ディープラーニングで株価を予測するシステムの未来とは

ディープラーニングで株価を予測するシステムを使いこなすイメージ

皆さんは、ディープラーニングという言葉を聞いたことがあっても、具体的にどういったものなのかということをはっきりとイメージできるといったことは少ないでしょう。ディープラーニングというとAI(人工知能)技術に関係するもので、大量のデータを使用し、複雑な問題に対してまるで人間が考えたかのような結果を答えとして提示してくれる、そういったイメージがありますよね。

ディープラーニングは近年特に注目されるようになっており、その使用される場もより広く展開されつつあります。そして最近では、株価をディープラーニングで予測するというシステムの実用化が進んでいるのです。では、一体どのようにしてディープラーニングで株価予測を行っているのか、少し気になってきたのではないでしょうか。

「そもそもディープラーニングとはどういった技術のことをいうの?」と疑問に思われる方もいるはずです。ディープラーニングは深層学習とも呼ばれ、人間が行うタスクをコンピュータにやってもらおうという機械学習手法の一つであるといえます。

近年注目されている自動運転や人とモノを区別する画像認識、他にも音声認識などにおいてとても重要な役割を果たしている技術のことをディープラーニングといいます。ディープラーニングの大きな特徴は、人間が持っている神経細胞(ニューロン)の仕組みを模倣したシステムによって成り立っているという部分にあるといえるでしょう。

そのため、人間のようにあるデータから特徴を分析し深く学習していくことが可能になるというわけです。そんなディープラーニング技術ですが、近年では画像や音声認識以外の様々な分野においても広がりを見せるようになっています。そして、株価を予測するシステムといったものがその一つでもあります。

そこで今回は、ディープラーニングで株価予測を行うシステムが一体どのようなものなのかということと、そのシステムを使用する未来がどうなっていくのかについてお伝えしていきます。ではさっそくその中身を見ていきましょう。

過去のデータをもとに未来の株価を予測する

情報から株価を予測するイメージ

ディープラーニングによって株価を予測しようとする際には、その予測モデルが必要となってきます。どのようなモデルを作成するかについてのやり方はそれぞれ異なりますが、過去のデータをもとに予測モデルを作成するという作業はディープラーニングにおいて最も重要な部分といえるでしょう。では、どのよう流れで予測が行われるのかについて、これからご紹介していきます。

ディープラーニングで株価を予測したい場合、

  1. まずは公開されている過去の株価指数や為替レートなどの情報を集めてくることが必要になります。集めてきた情報の中から、さらに使用するためのデータを抽出します。
  2. 次に、集めた情報をもとに学習モデルというものを作成することが必要になります。これは、たくさんのデータをもとに、各データにどのような関連があるかについてディープラーニングを使って特徴を分析している段階といえば少しはイメージがつくのではないでしょうか。
  3. そして最後に、学習したモデルに予測したい部分に関連する値を入力することで結果が出力されるような流れとなっています。

あまりイメージがつきにくいかもしれませんが、このようにして、過去のデータをもとに未来の株価というものを予測していくことができるのがディープラーニングという技術なのです。

誰でも自分で株価予測を行うことができる

株価を予測するイメージ

非常に大まかですが、先ほど、ディープラーニングによって株価を予測するまでの流れについてご紹介してきました。その中では、データの収集やモデル作成などという言葉が出てきましたが、中々聞きなれない言葉も多かったですよね。確かに、ディープラーニングで株価を予測したいと思っても、そこには株に関する知識はもちろん、ディープラーニング技術に関する知識やプログラミングの知識が少し必要になってきます。そして、計算するためのコンピュータも必要でしょう。

しかし、近年ではスマートフォンの普及によって、誰でもコンピュータを持ち歩くようになっており、PCの性能も日々進化してきています。つまり、誰でもディープラーニング技術を扱うことが可能になってきているといっても過言ではありません。確かに、難しい知識が必要となる場面がありますが、インターネットを扱えない人はいないほど使用することが当たり前になっているだけでなく、検索して調べることができる情報も非常に充実しているため、知識の面でも多くの人が扱うことができるようになってきています。

以上のことを踏まえると、今後はディープラーニングなどの技術を使って株価予測を行うことは一般的なものとなっていくことでしょう。そしてそうなった場合、さらにディープラーニングやAI技術が発展していくことになっていきそうですよね。

株価の予測を行う人が増えていった場合、当然予測結果が株価に影響していくことになります。より多くの人が同じやり方で株価を予測していくことになると、結果に偏りが出てくることはお分かりいただけるでしょう。

ディープラーニングで予測する未来のイメージ

ディープラーニング技術によって出力された結果だけでなく、個人の経験や勘といったもので最終的な株の判断をする人もいるかもしれませんが、どういう学習モデルを作成できるかが非常に重要となってくることがわかりますよね。多くの人が個々にディープラーニングを利用していくことによって、より新たな可能性が広がっていき、技術の発展につながっていくことになるといえるでしょう。

ディープラーニングで株価を予測するシステムによって、情報をどう扱うかがさらに重要視されるだけでなく、ディープラーニング技術自体もどんどん進化していきそうです。

ディープラーニングという言葉は最近どこでも耳にする言葉であり、多くの場面でその活用が期待されているものだということが分かりました。また、その中でも、株価を予測するシステムにディープラーニングが用いられることによって、新たな技術の発展する可能性が高まることが見えてきたでしょう。

ディープラーニングという技術は難しく奥が深いものですが、最近では誰でも利用することが可能になってきている技術でもあります。今後ディープラーニング技術の株価予測やそのほかの活用によって、その先の未来がどのように変化していくのか、これからさらに注目していきたいですよね。

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そねあす
AIZINE編集部のそねあすです。記事の編集を担当しています!

もともとデザインやHTML、CSSと仲良くしていたつもりがあれよあれよと編集の世界に。AI(人工知能)は作れないけど興味深々なんでまずはSiriを使いこなしてみようと模索中です。

編集初心者が、自動運転やAI家電、AI(人工知能)を使った未来まで 日々変化していくAI(人工知能)のニュースをお届けします!