AI(機械学習)に関する専門的な記事を読んでいると、「scikit-learn(サイキットラーン)」という単語を見かけることがよくありますよね。これはプログラミングをしていたり、IT関係の企業に勤めている方でなければ知らない単語でしょう。実際私は初めて見た時に読み方さえわかりませんでした 汗
そこで今回は、「scikit-learnとは何か?」についてお伝えしていきます。
一言で言うと「scikit-learn」とは・・・
機械学習をプログラミングする際に主に使用されるライブラリ(再利用できるプログラムを集めたもの)です。
機械学習分野において現在最も重要なライブラリがscikit-learn
scikit-learnとは、2007年にスタートしたオープンソース機械学習ライブラリのことです。
つっちー
ライブラリとは、再利用できるプログラムを集めたもののことで、
オープンソースとは、公に無料提供されているプログラムのソースコードで、誰でも自由に好きなように使って良いという考えに基づいてコンピュータプログラムを開発する手法のことを言います。
自由に利用し再配布もでき、誰でもソースコードを見ることができるscikit-learn。scikit-learnに関しては開発と改良が日々続けられており、非常に活発な利用者のコミュニティが存在しています。様々な最先端の機械学習アルゴリズムとその使用方法を書いた解説書も用意されているため、scikit-learnは機械学習分野において現在最も重要なライブラリとなっていることは間違いありません。
まとめ
つまり、「scikit-learn」とは
機械学習をプログラミングする際において、現在最も重要な存在として活用されているライブラリです。
<参考>
・Antonio Gulli (著), Sujit Pal (著), 大串 正矢 (翻訳), 久保 隆宏 (翻訳), 中山 光樹 (翻訳) (2018).『直感 Deep Learning ―Python×Kerasでアイデアを形にするレシピ』
・Andreas C. Muller and Sarah Guido (2016). Introduction to Machine Learning with Python: A Guide for Data Scientists. O’Reilly Media, Inc. (アンドレアス・C・ミューラー、サラ・グイド 中田 秀基(訳)(2017). Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎 株式会社オライリー・ジャパン)
・Sebastian Raschka(2015). Python Machine Learning. Packt Publishing. (株式会社クイープ、福島真太朗(訳)) (2016). 『Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 (impress top gear)』
・Andreas C. Muller and Sarah Guido (2016). Introduction to Machine Learning with Python: A Guide for Data Scientists. O’Reilly Media, Inc. (アンドレアス・C・ミューラー、サラ・グイド 中田 秀基(訳)(2017). Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎 株式会社オライリー・ジャパン)
・Sebastian Raschka(2015). Python Machine Learning. Packt Publishing. (株式会社クイープ、福島真太朗(訳)) (2016). 『Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 (impress top gear)』
つっちー
AI(人工知能)って「なにそれ美味しいの?」ってレベルだった僕が、AIエンジニアを目指してステップを踏んだり踏まれたりしている記事を書いてます。よかったら読んでみてください(実話)。
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