人工知能時代に備える!子供向けプログラミングアプリ3選

子供が学習するイメージ

IT(情報技術)の革新は驚くべきスピードで進んでいます。特にAI(人工知能)の発達は、近い将来、人と情報機器の関係を大きく変えますよね。今から数十年後の社会で必要とされるスキルや知識は、今のそれとは大きく異なるに違いありません。それでは、将来AI(人工知能)と協調していく今の子供向けの教育にはどんなことが求められるでしょうか。

文部科学省は2020年を目標に小学校へのプログラミング教育の導入を計画。来るべき情報化時代への備えとして初等教育を見直す考えです。IT(情報技術)の発展に備えて子供たちの職業選択の範囲を広げるものとして期待されています。一方でAI(人工知能)時代の就業のあり方について子供向けの影響に注目している両親の声も少なくありません。

今後の情報技術の一層の進歩に向かって、その時代の主役となる子供たちのためにふさわしい教育が求められています。AI(人工知能)時代に向けたテクノロジーの発達に備えて、今からITに親しむための子供向けのアプリを紹介しましょう。

子供向けのプログラミング教育アプリ

子供向けプログラミングイメージ

AI(人工知能)時代のベースとなるITスキルはプログラミングですよね。将来の社会人として身につけるべき子供向けの基本技能は読み書きそろばんとプログラミング。ITを「使う」ためにもプログラミングの理解は必須のものになります。

プログラミングが体験できる「Scracth Jr」

プログラミングとは何か、ということを体験として教えてくれるアプリとして「Scracth Jr」(スクラッチジュニア)を紹介しましょう。対象年齢が5歳から7歳と低年齢向けですが、コーディングという考え方の基礎を体感的に伝えてくれるアプリとして世界中で人気。コマンドを組み合わせてプログラムを書くプロセスを遊び感覚で体験させてくれます。

この「Scratch Jr」はMITにより開発されたプログラミング教育用アプリ。上位版の「Scratch」の簡易版として使われています。もともとの「Scracth」はWindows用ですが、「Scratch Jr」はタブレット用のアプリで、iPadでもAndroidでもOK。従来は英語版だけでしたが、昨年日本語版がリリースされました。

少し大きな子供向けに「Scratch」と一緒にお勧めしたいのが、組み立て式昆虫ロボットAntbo。AI(人工知能)を搭載したティーンエイジャー向けのおもちゃという扱いになっていますが、このAntboは動作をScratch経由でプログラムできるようになっています。「Scratch」を使えるようになった子供にとって、さらに進んだ段階のロボット工学へ興味を拓くための足がかりになってくれるでしょう。

ScratchJr

ゲーム形式で学習できる「Lightbot」

「Lightbot」(ライトボット)はその名の通り、「光をつけるロボット」が登場するプログラミング学習アプリ。「Scratch」同様にアイコンになっているコマンドを組み合わせてロボットに作業をさせるゲーム形式のアプリです。対象年齢が4~8歳の「Lightbot Jr」と9歳以上向けの「LightBot」が用意されているので年齢に合わせて選べます。

LightBot

コーディングも学べる「MOONBlock」

もう一つ、プログラミング学習用のアプリとして「MOONBlock」(ムーンブロック)を紹介しましょう。

「MOONBlock」は「Scratch Jr」と同じようにプログラミングをパーツの組み立てに見立ててビジュアルに作業することで、コーディングを親しみやすいものにしています。「Scratch Jr」との違いは、完成したビジュアルプログラムをJavaScriptに変換できること。

JavaScriptはウェブサイト記述用言語として使われますので、実際のコーディングのケーススタディとして上位の学習にすすむために最適。「Scratch Jr」でプログラミングの感覚を体験していただいた子供向けに、実際にコーディングすることを通して、AI(人工知能)の理解への足がかりとすることに役立つでしょう。

こちらのアプリはAI(人工知能)の開発を手がけているUEIが開発した子供向けのい学習ツール。「Scratch Jr」よりも実際のプログラミングに近いため、初心者用としてはややハードルが高いかもしれません。「Scratch Jr」とどちらがよいかは子供の適性を見て決めるとよいでしょう。

MOONBlock

AI(人工知能)を使った学習ツール

学習アプリのイメージ

学校教育の場でAI(人工知能)を活用することは、AI(人工知能)の重要な用途の一つとして期待されていますよね。すでに海外では、学校単位でAI(人工知能)による生徒ごとの個別学習プログラムが導入されているところもあり、注目すべき効果が挙げられています。

日本でもAI(人工知能)による子供向けティーチングアプリがお目見えしました。

「Qubena」(キュビナ)は子供の理解度に合わせて難易度の異なる問題を出してくれる子供向けAI(人工知能)算数・数学教材。
前の問題を解くのにかかった時間や生徒のデータログを分析して、最適な問題を選別。一人ひとりの学習能力に応じたマンツーマン教師となってくれます。

子供向けの個別指導学習は、近い将来の学校教育におけるAI(人工知能)の役割を先取りするもの。AI(人工知能)の用途として今後急速に拡大する分野でしょう。

「Qubena」は上の「Scracth Jr.」と同様、タブレット用教材として作成されています。家庭にある使わなくなったタブレットは子供向けのAI(人工知能)教材として活用しましょう。

Qubena(キュビナ)

 

プログラミングアプリを楽しむイメージ

2035年ごろまでには、全ての産業分野にAI(人工知能)が浸透し、銀行や旅行会社の業務は全てAI(人工知能)が処理することになると予測されています。今の子供たちが大人になるころには、人とAI(人工知能)が共生する社会になっていますよね。

世界中の国で子供たちにSTEM(Science, Technology, Engineering and Math)の基礎学力をつける学習プログラムが導入されています。日本も例外ではありません。論理的に考え、効率的に学習していく能力は社会人として基礎的なスキルとなるでしょう。

AI(人工知能)が何をするものなのかを理解し、AI(人工知能)をどう使うかを考える力が一人ひとりに求められる社会。そのためには、今から子供向けに基礎能力としてITスキルを高めることができる環境が必要です。ここで紹介した子供向け学習アプリは、人とAI(人工知能)が作っていく次の時代を明るく、活力あるものにするでしょう。子供たちがそんな時代への扉をひらいてくれるといいですよね。

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そねあす
AIZINE編集部のそねあすです。記事の編集を担当しています!

もともとデザインやHTML、CSSと仲良くしていたつもりがあれよあれよと編集の世界に。AI(人工知能)は作れないけど興味深々なんでまずはSiriを使いこなしてみようと模索中です。

編集初心者が、自動運転やAI家電、AI(人工知能)を使った未来まで 日々変化していくAI(人工知能)のニュースをお届けします!