IoT(アイオーティー)は以前から使われている言葉で、すっかり世間に定着したような気もしますが、いざIoTって何?と尋ねられて「モノのインターネットだよ!」「あらゆるモノがインターネットに繋がってすごいことになるんだよ・・・」とそれ以上の説明に困る人は多いかもしれません。
上手く説明できずに「あれ?・・なんだっけ?」となることは決して恥ずかしいことではありませんが、変に知ったかぶりをし続けることは誰も得をしませんし、誰にとってもメリットはありません。IoTのような、わかっているようでよくわからない用語は身の回りに多くありますよね。
そこで今回は、「IoT」についてお伝えします!!
一言で言うと「IoT」とは・・・
IoTとビッグデータ、AI(人工知能)は密接に関わっている
IoT(アイオーティー)とは、Internet of Things(インターネット・オブ・シングス)の略であり、モノにセンサーや電波によって個体を識別する技術を搭載することで、そのモノの状態を即時的に把握、制御できるようにする仕組みのことを言います。つまり、いろんなモノがネットワークに繋がる世界のことを言います。IoTを日本語訳すると、「モノのインターネット」となります。
IoTによってたくさんのモノがネットワークにつながると、膨大な情報が収集できるようになり、2020年には世界で500億台以上のモノがインターネットに繋がると言われていいるほど。そうして蓄積した大量のデータをビッグデータと呼びますが、このビッグデータを活用することで、多くの人々の行動パターンや習慣を掴み企業戦略に役立てられるということなのです。


LINEやGoogleフォト、そうした非常に便利なサービスが無料で提供されているのも、全て人々の行動履歴からなるビッグデータの収集が目的と言っても過言ではないでしょう
「ビッグデータ」については以下のページでもっと詳しく解説しています。
しかし、ただビッグデータを持っているだけでは意味をなしません。ビッグデータを分析し、そこからどれだけ価値ある知見を引き出すことができるか、これが大事になります。その価値ある知見をデータ分析で引き出すツールの一つが、近年注目されているAI(人工知能)です。
AI(人工知能)については以下のページで詳しく解説しています。
そして、こうしたデータから価値ある情報を引き出すような仕事に関わる職務として、AIエンジニアやデータサイエンティストと呼ばれる人々が最近注目されてきています。
「AIエンジニア」、「データサイエンティスト」については以下のページで詳しく解説しています。
IoTと似た言葉に「M2M(Machine to Machine)」があります。これは例えば、飲料水の自動販売機が人間の手を介在しなくても、自動販売機自身が在庫データを別の場所にあるコンピュータに自動的に送信し、在庫を管理するような仕組みのことを言います。機械が自動でデータを生成して、売り上げや在庫、故障などの情報を管理できるというわけです。
IoTではインターネット上でデータを収集できる、つまり共有していきますが、M2Mだけの世界ではその情報はシステム内だけに止まっており、インターネット上に情報が出回りません。M2Mは、機械同士の相互の連携だけに止まっているのです。
まとめ
つまり、「IoT」とは、
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