SHaiNというAI(人工知能)面接サービスが最近ニュースで取り上げられ、AI(人工知能)が面接する時代になりました。
就職の面接ってリラックスして出来る人はそう多くないですよね。初対面の人と話すってすごく緊張します。厳しい人、怖い人が相手だと自分をだせなかったり、集団面接だと周りを気にしてなかなか自己アピールすることが難しかったり、またスケジュールを調整することも難しかったりと、色々大変なことがあります。
それが、AI(人工知能)が面接官になったらどうでしょうか。
そこで今回は、話題のSHaiNの内容や、実際導入した企業の声、そして導入した際のメリットデメリット、今後どうなっていくのかなどAI(人工知能)による面接の全貌をお伝えしましょう。
まずはSHaiNとは何かを解説!
まずSHaiNのサービス内容を説明します。
まず質問によって評価される項目は、大きく分けると7つあります。
なのでAI(人工知能)が面接官だからといって、身だしなみをしっかり整えないといけない注意点は人間と変わらないでしょう。
実際にSHaiNを導入した企業とその感想とは
それでは実際導入するとどうなるのか気になりますよね。
まず初めに紹介する実例は、医療・介護・保育を軸に包括的な事業を展開する一般社団法人日の出医療福祉グループです。
次は働く子育てサポートのための保育事業を展開している株式会社名鉄スマイルプラスの感想をお伝えしましょう。
その上合否判定の時だけでなく、AI(人工知能)面接のレポートを利用して、どんな環境で力を発揮しやすいか、どんな研修やフォローがよいのかを分析することができるので、合格後のその先の、配属や育成などにもつなげていきたいという話でした。
AI(人工知能)を面接で使うことのメリット・デメリット【企業側】
これまでSHaiNを導入した企業の感想を紹介しましたが、今度は企業側のメリットとデメリットをまとめましょう。
今度はデメリットについてもお話しましょう。
AI(人工知能)を面接で使うことのメリット・デメリット【受験者側】
逆に受験者のメリットやデメリットはどうでしょう。
機械が相手だと普通の面接よりはリラックスして面接に望むことができますよね。また面接官も人間なので好き嫌いなどの感情があり、その面接官と受験者側の相性によって合否が決まってしまうことも少なくありません。
先ほど話しました通り、従来のエントリーシートの代替えになるので、高学歴だからといって、有利になるわけではありません。またずっとカメラで隅から隅まで録画されているので、終始態度にも気をつけなくてはいけない点は大変かもしれません。実際面接した時と態度が一変してマイナスに写ったという声もありますので注意が必要になるでしょう。
SHaiNのようなAI(人工知能)面接の今後とは
このように様々なメリットデメリットがあります。
しかし現在の注目度を考えるとAI(人工知能)が面接の代替えすることが多くなるでしょう。ですが人事部の仕事がなくなるという訳ではありません。むしろAI(人工知能)面接をすることで、人事部の本来行うべき入社を動機づけるという業務に時間を割くことができるとSHaiNの社長は話しています。
やはりどんな仕事もAI(人工知能)の得意なことは任せ、人間が得意なことをしていくハイブリッドな社会になっていく時代に変化していくでしょう。
今回は、SHaiNの内容や、導入しての企業の感想、企業側のメリット・デメリット、受験者側のメリット・デメリット、AI(人工知能)面接の今後などについてお話しました。
就職の面接で苦労した身としては、受験者にもメリットが多くあるのはなんとも嬉しいですよね。しかし、相性で乗り切れる場合は、人間相手とは違ってデメリットになってしまったり、表裏一体でしょう。
ですから心配な点は前もってカバーしておけば向かうところ敵なしです。むしろ対策しやすいかもしれません。
これから就職面接を控えている方は突然SHaiNとの面接に当たる可能性もあります。ですから今のうちにSHaiNやAI(人工知能)面接について知っておいて、早いうちに対策を考え、就職で合格を掴み取りましょう。