最近ではAI(人工知能)技術が進歩して、実生活にもさまざまな影響をあたえていますよね。このような流れを考えて大学ではAI(人工知能)を学び、将来はAI(人工知能)エンジニアになって活躍したい。このように考える人もいるでしょう。
実際にこのAI(人工知能)エンジニアは、米国や中国では高収入の仕事になっていて注目されており、その将来性は間違いないものでしょう。AI(人工知能)に関しては日本は遅れていますが、AI(人工知能)エンジニアの需要はこれからますます増していきます。
しかし、日本でAI(人工知能)エンジニアになるためにはどんな大学、どんな学部で学べば良いのかわからない。また、どのようなカリキュラムがある大学がAI(人工知能)エンジニアになるためにはおすすめなのか。これがわからないとどの大学を選べばいいのかわかりません。
ですから今回は、AI(人工知能)エンジニアになるために大学をどんな基準で選べばいいのかを解説していきます。そして、おすすめの大学についてもお伝えしましょう。
AI(人工知能)エンジニアになるための大学選びで基準となる4つの点
AI(人工知能)エンジニアになるための大学選びで重要なのは次の4つの点になります。
- 機械学習や統計、数学の知識の習得
- プログラミング言語(Pythonなど)およびコンピューター科学の理解
- AI(人工知能)エンジニアとして働く業界の専門知識
- できれば高い学歴といえる大学
まず、1つ目の
数学を学ぶ意義についてはこちらの記事が参考になるでしょう。
次に、
Pythonとはプログラミング言語の1つであり、米国では小学生のプログラミング学習に使われている初心者向け言語です。しかし、このPythonはLinuxという広く使われているOSで動作し、初心者でも上級者のコードを書くことが可能なことから広く作成に用いられており、AI(人工知能)でもPythonで動作しているソフトウェアがたくさんあります。
このような現状をみていただければ、このプログラミング言語であるPythonおよびコンピューター科学を大学で学ぶことで、よりAI(人工知能)エンジニアとして活躍できる可能性が高まることを理解できるでしょう。
さらに、3つ目の
ですから、AI(人工知能)エンジニアとしてやっていきたいなど考えているなら、それらを研究している大学の研究室がある所を選んだ方が良いでしょう。ただ、このような将来のビジョンがなくても、企業でのインターンを通じて学ぶという選択肢もあります。
最後に、4つ目の
もちろん、これはAIエンジニアとしての素養や能力を身につけていることが大前提の話です。能力を磨くためにはG検定やE検定など、ディープラーニングの知識を検定している資格を取得することをおすすめします。
以上4つを頭に入れながらAI(人工知能)エンジニアになるための大学を選んでいきましょう。次ではおすすめの大学についてお伝えしていきます。
AI(人工知能)エンジニアになるためにおすすめの大学
上の4点を踏まえながら、AI(人工知能)エンジニアになるためにおすすめできる大学を3つ紹介していきます。
- 東京大学
- 神戸大学
- 早稲田大学
まず、
最高学府であるので環境は間違いなく良いでしょうし、AI(人工知能)に必要な数学やPythonについても学べ、学歴としてもこれ以上はほぼ国内ではないでしょう。最難関ではありますが、それ相応の学力があるならAI(人工知能)エンジニアになるために目指すべき大学です。
次に、
こちらも高学歴でありながらしっかりと学ぶことができ、また、大学院でも続けて学ぶことでAI(人工知能)エンジニアの道が開けることでしょう。
最後に
また、早稲田大学の関係として現在AI(人工知能)系最大の学生団体であるHAITの代表は早稲田大学の3年生の方です。この団体には早稲田の他に東大、慶応大学などの300人が参加しています。大学で基礎を学びつつ、この団体でも学んでみてはどうでしょうか。
以上3つの大学についてお伝えしました。これらの大学でしっかり学ぶことでAI(人工知能)エンジニアとして活躍できるでしょう。なお、この他の大学でもさまざまなAI(人工知能)関係の授業や勉強会などが行われているので、紹介した大学以外にも目を向けてみてください。
最後に、たくさんの学生が大学でAI(人工知能)などについて学び、AI(人工知能)エンジニアが今後日本で増えることが何をもたらすのかお伝えしていきます。
現在日本のAI(人工知能)分野はアメリカや中国と比べると遅れているでしょう。これはやはり人口の違いもありますが、AI(人工知能)エンジニアの数が少ないことが影響しているのではないでしょうか。
では、このような状況をどう打破すればいいのかというと、やはり大学でAI(人工知能)について学生に学んでもらい、AI(人工知能)エンジニアをたくさん増やすことでしょう。そうすればこうした状況は自然と改善され、10年から20年後には社会をより発展させるような技術革新が生まれるかもしれません。
ぜひ、明るい社会をつくるためにも紹介した大学などで学んで、人気のAI(人工知能)エンジニアを目指しましょう。