AI(人工知能)ニュース

悩める受験生よ、AIを頼ろう!人工知能があなたにピッタリの大学を診断

学生のイメージ

高校生にとって、大学選びは悩みの種ですよね。大学を探すとなると、何を学べるのかといったカリキュラム、大学の知名度や所在地などから選んでいくのが一般的です。

第三次AIブームと言われる今の時代 AI(人工知能)やIoT関連の分野を学びたいと思って大学を選ぶ高校生も多いかもしれません。しかし実際大学に通ってみると、自分の学びたい内容と微妙に違っていたりもっと違うこと学びたい!と感じる人も出てくるのは確かです。こんな話を聞くと、ますます大学選びを慎重にやりたくなる気持ちが出てくるわけですが、そんな方のためにAI(人工知能)があなたにピッタリの大学を見つけてくれるサービスがあるんです。

そこで今回は、あなたの大学選びをサポートするAI(人工知能)をご紹介しましょう。このサービスを使えば、「こんなはずじゃなかったのに・・・」なんていう事態の防止に繋がるだけでなく「こんな大学もあるんだ!」と新しい発見につながるかもしれません。

AI(人工知能)の大学診断は、もともと就活の企業研究で使われていたものだった!

AI(人工知能)と人間の組み合わせのイメージまずAI(人工知能)の大学診断はなぜ始まったのかを見てみましょう。そもそもAI(人工知能)は、大量のデータから固有のパターンや傾向を見つけ、判定や予測を行うことを得意としています。これを応用して、MRI(株式会社三菱総合研究所)と株式会社マイナビは、2017年に「HaRi(はり)」というAI(人工知能)エンジンを共同開発しました。

「HaRi(はり)」は何にでも使えるAI(人工知能)ではなく、人事などの採用プロセス、すなわちエントリーシートなどの書類選考、分析などを得意としたAI(人工知能)エンジンとして開発されました。人材領域に特化したAI(人工知能)というわけで、企業側の採用活動サポートだけでなく、学生が企業を応募、選択する際のサポート機能もあるんです。

現在最も注目を集めているAI技術にディープラーニングがありますが、ご存知の方も多いかもしれません。ディープラーニングとは、人間の脳の仕組みを真似てコンピュータのプログラム上で再現した技術です。ディープラーニングの活用には、「どうしてそんな結果になったのか人間にはわからない」といういわゆる「ブラックボックス問題」が出てくることもあります。

※ディープラーニングについてもっと詳しく知りたい方はこちら

「HaRi(はり)」はそのような問題解決に向けて、人が実際に見て考える、いわゆる「知見」を組み込む「ハイブリッド予測」というものを実現させています。

この「HaRi(はり)」の技術を活用して「マイナビ2018」は、AI(人工知能)による企業研究「納得できる企業研究」を開始しました。関心があることや、やりたいこと、そして大学名や学部、志望業界、勤務地などを入力することで、AI(人工知能)が学生にマッチする企業を紹介するというものです。

それに続き、マイナビはAI(人工知能)による「納得できる学校研究」という高校生と大学のマッチングサービスをはじめました。どの大学を受験しようかと悩んでいる受験生には心強い味方になってくれるでしょう。

では、気になるAI(人工知能)による大学診断とはどんなものなのかをご紹介していきましょう。

超簡単なAI(人工知能)大学診断!「納得できる学校研究」

大学のイメージ「AI(人工知能)による大学診断」っておもしろそうだけど、

「個人情報とかいろいろ入力するのは嫌だなあ~」とか

「時間かかるとめんどくさいなあ~」

と思っている高校生も多いでしょう。でも安心してください。

マイナビがサービスする、この納得できる学校研究」は、名前や住所などの入力は不要です。今興味のあること、進学後に学びたいことなどをサクサク入力するだけのサービスで所要時間は最短1分なので、勉強の合間でもできますよね。

具体的には、次のような手順で入力していきます。

<入力の手順>

  1. 性別や学年、高校名
  2. 興味があること(起業、プログラミング、留学など単語でも長い文章でもAIは読み取ってくれます)
  3. 楽しいと思うこと、得意なこと(ゲームや部活など勉強以外のことでも大丈夫。正直に、睡眠!と入力してもOK)
  4. 将来できるようになりたいこと、夢や興味ある分野
  5. 目標の大学や希望の進学エリア

これだけで、AI(人工知能)があなたにマッチする大学を診断してくれるというわけです。思いついた単語をポンポン入力するだけなのでとにかく簡単です!もちろん少ない情報でもAI(人工知能)は分析して、大学を選んでくれますが、情報をたくさん入れれば入れるほど、詳しく解析されます。

でも得意分野や興味は、高校生ならどんどん変わるのでは?思う方も多いはず。「納得できる学校研究」は、無料で何度でも診断できるのでどんどん活用できますよね。

続いて、結果はどのように表示されるのかをお伝えしていきましょう。

驚きの、AI(人工知能)による大学診断の結果は、大学だけじゃなく学部も教えてくれる!

大学生のイメージ上記の5つの項目を入力すると…いよいよ結果発表です!

まず、あなたのマッチする大学が上位10位までランキングで表示されます。マッチ度は%で表示されるので、どのくらいマッチしているのか一目でわかるでしょう。

また、自分が今まで考えてもなかった大学が表示されることもありますが、少し調べてみようと新しい発見にもつながります。気になる大学をクリックすると、学部情報(募集内容や学費など)も表示され、そのまま資料請求もできます。

その上、入力した情報をAI(人工知能)が解析して、あなたの興味、関心が高そうなキーワードも教えてくれます。スポーツしか興味がないからどんな学部を選べばいいのかわからない、という方もAI(人工知能)の分析によって「健康や心理学に関心あり」と表示されるかもしれませんよね。

このツールを使えば具体的に何を学びたいのかまだわからない高校生にとって、自分の隠れた一面も知ることができるでしょう。これを機会にちょっと勉強してみようかなと、意欲につながるかもしれません。

さあ!AI(人工知能)に大学診断もしてもらったし、これで志望大学はバッチリ!と安心している高校生も多いかもしれませんが、志望大学に合格するためには、学力もつけなくてはいけませんよね。

最後に、成績アップにも貢献するAI(人工知能)をご紹介しておきましょう。

つまずきを教えてくれるAI(人工知能)で、成績アップ!

上がっていくイメージ毎回同じような問題に引っかかってしまう、問題を解くのに時間がかかりすぎる…と悩んでいる高校生も多いかもしれません。そんな学生のために原因を教えてくれるAI(人工知能)もあるんです。

スタートアップのatama plus株式会社は、タブレット型AI(人工知能)教材「atama +」を開発し学習塾などに提供しています。

紹介動画

生徒達が講義動画とテストで構成された問題を解くことで集めた大量のデータをAI(人工知能)が解析し、間違えやすい問題などを特定してくれます。また、つまずきやすい問題は、つまずきの原因まで遡って学び直すこともできます

たとえば、「物理」でつまずいた箇所があれば「数字」の講義を出すなど、教科間をまたがった学習ができます。時間も効率よく使えますよね。実際に「数学では2週間の講習を受けると、大学入試センター試験の点数が平均20%アップした」(稲田大輔 CEOより)という活用事例もありました。このように、上手にAI(人工知能)に頼ることで、大学合格への近道になるかもしれません。

まとめ

さて今回は悩める高校生のために「AI(人工知能)による大学診断」と、「成績アップ!を後押ししてくれるAI(人工知能)教材」も合わせてご紹介しました。

マイナビが提供する、AI(人工知能)による高校生と大学のマッチングサービス「納得できる学校研究」は、簡単な情報を入力するだけで、あなたにピッタリの大学を上位10校までランキングで表示してくれ、「こんな大学もあるんだ~」と新たな発見にもつながりますよね。

またAI(人工知能)による大学診断は、個人の興味や進学後に学びたいこともちゃんと考慮してくれるので、公開しない大学選びにも大きく貢献するでしょう。

そして今回ご紹介したタブレット型AI(人工知能)教材「atama +」は、AI(人工知能)がつまずきの原因を教えてくれ、ピンポイントで学び直しもできますよね。大学センター試験前など、短時間に効率よく勉強したい時も頼れる味方になるはずです。

しかしあくまでAI(人工知能)は、集めた大量のデータを分析して結果を出しているにすぎません。最後の判断に責任を持つ必要があるのは人間、すなわちあなたの人生の主人公である、あなた自身です

大学は、受け身の姿勢で学ぶところではないですし、本当に興味あるものを見つけ、そしてこれからの自分の人生の進路を決める大事な場でもあります。AI(人工知能)を上手く活用しながら「将来の自分」を思い描いて大学選びをしていきたいですよね。

<引用元>
納得できる学校研究(AIによる学校探し)マイナビ進学
採用を改革するAIエンジン「HaRi」開発、企業・学生の強い味方に:そのほか:ニュースリリース:三菱総合研究所
atama+

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