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【2020年版】 IoT初心者におすすめのスマートホームハブ&IoT製品

【2020年版】 IoT初心者におすすめのスマートホームハブ&IoT製品

スマートスピーカーに「おはよう!」と話しかけると、カーテンが開き照明がついて、今日の天気やニュースまで読んてくれる…こんな快適な生活ができる「スマートホーム」はすっかりおなじみですよね。

どうしてそんな魔法のようなことができるのか、不思議に思う方も多いでしょう。実は「スマートホームハブ」を利用すれば、家の「スマートホーム化」は簡単に実現できるのです。

でも、「えっ!ハブ? 設定とか大変でしょ」と難しそうなイメージがありますよね。しかし、「スマートスピーカー」などに搭載されている「スマートホームハブ」機能を使えば、1つ1つの家電がリンクするので、家全体を便利にしてくれます。しかも、「暗くなったらライトオン」など、セキュリティ面でも大きなメリットが得られるでしょう。

そこで、今回は「スマートホームハブ」とは何なのか、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。そして実際の使い方や個々のライフスタイルに合わせた選び方や、「スマートホーム化」にはかかせないIoT製品についても解説しましょう。

家をスマートホーム化できるスマートホームハブって何?

スマートホームハブのイメージ

「スマートホームハブ」とは簡単に言えば、ネットワークでつながった様々な家電を指示通りに操作するための「中継機」です。

たとえば、テレビやエアコンなどIoT家電をそのまま使用していても、家電同士がリンクして動くことはできません。そこで「スマートホームハブ」の出番です。人が出した指示を「スマートホームハブ」が受け取り、複数ある家電の中で動かしたい家電を判断して指示を出します。

こうして、「行ってきますと言うとエアコンOFF」、「家に近づいたらカギを開錠」など複雑な動きができるのです。会社の中にも、このように皆に指令を出す人はいるように「スマートホームハブ」はまさに「司令塔」のような重要な役割を持つ「メインコントローラー」とも呼べます。

では、「スマートホームハブ」のことが少しわかったところで、実際に自宅で使ってみましょう。

家にスマートホームハブを導入しよう

スマートホームのイメージ

いざ、家電量販店に行って「スマートホームハブ」を購入しようとしても、何を買えばよいのかわからないですよね。そこでまず、スマートホームハブ機能を持つ主な製品を見てみましょう。

スマートスピーカー

スマートスピーカーはAmazon EchoやGoogle homeでおなじみ、話しかけるだけで質問に答えてくれたり、音楽・動画の再生、ニュースも読み上げてくれます。そして「Amazon Echo Plus」、「Google Home」などスマートホームハブ機能が搭載されている「スマートスピーカー」では、家電を音声でコントロールできます。忙しい時や手がふさがっている時など便利ですよね。

スマートディスプレイ

あまり馴染みがないかもしれませんが、スマートディスプレイとは画面が付いた「スマートスピーカー」です。タッチパネルがついていて、人が話しかけた内容に「音声+画像・映像」で返してくれます。スマートホームハブ機能つきとしては、「Google Nest Hub」「Amazo Echo Show」が発売されています。

スマートリモコン

スマートリモコンとはエアコン、テレビ、照明など赤外線リモコンで操作できる家電を1つにまとめ、一括管理してくれるリモコンです。また、「Amazon Echo Plus」や「Google Home」などの「スマートスピーカー」と連携させれば音声で家電を操作でき、スマートフォンのアプリで、外出先でも家電の遠隔操作ができます。それに、今ある家電やスイッチを買い替える必要もないので家計に優しいですよね。「SwitchBot hub plus」「Nature Remo」などが初心者にもおすすめです。

このように「スマートホームハブ」機能を持った製品はいくつかありますが、個々の目的や生活状況に合わせて選びましょう。次に生活パターン別におすすめ製品をご紹介します。

一人暮らしにおすすめのスマートホームハブ:leafee hub(リーフィハブ)

リーフィ

一人暮らしで気になるのはセキュリティ。外出先で「あっ、戸締り忘れた!」と気づいても頼める人はいませんよね。そこでおすすめなのは、ホームセキュリティの「leafee(リーフィ)」です。

これは、窓や壁に貼ったセンサーと「leafee hub(リーフィハブ)」というホームハブが連携し、家の状態や異常を知らせてくれるサービスです。たとえば、外出中でも気になる戸締りをスマートフォンのアプリでチェックができ、センサーが侵入者をキャッチすると警報ブザーで威嚇してくれます。ですから、女性の一人暮らしでも防犯面で安心ですよね。

それに、センサーが後付けなので工事も不要。リーフィは月額1480円から利用でき、使い放題であるサブスクプランもあります。リーズナブルで気軽に導入できるので、離れて暮らす高齢者の見守りとしても使えるでしょう。

ファミリーにおすすめのスマートホームハブ:TEPCOスマートホームハブ

TEPCOのイメージ

近年、共働き家庭は増えていますが、子どもの帰宅時間や留守中の家の様子など気になりますよね。外出先からドアの開閉や帰宅状況が確認できる「TEPCOスマートホーム」サービスの「おうちの安心プラン」はおすすめです(東京電力とソニーが共同開発)。

まず、家の中心付近にWi-Fiルーター「スマートホームハブ」(ソニーモバイル開発)を置きますが、広い家でも隅々まで電波が届く設計で、無線アクセスポイントとしても使用できます。

また、玄関の扉や壁にはセンサーを設置し、センサーに反応する「スマートタグ」は、家族それぞれのかばんや鍵に付けて携帯します。そして、帰宅や外出時にはセンサーがキャッチし「スマートホームハブ」を通じて、スマートフォンの専用アプリにアラートが届くのです。

他にも、専用アプリから家族間のメッセージが共有できるので、「今日の夕食はカレーよ!」「うれしい!」「おなかすいた」など家族のコミュニケーションも増えるでしょう。

これらのシステムは2年間の連続利用が前提ですが、すべて東京電力が無料で設置してくれます。IT関連の初心者や高齢者には嬉しいサービスですよね。

ここまでの記事を読んで、自宅をスマートホーム化したくなった方も多いでしょう。次に、スマートホーム化にはかかせない「スマートスピーカー」について詳しくお伝えします。

声で家電を操作するならスマートスピーカー

スマートスピーカーのイメージ

音声で家電をコントロールする「スマートスピーカー」はおしゃれで便利ですが、多くの機種が発売されています。そこで、スマートホームハブ機能が搭載されている製品の特徴を見てみましょう。

Amazon Echo Plus

Alexaでおなじみの「Amazon Echo Plus」は、360°全方向スピーカーで、以前のモデルよりも音質が向上しています。もちろん声でテレビやエアコンの操作ができますが、温度センサーも内臓で、「アレクサ、寝室の温度は何度?」と聞いてもちゃんと答えられるとのこと。

また、スマート家電との接続も簡単で「アレクサ、デバイスを探して」と話しかけるだけでセットアップも可能なのです。機械の初期設定はめんどくさい、という方でもすぐ始められますよね。

Google Home

「スマートスピーカー」としては「Amazon Echo」についで2番目に発売されました。「Google Home」が搭載する「Google Assistant」は、特に知能が高いAI(人工知能)と言われていますし、検索エンジンも「Google」を用いているので、検索の精度が抜群に高いでしょう。いちいち入力して検索するのが面倒な場合にはぜひGoogle homeを使いましょう。

Apple HomePod

Appleが発売している唯一電話の発着ができる「スマートスピーカー」です。ですから、通話が多い方には特におすすめです。それに、iPhoneやiPadで聴いていた曲をそのまま聴くことができるので、部屋の中でもゆったりとライブ感覚で楽しめますよね。

このように、「スマートスピーカー」は、メーカーやモデルによって得意分野が異なりますが、自分が一番どの機能を使いたいのかを考えて選ぶことをおすすめします。

では、ここからは「スマートスピーカー」などで操作・管理できるお手頃なIoT製品についてもご紹介します。

初心者におすすめのお手頃IoT製品とは

IoTのイメージ

IoT製品とはインターネットで繋がる機能を持った製品のことですが、その中でも初心者にも使いやすいものをジャンルごとにお伝えします。

【照明】+Style ORIGINAL

Style ORIGINALとはスマートフォンやWi-Fi環境があれば、すぐに使えるスマートLED電球です。読書、食事、くつろぎなど生活シーンにあわせて明るさや光の量も調節できます。また、値段は2,000円前後と白熱電球に比べると少しお高めですが、寿命は40,000時間なのでコスパが良いですよね。

【スマートコンセント】+Style スタイルプラグ

Style スタイルプラグはコンセントに差し込むタイプで、自宅にある家電をスマートフォンや音声で簡単にスマート化してくれます。また、つけっぱなしのテレビやゲーム機なども、外出先から消すことができ省エネにつながるでしょう。ボディーもコンパクトで、2,000円以下で購入できるのは嬉しいですよね。

【鍵】セサミ mini スマートロック

セサミ mini スマートロックではスマートフォンを使えばドアに近づくだけで解錠され、アプリで家族やゲストと鍵のシェアもできます。なので、留守中に荷物を部屋に入れてもらうなど、多様な使い方ができるでしょう。また、全長10㎝以下とコンパクトで、取り付けも簡単なので女性にも人気があります。価格は15,000円前後で、スマートロックの中ではお手頃価格です。

【カーテン】めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス)

めざましカーテン mornin` plusを使うと「起床時間に合わせてカーテンが自動に開き、太陽の光で自然に目が覚める…」という夢のような生活ができます。片手で簡単にカーテンレールに取り付けられ、長期に家を留守にする時も、スマートフォンでカーテンを操作することで防犯につながります。1万円以下で購入できるのでちょっと試してみたいですよね。

これらはIoT製品のほんの一部ですが、種類も豊富でバージョンアップされた新製品も続々と登場しています。実際に使ってみると「スマートホーム化」を実感できるでしょう。

さて、「スマートホームハブ」の登場によって、家の「スマートホーム化」は着実に普及し始めましたが、私たちの未来の生活についても考えてみましょう。

スマートホームハブで変わる未来

つながるイメージ

今のところ「スマートホームハブ」と言えば「スマートスピーカー」や「スマートディスプレイ」「スマートリモコン」が代表的ですが、今後私たちのニーズも高まり、「スマートホームハブ」の機能もますます進化するでしょう。

たとえば…朝「おはよう!今日は8時に家を出るよ」と「スマートスピーカー」に話すと、出発時間に合わせてすべての家電が連携。テレビからはいつも観ている情報番組が流れ、コーヒーメーカーがコーヒーを入れ、洗濯機も回り始める。そして食事中には雑談にも応じてくれる…。

このように、「スマートホームハブ」が居住者の生活パターンを学習して、それに合わせて家の中の設備や家電を操作してくれる、しかも余った時間で趣味を楽しむ…なんてことも夢ではないでしょう。

また、不在時の部屋の照明も自動で消し、外が明るい時はカーテンを開けて光を取り入れるなど、人ではなかなか気づかないところで、電気代の節約にも貢献してくれると助かりますよね。

 

今回は「スマートホームハブ」とは何なのか、そして「スマートホームハブ」の種類や選び方、連携して使うおすすめのIoT製品もご紹介しました。

「スマートホームハブ」とは、インターネットでつながった複数の家電を、指示通りに操作する「中継機」です。また、「スマートホームハブ」機能があるものは、「スマートスピーカー」「スマーディスプレイト」「スマートリモコン」などですが、お互いに連携し合うことでより快適な生活が実現するでしょう。

そして、一人暮らしには防犯性の高いホームセキュリティ「leafee (リーフ)」、ファミリーにはそれぞれの帰宅時間がわかる「TEPCOスマートホーム」の「おうちの安心プラン」がおすすめです。いずれも「ホームハブ」がセットになっているので設置も簡単。初心者にも手軽に利用できますよね。

加えて、「スマートホーム化」にはかかせないお手頃IoT製品として、

  • 【照明】+Style ORIGINAL ・【スマートコンセント】+Style スタイルプラグ
  • 【鍵】セサミ mini スマートロック
  • 【カーテン】めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス)

をお伝えしました。このようなIoT製品を使うと、自分の生活にちょっと変化ができて毎日が楽しくなるでしょう。

日本は将来、少子高齢化、共働き家庭などがまだまだ増えると予想されています。ですから、留守中の子どもや独り暮らしの高齢者の見守り、家事の負担の軽減などがこれからの課題になるでしょう。

そんな中、家のセキュリティ化やオートメーション化に大きな役割を果たす「スマートホームハブ」は、これからますます重要になり進化するに違いありません。そして、IoTを取り入れた未来の私たちの暮らしは、より安全で身近なものになるでしょう。

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