兆を捉えたらすぐに取引を中止する必要があります。

このような、迅速な対処をするには、人海戦術かAI(人工知能)しかありません。実際、世界に名だたる投資グループ(ヘッジファンドなど)は、自社にスーパーコンピュータを備え、世界に名だたる天才数学者や経済学者、トレーダーを大量に雇用しています。つまり、可能ならば「AI(人工知能)」と「大量の人材」を両方使うのが、資産運用の今のトレンドというわけなのです。一個人がこういった人材を集めるのはほとんど不可能ですが、AI(人工知能)なら可能です。

 

ここまで、AI(人工知能)による資産運用について見てきました。まず、AI(人工知能)は眠らなくてよいので、資産運用状況を常にチェックすることができます。そのため、資産運用における致命的な失敗を避けることができます。また、AI(人工知能)は設定したルールを忠実に守るので、勝ち逃げという心理的に難しい処理を厳格に実行できます。さらに、AI(人工知能)はビッグデータを扱えるので、世界中の経済の異変や大きな事件などやその予兆を発見して早めの対処が可能です。

こうしてみると、これからの時代にAI(人工知能)を使わない取引はありえないですよね。今すぐ投資は無理でも、こういった技術もあるんだとわかってもらえれば幸いです。でも、くれぐれも資産運用で無理はなさらないように!

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