AI(人工知能)ニュース

NHKやラジオでも大活躍!AI(人工知能)のアナウンサーがすごい

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「人間じゃなくてAI(人工知能)がアナウンサーになる」と聞くと驚く方が多いですよね。「アナウンサー」と聞くときれいなお姉さんやかっこいいお兄さんがニュース原稿を読み上げたり、またときには早口でスポーツの実況を行っている姿がイメージされますが、それを今やAI(人工知能)が行う時代がやってきました。しかも見た目も人間のアナウンサーのように可愛い姿をしている・・・と聞いたら、きっと見てみたいのではないでしょうか。

しかも、AI(人工知能)のアナウンサーはただ用意された原稿を読むだけでなく、自分で事件・事故の内容をまとめることもできようになりました。さらにラジオ番組で自動で選曲をしたり、テレビに出演して実際にニュースを読み上げるアナウンサーもいるのです。この活躍ぶりはすごいですよね!

そこで今回は「AI(人工知能)のアナウンサーとしての活躍事例」をご紹介いたします。

AI(人工知能)のアナウンサーはオリンピック実況から始まっていた

スポーツのイメージ

試合の実況をやっているアナウンサーってすごいですよね。サッカーだと45分、野球なら2時間ずっと話しっぱなし・・・というのは、口下手な私にはできません。でも、この喋り倒すスポーツの実況はは人間だけでなく、AI(人工知能)を利用しよう!という試みが平昌オリンピックから行われていたのです。

この「ロボット実況」では、AI(人工知能)が競技データを元に即座に日本語の文章を作成し、音声を合わせて生中継します。平昌オリンピックではアイスホッケー、カーリング、スケルトンなどの試合で毎日1試合実況しました。これまで長時間話しっぱなしだった特に人手不足である実況で役立ちつつあるでしょう。

また、実況だけでなく今まで難しかったスポーツのリアルタイムな試合状況に字幕をつける試みを行っています。そのため、今後は視覚・聴覚に障害がある人へも競技の生中継を楽しむことができるようになるかもしれません。

NHKでレギュラー出演!「ニュースのヨミ子さん」

ヨミ子さん

先程オリンピックでロボット実況が活躍したお話をしました。そうすると、「実況だけじゃなくてニュースを読むAI(人工知能)がいるのでは?」と考える人も多いですよね。実はNHKでは毎週水曜日11時15分以降の「ニュースチェック11」 でAI(人工知能)アナウンサー「ニュースのヨミ子」がリポーターとして出演しているのです。

「ニュースのヨミ子さん」はフィギュア「コップのフチ子」と同じタナカカツキさんが手がけたデザインで、若い世代にニュースに親しんでもらう目的で採用しました。「ヨミ子さん」はニュースを読みながら表情・ジェスチャーが変わるので、見た目としても飽きません。女子アナウンサーに負けず劣らず、かわいいですね。

また、「ニュースのヨミ子さん」第4回目の放送では「スメルハラスメント」を取り上げました。「ヨミ子さん」は「私はニオイません」とコメントを残しましたが、このように人間の女子アナウンサーが口にすると「えっ?」問題視されてしまうような話題でも、AI(人工知能)ならスマートにユーザーに情報を届けることができる、などのメリットがあります。

今後、「ニュースのヨミ子さん」が人気キャラクターとなっているかもしれませんね。

自分で原稿をまとめて読み上げる「荒木ゆい」

荒木ゆい

例えばSNSで「火事が起きている」などの投稿を見ると、どこで起きているのか?またどれくらいの規模の火事なのか?など知りたくなりますよね。私も実際投稿から場所を探したことがあります。また実際に、東日本大震災ではリアルタイムの人の声や写真はテレビよりもTwitterの投稿で耳にした、という方が多かったようです。

そんな中、「Spectee」報道機関向けにSNSなどの画像・情報を解析・収集して情報を提供するサービスを提供しています。ここに音声でニュースを読み上げる機能がついたものがAI(人工知能)アナウンサー「荒木ゆい」です。「荒木ゆい」には事件・事故の概要を伝える「見出し」を自動で作成し、音声で読み上げる機能があります。そのため、短いニュースを報道する際は大変便利でしょう。

また、「荒木ゆい」はさまざまアクセント、イントネーション、人に近い自然な発音を習得しています。さらに音声ファイルがダウンロード出来る他、音程、アクセントの位置の調整をすることもできます。このため、より自然で聞きやすい音声を作成することが可能となりました。他にも日本の難しい地名や、同じ漢字でも文脈によっての読み分けも可能です。まさに人間のアナウンサーに近いですよね。

現在、相手の質問内容を理解して応答する機能が備わっているため今後はそれを活用してニュースの当事者にインタビューも出来るようにしていく方針です。いずれ事件や事故の当事者になったときに、AI(人工知能)がインタビューしにくる・・・なんてこともあるかもしれませんね。

災害時のラジオでも活躍!「ナナコ」

ラジオのイメージ

私はラジオで夜中にニュースを読んでいる人を聞くと「遅くまでお疲れさま・・・」と感じたことがあります。でも、これからは深夜・早朝などのラジオでAI(人工知能)がニュースを読み上げてくれるかもしれません。

エフエム和歌山では人工知能アナウンサー「ナナコ」を導入しています。「ナナコ」は深夜・早朝も含め24時間ニュース報道しています。エフエム和歌山が開発したプログラムを使い、合成音声で読みやすいようにルビや句読点を修正した原稿を、「ナナコ」に内蔵されている「Amazon Polly」(人工知能を活用したテキスト読み上げサービス)が音声に変換するという仕組みです。Amazon Pollyは人間に近い声質で読み上げてくれるため、ラジオのリスナーにも受け入れられるようになりました。

また、「ナナコ」の凄さは災害時に発揮されました。2017年9月に上陸した台風18号の影響で和歌山市が4400世帯停電した際、ナナコは5時間もの間、連続で天気・災害情報をアナウンスしました。しかもこの5時間の間、常に新しい情報を更新しつづけたのです。これはすごいですよね!

「ナナコ」は現在アナウンサーだけでなく音楽番組の選曲も行うようになっています。今後はラジオがまるまる1チャンネルAI(人工知能)が編集した・・・ということがあるかもしれません。

以上、「AI(人工知能)のアナウンサーとしての活躍事例」をご紹介いたしました。

  • オリンピックでのスポーツの実況
  • ニュースキャスターとしてレギュラー出演
  • 自分から情報を集めて原稿を作成し読み上げる
  • ラジオで災害時に情報提供

など、あらゆる形で活躍していることがわかりましたよね。スポーツの実況やラジオでの情報提供は、人間よりも素早く情報提供できる点では、AI(人工知能)の特性を活かされているのではないでしょうか。いずれ人間のアナウンサーだけでなくAI(人工知能)のアナウンサーがたくさん登場してくるかもしれませんよね。

参照元NHKにAIアナウンサーが登場 「ヨミ子さん」がニュース読みます
NHKのAIアナウンサーにはモデルがいる?「ヨミ子さん」開発の背景と狙いを聞いた
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人工知能アナウンサー ナナコ
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