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見分けがつかないかも!?人型AI(人工知能)ロボットが超リアル

見分けがつかないかも!?人型AI(人工知能)ロボットが超リアル

ここ数年、パッと見ただけでは人間と見分けがつかないほどのAI(人工知能)搭載のリアルな人型ロボットの開発が進んでいますよね。

例えば、テレビ番組で有名になったマツコデラックスさんにそっくりなアンドロイドの「マツコロイド」や、デパートの受付嬢などテレビや街中で一度は目にしたことがあるかもしれません。

このように、いろんな所で活用するようになった人型AI(人工知能)のリアルなロボットが急成長を遂げています。

そもそも、人型ロボットの歴史は意外なほどに長く18~19世紀にはスイスで「オートマタ」と呼ばれる文章を書く人型ロボットが開発されました。この頃のロボットは、決まったことを単調に繰り返すだけで動作に複雑さもありませんでした。

そのころから比べるとまさかこんなに人型AI(人工知能)ロボットが見た目もリアルで、なおかつ「心」を持つようになるとは誰も考えなかったでしょう。

そこで、今回は見分けがつかないかも!?人型AI(人工知能)ロボットのリアルな実態についてお伝えしていきます。

超リアルな人型AI(人工知能)ロボットが増えてきている理由と「心」を持つために必要なこととは

ロボットのイメージ

これまでのロボットの研究は、工場なので働く産業用ロボットなどを中心に行われていましたよね。しかし、近年は人間の生活の場で働く日常活動型ロボットに関心が移ってきています。そのために、人間と関わりながら活動するという目標を達成するための人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットが増えてきたという訳です。

そして、人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットが「心」を持つために必要なこととは…対話した人間が不自然さを感じない対話能力を実現する事がポイントになりそうです。現時点では、多くの人型AI(人工知能)ロボットは話しかけられたりするイベントに対して反応するという形でした。そこから発展を遂げ、話しかけられたその後に、意図や欲求までもがプログラムされると、ほぼ完全に「心がある」と判断されるでしょう。

人型ロボットのソフィア

すごい

今までは人型AI(人工知能)ロボットの実態についてお話ししました。そして、その中でも世界で注目を集める人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットがいます。それが、香港を拠点とするHanson Roboticsの人型AI(人工知能)ロボット「ソフィア」さんです。

Robot Sophia speaks at Saudi Arabia's Future Investment Initiative

先日、このロボットがサウジアラビアの市民権を獲得したというニュースが世界中を駆け巡りました。なんと、ロボットが国の市民権を得るのはこれが世界初とのことです。ロボットが人として認められるなんてすごい事ですよね。市民権の獲得はHanson Roboticsのアピールポイントである「人間らしさ」を宣伝すること以上の目的はないようですがら今やロボットはこの段階まで来ているのです。

この、人型AI(人工知能)ロボットを動画で見ましたがとてもリアルな完成度です。細かく変わる表情や、話すのに合わせて動く唇など、かなり精巧に作られていて、62の表情が出来るとHanson Roboticsは述べています。話と話の間に見せる笑みは、特に人型AI(人工知能)ロボットとは思えないリアルな微笑み方をしていて驚きました。

しかし、頭頂部はカツラをかぶれば簡単に隠せる所をわざわざ透明な素材にしてシースルーにするあたりからは、かなり確信犯なブランディング戦略が覗きますよね。この事からも人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボット「ソフィア」のこれからがとても楽しみです。

人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットのこれから……

人とロボットのイメージ

最後に、これから人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットがどう活躍していくのか考えてみましょう。

まず、人型AI(人工知能)ロボットを導入しやすいのは商業施設や各種店舗での接客・案内業務ではないでしょうか。最近のお寿司屋さんの受付などではすでにAI(人工知能)ロボットのペッパーくんを見かけるようになってきています。

これからの日本の労働人口は、2060年までに最悪の想定で42%減少するというデータもあります。国全体としての労働力が大きく減少していく中、人型AI(人工知能)ロボットで代替可能な職業での活用は、企業側から見てもメリットが大きく、イメージしやすいでしょう。

他には、高齢者向けのサービスに向けた活用というのも可能性がありそうです。高齢者にとって人間と人型AI(人工知能)ロボットを見分けることは難しく、実際に区別できなかった人も多いとのことなのです。

そうなると、一部の高齢者にとっては、もはや「普通の人間」と認識されます。この特徴を生かして高齢者の話し相手になるサービスや、介護サービスなどでは活用しやすいと考えてよさそうです。これからの超高齢化社会に向けて活用に期待せずにはいられません。

まとめ

今回は、見分けがつかないかも⁉︎人型AI(人工知能)ロボットが超リアルな実態についてお伝えしました。

  • リアルなロボットが増加‼︎心を持つために必要な事とは……

近年、人間の生活の場で働く日常活動型ロボットに関心が移ってきているため、人間と関わりながら活動するという目標を達成するための人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットが増えてきた。そして、人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットが「心」を持つために必要なこととは対話した人間が不自然さを感じない対話能力を実現する事にある。

  • AI(人工知能)ロボットのソフィア

世界初の市民権を獲得した人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットが登場した。その名も香港を拠点とするHanson Roboticsの人型AI(人工知能)ロボット「ソフィア」というものです。62の表情が出来る「ソフィア」は見た目もリアルで細かく変わる表情や、話すのに合わせて動く唇など、かなり精巧に作られている。

  • 人型AI(人工知能)ロボットのこれから……

これから人型AI(人工知能)ロボットを導入しやすいのは商業施設や各種店舗での接客・案内業務の場で活躍が期待できる。

そして、今からのますますの超高齢化社会に向けて、高齢者向けのサービスへの活用に期待されている。なぜなら、高齢者にとって人間と人型AI(人工知能)ロボットを見分けることは難しく、実際に区別できなかった人も多いからです。

AI(人工知能)の発展は見方によっては不気味かもしれませんが、国から市民権を得るロボットはソフィアが最後にはならないでしょう。こうなると「いかにロボットと付き合うか」を今から意識しておいたほうがいいかもしれません。そう遠くない未来に人間らしい心を持つ人型AI(人工知能)搭載のリアルなロボットがあなたの隣に違和感なく座っているかもしれません。

参照元 アンドロイドは進化の果てに「心」を持つのか?
世界初、ロボットに市民権!人型ロボット「ソフィア」はブラックジョークがお得意な模様……

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