教育

数あるDeep Learning関連セミナーをレベル/料金別に紹介

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「Deep Learning」、「機械学習」、「AI(人工知能)」という言葉を、ここ数年メディアでも多数取り上げられ、皆さんもよく耳にするようになっていますよね。一般人にとっては、みんな便利で生活が快適になっているものなのだろう、というようななんとなくはわかっていても、詳しく説明しろと言われると困ってしまうようなものばかり。

アメリカでは、グーグル、アップル、フェイスブックなど、IT関連蓮の大企業が発展し続けていますが、日本ではどうも遅れ気味です。それは、こういったものに対する教育が遅れているのが第一の原因だと言われています。

日本でも理数系の大学を出ている方がそれなりの知識はあるのですが、AI(人工知能)の分野は日に日に進化していて、それについていくのが大変です。そこで今回は、「Deep Learning」を学ぶためのセミナーに関していろいろご紹介しましょう。

Deep Learningセミナーの「Deep Learning」とは

PCを操作するイメージ

「Deep Learning」とは「機械学習」の中の一分野であり、「機械学習」は「AI(人工知能)」の中の一分野です。これから「Deep Learning」を学ぼうとしている方のためのセミナーは、大学や大手企業がいろいろおこなっています。ただし、「Deep Learning」の基礎のセミナーと言ってもある程度の知識は必要で、高度な数学の知識やプログラミングの基礎知識はある前提で行われているものがほとんど。まず基礎知識に不安がある方は、オンライン講座や書籍でAI(人工知能)の基礎知識を学ぶ必要があります。

では、ある程度の知識がある前提で「Deep Learning」の各セミナーを見ていきましょう。

手軽に受講できる無料セミナー

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業界最安価格の日本ディープラーニング協会公認E検定対応ディープラーニング講座

こちらは、申し込みは先着順で定員20名。参加費は無料となっています。

深層学習の正則化から理論、実務、最適化まで、実務で使うために必要な全ての工程を豊富な経験があるエキスパートから学べる講座。また、日本ディープラーニング協会の認定講座なので、E検定を取得したい方はこの講座を受講すると受験資格が得られます。
この講座は専門学校の体験授業のような講座です。

DeLTA TECH-Deep Learningは「作り方」の時代から「使い方」の時代

こちらは、申し込みは先着順で、定員は開発編1部が80名、2部が40名、ビジネス編2部が40名となっています。

倉業年を迎える「LeapMind」という会社が行っている講座で、「Deep Learning」のビジネス活用を推進するためのプロセスやノウハウを学ぶことができるもの。
自社の人材育成のための講座でしょう。

無料の「Deep Learning」のセミナーはお試しの要素が高く、きちんと学ぶには有料のものに参加した方が良いようです。

本格的に勉強するなら有料のセミナー

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ディープラーニングによる音声認識

日立製作所が行っているセミナーで、1日で41,040円

Deep Learningに基づく音声認識技術について、基礎から最新傾向までを解説。音声認識制度については飛躍的に向上していますが、この技術的な背景や動作原理を基礎から解説し、活用事例を通じて音声認識を利用する際の注意点なども紹介していきます。
技術者向けのセミナーでしょう。

TensorFlowで学ぶディープラーニングと応用(PC実習付き)

明治大学が主催するセミナーで、定員20名、1講座46,440円

PCを使用した演習を行い、これから自分で機械学習プログラムを作りたいという方を対象に、機械学習の基礎を解説しつつ機械学習ライブラリを使ったPythonのサンプルプログラムを実際に実行し、ソースコードの解説を通して機械学習プログラムがどのように作られるかを学ぶもの。
ある程度のプログラミングの知識があり、機械学習を活用したい方向けのセミナーです。

Pythonによるディープラーニング

トリケップスという会社が主催しているセミナーで、49,680円です。

第1部の概要編では、Deep Learning、AI(人工知能)、機械学習の概念から歴史まで様々な側面から解説。第2部の基礎編では、機械学習における基本的な問題を取り上げ、問題を解きながら手法を解説し、機械学習を活用するにあたって必須となる基礎的概念を学びます。そして第3部では、Deep Learningの最新の実用事例を説明していきます。
Deep Learningを基礎から学びたい方や興味がある方向けのセミナーです。

ディープラーニングの実践

東北大学が主催していて、46,440円

Pythonを利用して呼び出せる機械学習ライブラリを駆使して気軽にDeep Learningを試し、いろいろやってみることで機械学習をマスターできます。
Deep Learningを基礎から学びたい方やどのようなことができるのかを知りたい方にお勧めのセミナーでしょう。

Python機械学習&ディープラーニング入門研修

フルネスという研修会社が主催しているセミナーです。75,600円で受講できます。

Deep Learningの普及に伴い注目されているPythonを用いてプログラミングを行い、Deep Learningに関して基礎知識や実例について学ぶもの。
ある程度のプログラミング知識がある方向けのセミナーですよね。

巣籠悠輔による、ディープラーニング実践講座

富士通が主催するセミナーで、185,000円。基礎講座は、50,000円。

基礎講座を踏まえて、Deep Learningについて理論及び実装について学習するもので、Pythonなどを用いてDeep Learningを使えるようにします。
かなりの実践向けのセミナーです。

ディープラーニング ハンズオンセミナー

キカガクが主催するセミナーで、200,000円。

Deep Learningの基礎から実践までをハンズオン形式で効率よく習得。数学やプログラミングの基礎から始めて、計算、画像などの実践的な実装までを3日間で学べるセミナー。
数学の基礎とプログラミングの基礎を事前学習できる講座もあり、初心者でも学びやすくなっています。

有料の「Deep Learning」のセミナーは、一日だけの手ごろの価格のものから、基礎から実践まで学べる高価なものまで様々です。自分の予算とレベルに合った「Deep Learning」のセミナーを選んでいきましょう。

 

セミナーを受講中のイメージ

無料のものから20万円のものまで様々な「Deep Learning」のセミナーをご紹介してきました。いずれにしても数学の知識とある程度のプログラミングの知識が無いと理解できないないかもしれませんが、全国の各所で毎日のように「Deep Learning」のセミナーが開かれています。

AI(人工知能)や機械学習、Deep Learningといった分野は、現在発展途中にありますが、自分もその進化の一端を担うようになれればこれからの日本も先進技術に先行できるようになるでしょう。IT技術から後れを取っている日本は、これからの経済発展のためにもAI(人工知能)の分野では後れをとるわけにはいきません。教育制度が世界と比べて整っていない日本では、現段階では個人で積極的にこういった「Deep Learning」のセミナーなどに参加して技術を身につけていくしかないでしょう。これからの明るい日本の未来のために一人一人が努力をしていきたいですよね。

参照元 技術セミナー・書籍の情報機構

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