みなさんは、AI(人工知能)が受験のサポートしていると聞いたら驚きますよね。今AI(人工知能)を使った受験対策のサービスは注目されていて、様々な会社から学習サービスがリリースされています。
サービスに共通する基本的な機能としては、個人の習熟度に合わせて、それぞれの生徒に最適な問題を選びだすことです。一般的な授業では、ある生徒は得意でどんどん進みたくても全体の生徒がついていけないとなかなか進めません。逆に進むのが早すぎてついていけない生徒もでてきます。
一分一秒も惜しい受験期間に、時間の有効活用は必要不可欠でしょう。AI(人工知能)はそんな受験生の助けになるはず。これから数あるサービスの中でも筆者がおすすめしたいAI(人工知能)を使った受験支援のサービスをご紹介します。
COMPASSが提供するQubenahaは、
生徒に合わせて大体70点とれるラインの問題を出題するようにしているため、今まで算数の問題でバツしかつかなかった子が、マルをもらえる機会が増え、苦手だと思っていた子も好きになる機会が増えるでしょう。
AI(人工知能)が受験生の自信を取り戻す良いきっかけになるかもしれませんよね。
現在1万7,000人以上の小学生から高校生のユーザーがQubenaで算数や数学を学んでおり、中学や高等学校での導入も決定している今注目のサービスです。
ペンを使って手書きするのですが、定規やコンパス、分度器を使うこともできますし、今後は他の教科も対応させていく構想もあるそうです。
Qubenaは、
さらに手軽に、家庭でも取り組めるよう、2018年7月31日に登場したのが、新サービス「Qubena Wiz Lite(キュビナ・ウィズ・ライト)」。月額1,950円という、従来よりも手軽な価格でQubenaを利用できます。
また、COMPASSでは地域格差、貧困による教育格差についても考慮しており、一部のNPOに対して無償でQubenaを提供しています。
AI(人工知能)が家庭環境により受験を諦めていた受験生の救世主になる可能性があるでしょう。
アイプラス自立学習塾とAIサービスatamaplus(アタマプラス)
次に、アイプラス自立学習塾のAtamaplusについて紹介します。
まず利用方法のステップ。
- 診断。診断問題の正解・不正解の状況から、生徒の弱点を、AIが過去の学習内容も含めて瞬時に分析して、膨大な講義と演習問題から、最短で学習範囲を身につけるためのカリキュラムを作り上げます。
- 講義。「診断」によって学習が必要と判断された内容の「講義」がオススメされます。
講義はわかりやすく必要なポイントに絞られた現役予備校講師等による映像授業で、根本から理解します。 - 演習。講義の後には練習問題が表示され、理解できたか確認します。
不正解の場合はさらに知識の抜けを補う講義がカリキュラムに追加されます。
正解した場合は、演習問題に取り組んで、理解していれば、次の単元の診断に進みます。 - 宿題。宿題は生徒のスマホのアプリに送られます。分量はトレーナー(先生)と相談して決めますが、内容は今回の学習状況からAIが最適なものをセレクトしてくれます。宿題で間違えた範囲については、次回の学習時に再度確認が自動的に行われます。
Atamaplusのすごいところは、得意苦手だけではなく、受験生の伸び具合や集中状態、前回からの忘却度も含めてAI(人工知能)が分析するところ。
また指導をする先生方は、
というように、 AI(人工知能)がしっかりサポート。AI(人工知能)と人との分業がしっかりなされている点が素晴らしいです。
今回は、AI(人工知能)の受験対策のサービスを2つご紹介しました。
このように、今はAI(人工知能)が受験をサポートする時代に入っています。これらのAI(人工知能)のサービス使って受験対策してみたいですよね。
動画で人気の先生の授業を、どこの場所にいても見られるサービスは前からありましたが、それから一歩進んで現代は、それぞれの生徒にあった学習をAI(人工知能)が提案してくれるようになりました。今までは模試などで分析結果を見ることができましたが、模試の時のみ結果をみて、その分析をどうやって活かすかまでは提案してくれませんでした。
しかし、今は自動で分析結果を活かしてくれます。受験がAI(人工知能)より効率的になることは間違いないでしょう。
前述したように気軽に使えるAI(人工知能)のサービスもありますので是非受験に使って志望校合格をめざしましょう。