皆さんは小さいときにいろんなことをして遊びましたよね。子供のころというのは何をやっても楽しく、毎日が発見の連続でした。
子供にとっては何をやるにしても全てのことが新しく、知らないものに興味を持つのは当たり前で、とても好奇心にあふれています。
ちょっと昔だったら頭を使う遊びといえば「あやとり」や「おはじき」「トランプ」などの遊びが盛んでした。
しかし現在では、その遊びを通して楽しく学ぶことができるよう様々な知育玩具が登場し、子供だけでなく大人になっても遊びを通して学ぶことができる機会が増えています。
では知育ロボットはどうなのか気になるでしょう。それはただのロボットとは違って学びに近い存在です。
ところで、子供を育てるうえでは様々な悩みがあります。
しかし、技術の進歩によって家の中でも安全にのびのびと学べる環境・機会が増えています。そのことについてはこれからちょっとずつ実感できるでしょう。
そこで今回は、遊びながらも楽しく学び、知恵をはぐくむことができる知育ロボットが、一体どのようなものであるのかということをご紹介していきます。では早速その中身を見ていきましょう。
遊びと知育はつながっている
具体的な知育ロボットの話をする前に、「遊び」というものが人間の成長にとても重要な働きを持っていることをご存知でしょうか。
ただ、「遊び」といってもたくさんありますが、なんでもいいというわけではないですよね。「遊び」を通して「学ぶ」ということを継続するためには、どれだけ強い「興味」を持てるかがとっても重要。
そして、その「興味」を湧き立たせることにおいて知育ロボットというものは非常に効果的であるということがわかっています。
その効果への期待として、Amazonで毎年選定される知育・学区集玩具大賞では、2017年に知育ロボットの商品が選定されています。この大賞の選定には購入者だけでなく専門家も加わっているので、まさにお墨付きですよね。
実は単なる学習能力のことだけではなく、思考力や記憶力、判断力、発想力、想像力などの様々な知的能力のことを「知育」という言葉で表すのですが、まあ何となくイメージできるでしょう。
そんな「知育」を進めるうえで重要な3つのポイントは次の通り。
- 「否定しないこと」
- 「個性を受け入れること」
- 「急がないこと」
ここまでちょっと教育の話が続いてしまっていますが、これって当たり前のようでなかなか難しいことで、そう簡単には意識しても実践できているよって人はいないのではないでしょうか。
しかし、この3つのポイントは「知育ロボット」を使うことによって、意識せずとも簡単に子供を遊ばせることができるのです。
「え、どうして!」と思われるかもしれませんが、それは知育ロボットが様々な研究技術を利用されて作られているからということを知っておいてください。
知育ロボットっていったいどんなもの
さあここでやっとですが、知育ロボットがどんなものなのかについてご紹介していきましょう。知育ロボットにもたくさん種類がありますので、ここでご紹介するのはその中でもほんの僅かなものになっています。
まず、皆さんはプログラミングをやってみたことはあるでしょうか。
確かに、パソコンの画面で文字を入力するというのが一般的なプログラミングかもしれませんが、
幼児でも遊べるプログラミングロボット「alilo(アリロ)」
「東京おもちゃショー2018」で展示された「alilo(アリロ)」は、なんと幼児でも遊べるプログラミング知育ロボット。
動かし方や遊び方は幅広いので、子供の個性を生かしながら遊ぶことができます。
さらに、この「alilo(アリロ)」は、幼稚園や保育園、小学校などの教育機関向けにも導入が進められていて、ロボットってちょっと親近感がわかないと思っていた方でも皆さんの身近な存在になりつつあるということがわかりますよね。
これからももっとロボットはみなさんの身近な存在になっていくことでしょう。
興味を誘発!!ストーリーを利用したロボット「Romo(ロモ)」
他にも、こんなものがあります。
同じくプログラミングを遊びながら学ぶことができる「Romo(ロモ)」という知育ロボットがあるのですが、こちらはさらに子供の興味を誘発する仕組みが施されているんです。
また、この知育ロボットではトレーニングをしながら遊び進めるという流れになっていて、小さなミッション(課題)をクリアしていく形で進んでいきます。
これにより、子供はゆっくりと焦らず自分のペースで、想像力を働かせながら進めていくことができます。知育のポイントとうまくつながっていますよね。
さて、ここまで知育ロボットについてご紹介してきました。少しは知育ロボットについて、イメージができるようになったでしょう。なぜ、知育ロボットが注目されているのか、そしてどんなロボットが存在するのか、もっと知りたくなったはずです。
昔ではできなかった遊びが、今ではより身近な存在になっただけではなく、技術の進歩を通してより楽しく、遊びながら知的能力を高めていくことが可能になっているのですから、これからはもっともっと広まっていくに違いありません。
お伝えしたように、簡単な操作で子供だけでなく大人も一緒に大喜びできる知育ロボットについて、これからも注目していきましょう。そして、実際に体験してみて、より多くの人が遊びの中から楽しく学べる環境づくりが広まっていくといいですよね。