2020年度より小学校でプログラミング教育が開始され、プログラミングが身近な存在になってきましたよね。
こういった背景によりプログラミング言語にも注目が集まっています。これからの社会に必要不可欠であるAI(人工知能)に使われることが多いプログラミング言語がPythonです。実際に興味を持ち、触れてみたいという方も多いでしょう。
事実、Pythonは将来性はもちろんのこと文法がわかりやすく、いろいろな機能があるためにプログラミング言語の中でも人気があります。ですが、Pythonは実際のところどういったことができるか。どういった技術に利用されているのかわかっていない方も多いです。
そこで今日は、初めての方でもわかりやすいPythonの書籍を5冊紹介します。プログラミングを学ぶにあたって、ぜひ目標を持って取り組んでみてください。
では、まずはPythonとは何か解説した後、初心者に読んでほしい参考書をお伝えします。
pythonとはどんな言語?
ある程度、プログラミング言語を調べたことがある方は、以下のようなPythonの特徴を見たことがあるでしょう。
- 専門分野で力を発揮できる
近年注目を集めているAI(人工知能)や、それに用いられている「深層学習(Deep learning)」にもPythonが使用されています。こういった先進技術で活躍する機会が多くなってきているのです。
- 実用的なライブラリが豊富
ライブラリとは、ある特定の機能をまとめた骨格のようなもの。このライブラリを使用することであらかじめ準備された機能を使用することができ、手間が省けます。ライブラリ毎の特徴について学ぶだけでも良い機会になりますので、是非調べてみてください。
こういった特徴から、画像処理技術や自動運転技術にPythonが使用されることも多く、現在注目されている言語のひとつです。
python初心者はまず本を読んでほしい理由
ここまでお伝えしてきたようにPythonは専門分野で力を発揮します。そのため、適性のないものには使えません。
まずはこれからお伝えしていく書籍で興味を持ったものを作ることを第一の目標にしてみてください。
python初心者に読んでほしい書籍その1:スッキリわかるPython入門(スッキリシリーズ)
最初にご紹介する本は「スッキリわかるPython入門(スッキリシリーズ)」。この本は、Java入門で注目を集めたスッキリシリーズのPythonの書籍です。
普段からPythonを学習する上で発生する疑問点を解決してくれる教科書的な役割も果たします。
必要な知識は1週間程度あれば身につき、エラーなど写経ではわからないことが解説されているので、是非Pythonの書籍1冊目に。
特徴のまとめ
- 入力するとすぐに結果が出るような簡単なものから触れることができる
- 本質的に解説され、次のステップへ繋げて学習できる
- 何より、疑問が残らない構成になっている
python初心者に読んでほしい書籍その2:Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
Pythonの書籍といえば、どうしてもとっつきにくい印象を持っている方も多いですよね。
そこでおすすめしたいのがこの本「Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ」です。この書籍は名前に1年生とついているように、次のステップを学べる2年生の書籍へと続きます。
特徴のまとめ
- 1年生、2年生と継続で学習することができる
- イラストが優しい雰囲気でスラスラと進められる
- 本当の初心者用の書籍!
python初心者に読んでほしい書籍その3:いちばんやさしい Python入門教室
今度は「いちばんやさしい Python入門教室」という書籍をご紹介します。
特徴のまとめ
- 前半は流し読み、後半は実践 という構成になっている
- 実際に手を動かして楽しみながら学習することができる
- スクリプト言語経験者には簡単すぎる内容
python初心者に読んでほしい書籍その4:入門 Python3 (オライリー)
「入門 Python3 (オライリー)」は、Pythonの書籍においては随一の著名度を誇るオライリーの書籍になります。
本書は初心者から中級者、そしてプロを目指すことが期待されています。
特徴のまとめ
- 他言語経験者には、無駄なステップがなくスムーズに学習できる
- サンプルコードやチュートリアルはシンプルで未経験者には高難易度
- 中級者、プロになるまで使うことができる
python初心者に読んでほしい書籍その5:3ステップでしっかり学ぶPython 入門
最後にご紹介する本は「3ステップでしっかり学ぶPython 入門」。名前の通り、丁寧な解説の後、実際に手を動かす手順紹介、実践と初心者向けに最適な構成になっているPythonの書籍です。
特徴のまとめ
- 3ステップで初心者にも優しい
- プログラミングをする環境に慣れることができる
- 図を交えて解説されている
今回はPython初心者に読んでほしい書籍5冊をご紹介しました。まず Pythonについてまとめると以下の通り。
- Pythonは将来性があるプログラミング言語
- Pythonはコードが短く初心者でも手を動かしやすい
- 自分のレベルにあった書籍を手に取りましょう
これからの社会、Pythonに限らずプログラミングの経験が活きる場面に遭遇することも多いでしょう。
Pythonに興味はあるけど難しそうと言った印象を持っているため手をつけることを躊躇している方には、是非、今日お伝えしたPythonの書籍を1冊でも手に取ってみてください。印象が大きく変わるはずです。
その際、Pythonで何ができるのか、何を目標として取り組むのかを明確にしてから学習を始めてみてください。そうしてPythonに触れ、様々なシステムを生み出してみましょう。