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AIがインターネットなみに大衆化したら私たちの生活はこう変わる!

未来のイメージ

インターネットの普及で我々の生活は一変しましたよね。2000年頃までパソコンでしか利用されなかったインターネットですが、その後スマホで利用されるようになり、最近では家電や車などの身近なデバイスがIoT化し、インターネットを介した最適な制御や操作が可能になりました。これらによって生活が便利になり、今ではインターネットのない生活は誰も想像できません。

そして、今普及し始めているものにAI(人工知能)があります。そのAI(人工知能)がインターネットのように大衆化したら、私たちの生活はどのように便利になるでしょう。例えば、インターネットがコミュニケーションの在り方を変えたのに対し、AI(人工知能)は身近なデバイスに知能をもたらすことで人間をサポートすることができるようになります。

そこで今回は、インターネットの検索サービスや、スマホなど顔認証や画像認識で活用されているAI(人工知能)が、生活にもっと浸透した場合の未来についてお伝えしていきます。

AI(人工知能)によって習慣的な行動は必要なくなる

まずはAI(人工知能)がインターネットなみに大衆化することにより生活面がどのように変わるのかを説明していきましょう。

AI(人工知能)がインターネットのように活用できるようになると、毎日決まった行動をわざわざ行う必要がなくなります。それは具体的にどんなことなのか、1日の行動を例にしてお話しします。

AI(人工知能)による習慣 – 起床編

起床のイメージ

みなさんは朝起きた後、電気をつけて、エアコンをつけて、TVを付けて、、、と毎日必ず同じ行動を行いますよね。実は、このAI(人工知能)に家電の操作を学習させてしまえば、これらの行動を全て省略することができてしまうのです。

今は当たり前のように電気をつけたりエアコンをつけたりの操作を毎朝行動していますが、これが必要なくあります。そして起床後スムーズにシャワーや朝食の準備にとりかることができるのです。

このように、AI(人工知能)によって快適に朝の時間をすごせるようになるでしょう。

また、エアコンのように温度調節が必要な家電については、その日の気温と好みの室温をAI(人工知能)が事前に学習していれば、起床後すぐに快適な室温に自動調整することもできます。

AI(人工知能)による習慣 – シャワー/朝食編

シャワー後のイメージ

そして、起床後はシャワーを浴びましたがこのシャワーの温度も先ほどのエアコンと同様、その日の気温に応じて最適な温度を自動調整することができます。ですから温度調整を気にせずシャワーを浴びることができ、特に冬の時期などは、細かい温度調整が不要になり快適になるでしょう。

シャワーの後は鏡を見ながら歯磨きや化粧を行いますよね。

ここでAI(人工知能)対応鏡があれば、鏡の前の人の顔を分析し、その日の体調や気分をAI(人工知能)が把握。また、鏡の前の床の下にセンサーを搭載することで、体内の水分やミネラル量などを計測することもできます。

これらのAI(人工知能)がインターネットに繋がり毎日の情報をもとに、その日の体調に合った最適な食事メニューを鏡に表示してレコメンドを行うことも。

このようにして歯磨きや化粧を行いながら、自分の健康を考慮した食事メニューを知ることができるのです。朝食はパンが良いのかご飯が良いのか、フルーツだけにするのか、など容易に判断することができるでしょう。

AI(人工知能)による習慣 – 通勤編

改札のイメージ

次に通勤時です。

通勤時の定期券はSuicaの普及で駅の改札機に切符を入れる必要が無くなりましたよね。しかしそれでもSuicaカードかスマホを改札にかざす必要があります。ですがAI(人工知能)がインターネットのように普及することで、この手間も省略できてしまいます。

例えば、改札機にカメラを設置し、そのカメラで顔認証を行います。予め登録された定期券の情報と照合できればゲートをオープンすることで、Suicaカードやスマホを改札にかざす必要もなくなります。

これは高速道路で車がETCで自動的にゲートを通過できるのと同様、駅の改札で人が何もかざさなくても通過できるため、通勤ラッシュ時の改札付近の混雑も緩和されるでしょう。

AI(人工知能)による習慣 – 車内編

電車のイメージ

電車通勤の方は車内で毎日閲覧するコンテンツはだいたい決まっていますよね。

ニュースサイトを見る人もいればSNSを確認する人、Netfrixで海外ドラマを見る方もいるかもしれません。ですから当たり前の行動なのであまり気にならないかもしれませんが、スマホを起動した後、いちいちブラウザを開いたり、アプリを起動したり、など、毎朝同じ作業を行います。

しかしここでもAI(人工知能)がインターネットのように普及すると、その人の毎日の習慣をAI(人工知能)が学習し、スマホを起動するだけでその人が毎日見ているコンテンツを自動的に表示することができます。

特に混雑する車内など、スマホを操作していると周りの人に迷惑がられたりもするので便利でしょう。

AI(人工知能)による習慣 – 帰宅編

テレビのイメージ

帰宅後は、夕食を食べながらTVを見る人もいますよね。ですからTVを起動して、番組を選んで、その番組が終わったらチャンネルを変えて、という作業も毎日繰り返し行われる行動です。

ですからまずTVの起動については、TVにカメラを搭載すれば、AI(人工知能)で顔認識や視線認識を行うことで、自動的に起動することができます。

次に番組の選択については、

例えばAI(人工知能)が約1カ月間、視聴者の視聴パターンを学習することができれば、決まった曜日、決まった時間に見るチャンネルはだいたい決まっているので、それをAI(人工知能)が学習し自動的にチャンネルを選択することができるでしょう。

しかしもしAI(人工知能)が選んだチャンネルが気に入らなかった場合には、チャンネルを変更することになります。今はリモコンのボタンを押してチャンネルを変更していますが、これもAI(人工知能)がインターネットのように普及することでもっと楽に行うことが可能。

TV搭載カメラで指の形のパターンを認識することができれば、例えば指1本をTV搭載カメラに見せると1チャンネルに変更され、4本の指を見せると4チャンネルに変更するなど、リモコンではなくて指のジェスチャーでTVのチャンネルを変更することができます。

このように、将来AI(人工知能)でジェスチャーや音声での操作が可能になれば、リモコンは我々の生活からなくなるかもしれませんよね。

AI(人工知能)が健康状態を把握&アドバイス

運動のイメージ

ここまで、未来の生活習慣をお伝えしましたが、カメラ搭載型のスマートグラスとAI(人工知能)により、健康的な生活をサポートできます。

例えば、スマートグラスに搭載されたカメラで3食分の食事の内容を記録、分析し、インターネット上の健康バランス指標と比較することで「今日の食事のカロリーはXXXです。」「肉食が多いので野菜を取りましょう」「たんぱく質が不足しているので魚を食べましょう」など、次の日の食事のメニューとして、健康バランスの取れたメニューをスマートグラス上にレコメンド表示することが可能。

また、平日1週間分に食べた食事のカロリーを記録、分析すれば、太らたないために週末にどんな運動をどれくらい行えば良いか、についてレコメンドすることもできます。

例えば金曜日の夜に、「今週月曜から金曜日までの平均摂取カロリーはXXXです。週末は1時間のジョギングを行いましょう」など健康状態を維持するための運動内容をスマホにレコメンドすることもできるのです。

AI(人工知能)によりスポーツが素早く上達

スポーツのイメージ

その他にも、AI(人工知能)はスポーツ分野でも活用が期待できます。

例えばゴルフや野球のスイングなどを映像で撮影し、プロや上手な人のスイングと比較することで、どこをどのように改善すればよいかをアドバイスすることができます。

ゴルフであれば「姿勢を前かがみにしましょう」「両肘をもっと伸ばしましょう」など、具体的な改善箇所をAI(人工知能)がアドバイスすることで今よりも早く上達することが期待されます。

また、上手な人のスイングとの比較結果をスコア化することで、「初めは50点だったが1カ月後は80点になった」のように上達度合いを実感しながら練習に取り組めるため、より楽しく継続的にスポーツを継続することができるでしょう。

 

AIによる未来のイメージ

今回は、AI(人工知能)がインターネットのように大衆化した場合に、我々の生活がどのように変化するのかについて、日常生活や、健康、スポーツを交えてお話しました。AI(人工知能)を活用することで、今では当たり前のように行っている行動が不要になり、より快適な日常生活が過ごせるようになると想像できましたよね。

定常的な行動パターンが不要になるだけでなく、健康状態を把握して改善点をアドバイスしてくれるようなAI(人工知能)や、スポーツを上達させてくれるAI(人工知能)などの可能性も感じることができたでしょう。

AI(人工知能)が私たちの生活の深いところまで浸透することで、世の中が単に便利になるだけでなく、健康的で趣味をより楽しく味わえる生活も期待させてくれます。

ですから、過去にインターネットが生活を一変させたように、AI(人工知能)によって私たちの生活がもっと向上していくと良いですよね。今回お話したことをワクワクしながらこれから変わっていく生活を楽しみましょう。

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