教育

AI(人工知能)の力は無限大!これからの未来を支える大阪大学(後編)

高野先生のイメージ

前回は大阪大学のAI(人工知能)についてお話しました。AI(人工知能)が人間の動きを認識して文章にすること。それによって介護やスポーツなどで利用できることはわかりましたよね。そして、このAI(人工知能)はいろんなことに応用できそうな予感がします。

(↓前半はこちら)

では、このAI(人工知能)を世の中で使われるためには今後どうすればいいのでしょうか。

企業であれば、AI(人工知能)をロボットに搭載し、製品として世に出すこともできるでしょう。しかしここは大学です。大学という教育・研究機関は、このAI(人工知能)を世に出すためには今後どうする必要があるのでしょう。

今回は、このAI(人工知能)を世の中に広めるためには何が必要なのか、大学としてはこのAI(人工知能)を研究するために今後どうしていきたいのかについてお話しします。

大阪大学のAI(人工知能)は夢が広がる

談話のイメージ

前回、このAI(人工知能)によって人の動きから文章を作ったり、それを応用して介護や体操の動きを採点する話を伺いました。介護日誌を書いてくれるAI(人工知能)はワクワクしてきますよね。

だから、私も森田さんもこのAI(人工知能)を活用する方法について興味が出てきました。

森田
森田

AI(人工知能)が人間の動きを採点することができるなら、野球であったり、ゴルフのスィングやフォームを見ることができそうですよね。

森田
森田

例えば、野球のフォームをAI(人工知能)に解析させて「もう少し肩をあげて」とか「下げて」といったことを言ってもらうこともできたら面白そうです。

高野教授
高野教授

トレーニングシステムですね。こういうシステムを体操クラブに導入すれば、技として成り立たせるには何が足りないのかわかりますし、逆に、単に正しい動きだけを見せるのではなく「足をこのようにあげなさい」といった言葉と一緒に正しい動きを提示してあげるといった応用はできます。

そねあす
そねあす

トレーニングをやってる最中に、リアルタイムで「もっと手をあげて!」と言ってもらえたら、映像見ながらやらなくて済むのですごい便利ですよね。

高野教授
高野教授

そうですね。

高野教授
高野教授

このように、AI(人工知能)によって今までできなかった事が、できるようになるので、例えば工場の熟練工の動きを分析してみて研修システムを作りたいですね。

そねあす
そねあす

というと?

高野教授
高野教授

工場など、現場でどうやって継承しているかというと、見て盗めなんですよ。

高野教授
高野教授

だから、全身の動きで漠然といい動きを見せられても何がコツなのかとかわからない。ですからこの動きの部分を言葉にして提示してあげると「ここに着目しないといけないんだな」となるので。

森田
森田

なりますね。

高野教授
高野教授

そういう技術とかコツとか匠の技とか、そのような技を後世に伝えていく技術として応用したいなとずっと思っています。

そねあす
そねあす

いいですね。

今、少子化などの問題で伝統工芸の後継者不足です。しかし技術者が高齢で教える時間もないという現状や、後継者ができないまま途絶えてしまうという話もあります。

高野教授
高野教授

やはり若い世代の人が熟練工の技を見て習得するのには多大な時間がかかるんです。ですから習得するまでに辞めてしまう。でもAI(人工知能)によって、それを効率化できれば後継者が増えるかもしれません。そんなシステムを作りたいですね。

そねあす
そねあす

このシステムがあれば、例えば、途絶えてしまう前に技術を映像と文章で保存することで技術を継承することができそうですよね。

高野教授
高野教授

可能性はあるので試してみたいんですけどね。どこまでアシストできるのかって。

そねあす
そねあす

はい。

高野教授
高野教授

やりたかったんですけど

高野教授
高野教授

そこまで手が回ってないんですよね。

AI(人工知能)は色々できるけど色々できない

ロボット充電中のイメージ

大阪大学で研究されているこのAI(人工知能)は様々な可能性を秘めていてとてもワクワクできるものですよね。しかし、現実は手が回っていない、やりたいけれどやれない状況だとか。これはいったいどういうことでしょう。大学として何か制約があるのでしょうか。

高野教授
高野教授

このように、AI(人工知能)によって、色々なことができると思ってるんですけどね。自信あるんですけど。

高野教授
高野教授

AI(人工知能)でなんでもできると言ったらそりゃなんでもできるんですけど、それは何もできないことだよって言われたことがあって。そう言われてしまうと「そうですかー。。。」てなるんですが…。

そねあす&森田
そねあす&森田

(笑い)

高野教授
高野教授

今回お話しした、介護施設の実験があったじゃないですか。これを高齢者だけじゃなくて、幼稚園とか、そういうところでも使ってみたいですし、見守りだけじゃなく、発達の解析で日々の成長している記録を残すもやってみたいです。

そねあす
そねあす

映像と言葉で日々の成長を記録って親は嬉しいですよね。

高野教授
高野教授

その他にも、発達障害も計測したらデータが見えたりしないかと考えています。例えば、こういう行動をしたら発達障害の行動がこう変わるとか。また、こういう風に接すると良いとか見えてきたらいいだろうし。とにかくいろんな人で動きを解析したり改善に役立てたりしたいですね。

そねあす
そねあす

それは新しいことが発見できそうですね!

高野教授
高野教授

こう、色々夢はあるんですけど、なんせ手はついていかないので。一緒に研究してくれる人が欲しいですね。僕限界なので(笑)僕ができるリソースは限られているので。

AI(人工知能)の研究者を増やすには

未来を語っているイメージ

このように、何でもできるAI(人工知能)ですので夢は広がります。

今回初めてお話しを伺った森田・そねあすも「あれができたら」「これができたら」と夢を描いてしまうようなAI(人工知能)でした。しかしこのような大きな大学で研究室を持っているのに人が足りない。

今も、このAI(人工知能)のために、先生と大学生数人で毎日データを作っている状態です。このデータを作るだけでも大変な事なのは想像がつきますし、その作業と合わせて何か研究を進めるには、たくさんの研究者が必要でしょう。

しかし、プログラミング教育など、今やっと教育方面をプログラミング思考の教育を整備しているところで、人材はまだまだ不足していますよね。

高野教授
高野教授

とにかく一緒に研究をしてくれる人が欲しいですね。

そねあす
そねあす

たとえば

高野教授
高野教授

プログラミング教育が必修化になるじゃないですか。

そねあす
そねあす

そうですね。小学生が2020年から必修化しますよね。

高野教授
高野教授

僕は社会人になってからプログラミングをはじめて、働く中で面白さがわかったのですが、やっぱり小学校中学校からプログラミングをやっている人はね全然違うんですよね。

森田
森田

小学生からやっていた子はマインドが違いますもんね。

森田
森田

高野先生は大学生相手に教えているので上のレベルですが、そうではなくて、小学生といった下のレベルからどんどん積み上げて行くって大事だと思うんですよ。小学生のうちにそういうことに触れて行って10年後に結び付くと。

高野教授
高野教授

そうですね。好きになる機会を与える、それでもダメだったら違う道に行ってもらったらいいけど、プログラミングはこんな感じで作れるんだよって小さい時にちょっと教えて、興味を持ってくれる子供が今の10倍100倍に増えたらその中からきっと何人か生き残るでしょう。そうなると人材は今の倍の倍になりますよね。

そねあす
そねあす

そういう風に考えると、今大学でやっておられるAI(人工知能)の研究を、小学生など子どもに話す機会を増やしたり触れる機会が増えれば、たくさんの子どもに夢を与えて、AI(人工知能)の発展に繋がりそうですよね。

高野教授
高野教授

そうですね。

そねあす
そねあす

大学で研究されてるこのAI(人工知能)ですが、例えばこのデータを取ったらAI(人工知能)のロボットがこの動きができるとか、AI(人工知能)の動きが見えるとそれだけで子どもって興味を持ちそうじゃないですか。

森田
森田

特別イベントで、コンピューターサイエンスに触れましょうみたいな感じの。それこそ2020年以降、プログラミング教育が小学校で必修化されるタイミングですから講義の1個として入れてしまうとすごいナチュラルに受け入れてくれるかもしれないですよね。

そねあす
そねあす

話が変わるんですが、子供の動きをとっていって子供の見守りの方とか、親が見れない時に子供の動作を取っておいて、それを通知で送るとかって今欲しい人はいっぱいいると思うんですよね。

高野教授
高野教授

そういう機会があったらやりたいです。大学生には教えてますが、そういう機会があるのなら小学生中学生に触れてもらって体験してもらう。何ができるのか感じるのは漠然でもいいので夢を与えられるといいんですよね。

そねあす
そねあす

そして、その子どもが10年後、大阪大学でAI(人工知能)を研究したいとやってきて、さらに発展させてくれるといいですよね。

ありとあらゆるものを未来に生かしたい

これからの話を聞いているイメージ

今回は、大阪大学で研究されているAI(人工知能)についてから、それをさらに発展させるための教育の話まで伺いました。

そねあす
そねあす

ところで、この研究のゴールというのはどんなものでしょうか。

高野教授
高野教授

それは世界中の行動を理解して言語化することです。

森田
森田

へえ

高野教授
高野教授

それがしたいですね。

森田
森田

そこまでできたら予兆検知とかできて、防犯カメラとか。広い範囲で使われそうですよね。

高野教授
高野教授

それですが、異常ってデータではなかなか無いんですよ。

高野教授
高野教授

だから、防犯のために異常データを学習するにもその異常データがありません。それをどうやって学習させるのかってところは難しいところです。

森田
森田

そうですよね。異常者の行動ばっかり集めているようなデータってなかなか存在しないですよね。

高野教授
高野教授

そうなんですよね。普通の人と違う行動を検知する事はできると思うんですけど、これはどういう異常だって検知するのはなかなか難しいですね。

そねあす
そねあす

そうか。確かに犯罪者が実行しているような映像なんてなかなかないですよね。

高野教授
高野教授

でも、そういう技術を作れると社会に役立った気もしますし、どんどんやっていきたいんです。研究だけじゃなくて社会実装して使える技術にをやりたいですね。

 

そねあすのイメージ

私はインターネットの世界に触れたのは高校生の頃。その頃は今みたいなwebサービスなんてなかったので自力でホームページを作ってBBSやチャットを立ち上げて遊んでいたし、でもそんなことをする学生はまだまだ少なかったです。また大学でIT系を教えてくれるところもほとんどなく、選択肢が狭かったのを覚えています。

それが今ではプログラミング教育とといった小さな頃から新しい技術に触れ、プログラミングに興味を持つきっかけになる機会がたくさんあります。また、AI(人工知能)やロボットなど、未来を作っていける技術を大学で学べ、研究できるのは凄い事です。

今後、プログラミングに触れてきた子どもが大人になっていきます。そうした子どもたちが将来AI(人工知能)や新しい技術をより発展させ、みんなが普通に新しい技術を利用している社会に変わっていくことでしょう。働きやすく快適に暮らせる社会が来るのが今から楽しみですよね。

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