テクノロジー

【初心者から上級者まで】おすすめPythonの参考書とその学び方まとめ

【初心者から上級者まで】おすすめPythonの参考書とその学び方まとめ

世の中にはさまざまなプログラミング言語が存在しますが、AI(人工知能)市場の広がりなどで、Pythonの需要が近年高まっています。ならば、時代の流れに乗り、Pythonの参考書を買って勉強したいですよね。また、現時点ですでにPythonを扱っている人でも、参考書を使ってキャリアアップを狙っていくことは重要です。

とはいえ、一口にPythonの参考書といっても、初心者向けのものから中級者向け、上級者向けのものまで幅広く存在するので、自分に合った参考書選びに失敗しないための情報が欲しいでしょう。自分のスキルや目的に合致しない参考書を選んでしまっては、時間もお金も無駄にしてしまうことも。

そこで今回は、Pythonの参考書の中でもおすすめのものを初級者向け、中級者向け、上級者向けにわけて紹介します

  1. まずはPythonをマスターするための学び方を知っておこう!
  2. 初級者編:Pythonの入門書といえばこれだ!
    1. 3ステップでしっかり学ぶ Python入門 (著:山田祥寛・山田奈美 出版社:技術評論社)
    2. ゼロからやさしくはじめるPython入門(著者:クジラ飛行机 出版社:マイナビ出版)
    3. たのしいプログラミング Pythonではじめよう!(著:Jason R.Briggs(訳:磯蘭水、藤永奈保子、鈴木悠) 出版社:オーム社)
  3. 中級者編:実際にPythonでプログラミングをするために読みたい本とは
    1. 入門 Python 3(著:Bill Lubanovic(監訳:斎藤康毅、訳:長尾高弘) 出版社:オライリージャパン)
    2. Python入門[2&3対応](著:細田 謙二,石井 光次郎,岩川 建彦,岡田 正彦,オレンジ岸本,エスキュービズム 出版社:秀和システム)
    3. Effective Python――Pythonプログラムを改良する59項目(著:Brett Slatkin(訳:黒川利明 技術監修:石本敦夫) 出版社:オライリージャパン)
  4. 上級者編:さらにPythonを極めたいあなたにおすすめの本とは
    1. エキスパートPythonプログラミング 改訂2版(著:MichalJaworski, Tarek Ziade(訳:稲田直哉,芝田将,渋川よしき,清水川貴之,森本哲也) 出版社:KADOKAWA)
    2. 現場で使える!Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで(著:木村優志 出版社:翔泳社)

まずはPythonをマスターするための学び方を知っておこう!

勉強しているイメージ

Pythonの参考書の紹介に入る前に、Pythonを参考書で初めて学ぶにあたってまず頭に入れておきたいことについて触れておきましょう。なぜならこれから紹介することを頭に入れておくと、Pythonをマスターできる可能性がぐっと上がるからです。

Pythonを始めとしたプログラミング言語の参考書での学習において、もっとも大事なことは、実際に自分の手でコードを書いてみて、プログラムの実行結果を確認してみること、すなわち写経をすることです。参考書にコードも実行結果も載っているし、別に手を動かさなくていいや、と参考書をながめて頭の中のコンピュータだけで完結してしまってはPythonを習得することはできません。

もちろん手を動かすことで覚えがよくなるということもありますが、実際に組んだプログラムがどのように動くのか試すことは学びが多いでしょう。例えば、もしプログラムの写し間違えがあったり、練習問題で間違った解答をしてしまったりすると意図しない動作が起こります。そのとき、どこが間違っているのか明らかにすることで、何をいじれば何が起こるのか学ぶことができますよね。

また、少し発展的になりますが、あえて参考書のコードをいじってみて、実行結果の変化や、エラーを確かめてみたりすることも、大きな勉強となります。ある程度勉強したら応用してみることも大切で、参考書の一つのコードで複数の学びが得られるでしょう。このようなことから、Pythonの参考書を使った学習において手を動かすことは非常に大事なことなのです。

他にも大事な点として、自分にあったレベル設定で勉強を始めるというのがあげられます。例えば、AI(人工知能)を作りたい、機械学習(データからコンピュータが繰り返し学習し、潜在的なパターンを見つけ出すことをやりたいとしましょう。

AI(人工知能)を実現するための技術)をやってみたいからといって、Pythonに触れたことのない人が高度なAI(人工知能)や機械学習の参考書から手を付け始めても挫折する可能性が高いですよね。そのため最初はぐっと我慢して、初歩的な入門書から始めた方が挫折しづらいですし、回り道のようで近道です。

最後に、目的や目標を持って勉強しましょう。目的や目標はモチベーションにもつながりますし、自分の進むべき道を標してくれるので、挫折もしづらくなりますし、どのような順序で何を勉強していくべきなのかはっきりとするでしょう。目的や目標を達成するのは時間がかかることもありますが、こつこつ進めれば必ず達成できます。

Pythonのマスターに王道はありません。目的や目標を持って、自分のレベルに合わせた参考書を選び、手を動かしながら勉強を進めていけば、そのうちPythonマスターになるに違いありません。

続いて、Pythonの参考書を初級者編、中級者編、上級者編の順で紹介していきます。

初級者編:Pythonの入門書といえばこれだ!

初心者のイメージ
これから紹介するPythonの参考書は初級者編のため、初めて手に取る参考書になるでしょう。初めてのPythonの参考書選びのポイントですが、まずは自分の読みやすいものを選んでみましょう。

初級者編で紹介するPythonの参考書は3冊です。

3ステップでしっかり学ぶ Python入門 (著:山田祥寛・山田奈美 出版社:技術評論社)

この本は、Python初心者向けに基礎的な文法がやさしく載っています。このPythonの参考書のポイントはなんといっても予習、実践、復習の3ステップで学ぶことができることです。単純に考えて、3回繰り返して同じ内容を勉強することになるので、頭の中への定着度がとても高く、やさしく、そして効率よく学習ができるでしょう。

さらに本の中ではダメ押しの練習問題もついているので、学んだ知識がばっちり定着できますよね。

3ステップでしっかり学ぶ Python入門

ゼロからやさしくはじめるPython入門(著者:クジラ飛行机 出版社:マイナビ出版)

図やイラストが多く、初級者でもとっつきやすい構成になっているPythonの参考書ですが、その特徴はチャプター毎にプログラムを作ることができる点です。また、プログラムから作ることができるものとして、計算ツールや心理テスト、ゲームなどがあり、どれも非常に楽しく、またPythonで何ができるのか具体的なイメージが付きやすいでしょう。

ただ単にコードを打ち込んで単調な実行結果を打ち込むだけより、具体的な成果物がある方がやる気もアップしますよね。

ゼロからやさしくはじめるPython入門

たのしいプログラミング Pythonではじめよう!(著:Jason R.Briggs(訳:磯蘭水、藤永奈保子、鈴木悠) 出版社:オーム社)

Pythonについて初心者向けに説明されている、おすすめの参考書です。Pythonを学習していると、クラスやら、オブジェクトやら、難しい用語(概念)が登場するのですが、このPythonの参考書ではとてもていねいな説明がなされており、理解を深めるのにうってつけでしょう。

また、本に載っている例題やパズルは面白く工夫されて設定されており、 本文の説明もカラフルなイラストが満載で楽しく学ぶことができます。本の後半では手の込んだゲーム作りができるので、実践的ですよね。

たのしいプログラミング Pythonではじめよう!

中級者編:実際にPythonでプログラミングをするために読みたい本とは

中級者のイメージ

中級者編で紹介するPythonの参考書は3冊です。順番に解説しましょう。

入門 Python 3(著:Bill Lubanovic(監訳:斎藤康毅、訳:長尾高弘) 出版社:オライリージャパン)

オライリーシリーズはプログラミング関連を扱っている出版社で、多くのプログラマーがオライリーシリーズの参考書に目を通したことがあるかもしれません。このPythonの参考書の特徴は情報量の多さで、これさえ読めばPythonの概要を把握できるといっても過言ではありません。Pythonの基礎からWeb、データベース、ネットワーク、並行処理などの応用面まで解説されているので、幅広く使うことができて重宝するでしょう。

入門 Python 3

Python入門[2&3対応](著:細田 謙二,石井 光次郎,岩川 建彦,岡田 正彦,オレンジ岸本,エスキュービズム 出版社:秀和システム)

より発展的な内容が書かれているPythonの専門書で、基礎から細かくていねいに書かれています。それだけではなく、Pythonの応用まで内容は広がっていて、WebフレームワークDjangoとWeb2pyや並列処理、科学計算の可視化の実現方法などについて言及しています。

ありがたいことに全項目でサンプルコードが付いているので、実際に自分で動かしてみることもできますよね。

Python入門[2&3対応]

Effective Python――Pythonプログラムを改良する59項目(著:Brett Slatkin(訳:黒川利明 技術監修:石本敦夫) 出版社:オライリージャパン)

Pythonの文法や活用などについての参考書ではなく、Pythonのコードをきれいに書くための参考書です。可読性の高いコードを書くことは、未来の自分が見返せるようにしたり、チームで作業したり、保守・運用したりするために欠かせません。

ある程度のPythonの力がついたらきれいにコードを書く練習をするために、この一冊に挑んでみましょう。

Effective Python――Pythonプログラムを改良する59項目

上級者編:さらにPythonを極めたいあなたにおすすめの本とは

上級者のイメージ

上級者編で紹介するPythonの参考書は2冊です。この本を使って勉強すれば、実践にも役立つでしょう。

エキスパートPythonプログラミング 改訂2版(著:MichalJaworski, Tarek Ziade(訳:稲田直哉,芝田将,渋川よしき,清水川貴之,森本哲也) 出版社:KADOKAWA)

このPythonの参考書は、開発現場で普段使われるツールやテクニック、それを身につける方法が載せられていて、より実践な知識やスキルを身に付けることができます。業界の先端で使われるテクニックばかりなので、一通り勉強しておけば役立つこと間違いありません。

エキスパートPythonプログラミング 改訂2版

現場で使える!Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで(著:木村優志 出版社:翔泳社)

最後に、AI(人工知能)開発において最先端の技術である深層学習(機械学習の一種)を対象にしたPythonの参考書を紹介しましょう。深層学習モデルのうちでも、ニーズの高い画像処理モデルの構築について書かれた一冊で、その道の人なら手元に置いておきたい一冊です。

この本の構成として、前半はPythonの入門について、後半は深層学習について、といった構成になっております。最大の特色として、転移学習という手法を用いて画像認識モデルを作成することと、Google Cloud Platform(GCP)(Google がクラウドで提供するサービスの総称)にて作成したものを実際に利用可能とする手法を解説しているので、実際に深層学習を活用するところまで学ぶことができるでしょう。

現場で使える!Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで

まとめ

さて、今回はPythonの参考書の中でもおすすめのものを初級者向け、中級者向け、上級者向けにわけて紹介しました。今回紹介した書籍は次の通りです。

【初級者向け】
3ステップでしっかり学ぶ Python入門
ゼロからやさしくはじめるPython入門
たのしいプログラミング Pythonではじめよう!

【中級者向け】
入門 Python 3
Python入門[2&3対応] Effective Python――Pythonプログラムを改良する59項目

【上級者向け】
エキスパートPythonプログラミング 改訂2版
現場で使える!Python深層学習入門 Pythonの基本から深層学習の実践手法まで

いずれもおすすめのPythonの参考書ですが、これらのうち自分の肌に合ったものを選びましょう。どの参考書も一冊終えたころには、レベルアップしていること間違いありません。

Pythonは奥深く、学ぶのが楽しい言語ですし、現在ますます需要が高まっており、数あるプログラミング言語の中でもおすすめの言語の一つです。さあ、まずは本屋さんに行って、参考書を手に取ってみましょう!

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました