AI(人工知能)と健康管理

もしIoTが健康管理したら・・・その1日の流れを紹介

もしIoTが健康管理したら・・・その1日の流れを紹介

ほとんどの方が、「健康になりたい」って考えることでしょう。でも、実際に「体重計乗っても前の数値とか覚えてないや・・・」とか「つい食べすぎてしまう・・・」とかなかなかダイエットができないことが多いのではないでしょうか。そんな私も健康を気にしはじめてダイエットを始めようとなると、なかなか長続きしません。とても悩ましいですよね。

ところが、最近ではIoTがあなたの健康管理をサポートしてくれるのです。歯ブラシが磨き残しを教えてくれて虫歯を防いだり、フォークが早食いはよくないと教えてくれたり、お風呂の最適な温度や時間を教えてくれて健康へつながったり、体重計で体の状態を教えてくれたり、眠るときもスッキリ目覚めるようにアラームをセットしてくれるのです。まさにIoTが皆さんの体のことをわかってくれているようで、非常に助かりますよね。

そこで、今回は「皆さんがもしIoTを使って1日生活したときに、どんな流れになるのか」をご紹介いたします。

トイレで簡単に健康チェック!

トイレかんたんチェック

朝起きたらトイレに行く、という方は多いですよね。実は、そのトイレの尿で健康状態がわかってしまうのです。IoTって改めてすごいと実感するのではないでしょうか。

サイネックス株式会社が開発した「トイレかんたんチェック」では、トイレでおしっこするだけで日々の健康状態をチェックすることができます。おしっこは生活習慣が大きく関わり、お酒の飲み過ぎや野菜・水分不足などがすぐに判定する事ができるのです。また、生活習慣病の8割以上は尿からの異常で初期症状が出るため、糖尿病などの異変にすぐ気がつくことが出来ることが大きなメリットです。

特に仕事を頑張るサラリーマンの方、家事・育児を頑張る主婦の方では体の異変に気が付きにくいので、朝一番のトイレで健康状態を確認してみましょう。

食事の時、フォークにIoTで早食いを防ぐ!

HAPIfork

さて次は、美味しそうな朝ごはんの時間です。でも、おいしそうなご飯があるとつい早食いしてしまいませんか。私は昔食べるのが異常に早かったので「早く食べちゃいけません」としつけられた記憶があります。ところが、最近では早食いをフォークが察知してしまうのです。驚く方も多いですよね。

フランスのSlow Control社が開発した「HAPIfork」では、IoTが1分間にフォークを口に運んだ回数、そしてフォークを口に運んだ間隔をデータとして記録します。食べる速度が基準を超えるほど早い場合は、ライトとバイブレーションで警告してくれます。また、専用のアプリをダウンロードすると、食習慣も合わせて指導してくれます。早食いをすると太りやすくなってしまうので、健康へつなげる際は必須になってくるのではないでしょうか。

ついつい早食いして太ってしまう・・・という人には、まず早食いを直すためにこのフォークを使ってみるのもいいかもしれませんね。

歯ブラシがさまざまなサービスを提供!「Gumplay」

GUMPLAY

食事が終わったら、次は歯を磨きますよね。そんなときに、私は口の中の磨き残しがあるとなんとなくモヤモヤしてしまいます・・・。でも、サンスター株式会社が開発した「Gumplay」があれば口の中の状況をアプリでチェックすることができるのです。

アプリの「MOUTH STATUS」で歯科衛生士の磨き方とあなたの磨き方を比較し、あなたにあった歯の磨き方をおすすめしてくれます。「MOUTH CHECK」であなたの磨き方の丁寧さを採点し、その歯磨きのデータを「MOUTH LOG」で毎日の記録として残すことも可能なのです。これであなたもプロの磨き方を簡単にまねすることができますよね。

この他にも、「歯磨きの最中でもニュースを聞いていたい」という忙しい人には、ニュースを読み上げる「MOUTH NEWS」があったり、歯磨きを嫌がる子供にとってはモグラたたきのゲーム「MOUSE MONSTER」や歯磨きが楽器になる「MOUTH BAND」など、楽しく歯磨きができるアプリが揃っています。

歯磨きで磨き残しがないかひたすら頑張ったり、子どもの歯磨きが楽になっていき、IoTが歯の健康を守ることができるようになるに違いありません。

最適なお風呂の温度に設定してくれる!「fuuron」

お風呂のイメージ

さて、帰宅後は温かいお風呂に入りたいでしょう。そんなときにせっかくのお風呂が熱い、またはつい長風呂してのぼせてしまった・・・ということはありますよね。

そんなとき、博報堂が開発した「fuuron」がお風呂の最適な温度と時間を教えてくれます。湯船に浮かべると、搭載されているIoT内の温度センサーが働き、暑すぎたりぬるすぎたりすると内蔵されているLEDが点灯してお知らせしてくれるのです。また、入浴時間が長すぎる場合も、タイマー機能でお知らせしてくれるのです。

さらに、「fuuron」にはお風呂の温度設定と入浴時間を管理して、その組み合わせによって「花粉症モード」「美肌モード」「ダイエットモード」など数十種類のモードを設定しています。これは大変便利ですね!

これで、「お風呂が熱すぎる(ぬるすぎる)」ことや「長く入りすぎてのぼせてしまった・・・」ということも少なくなりますよね。お風呂にしっかり浸かることで、代謝も上がって健康な体づくりにつながるでしょう。

体重のデータも管理してくれる!「Withings スマート体重計 Body」

Withings スマート体重計 Body

さて、温かいお風呂に入ったあとに体重計乗る人もいるのではないでしょうか。ここで体重計に乗って健康状態を確かめる人もいるでしょう。でも、毎日体重計に乗っていても3ヶ月前の数値を覚えていない・・・ということはありませんか。

そんな中、NOKIA株式会社「Withings スマート体重計 Body」なら、スマホアプリで体重のデータを見ることができます。かつ、体重を測るときには体重計の電源を入れたり・・・という手間もかからず、ただ体重計乗るだけで体重を記録してくれるのです。簡単ですね。

更に「Withings スマート体重計 Body」はIoTが体重だけでなく、体脂肪、筋肉量、骨量、水分量、心電図など様々な体内の情報を測定できるのです。このため、体重を測定しつつ、健康のために筋肉がついていないから運動しよう・・・などダイエットの計画がたてやすくなりますよね。

ちなみに、スマホのアプリで心電図をとることができる「ECGO」というデバイスもあります。こちらも健康管理として便利なので、興味がある方はぜひ以下の記事を見てみましょう。

枕元に置いて睡眠を管理!「ねむり時間計」

ねむり時間計

さあ、あとはゆっくり布団の中で眠るだけです。でも睡眠の際にはぐっすり眠りたい、また朝はスッキリ目覚めたいですよね。そんな中、オムロン株式会社「ねむり時間計」では、枕元に置くだけで睡眠の時間を測定します。また、眠りの周波に合わせて3種類の呼吸法トレーニングを提案してくれます。いびきで苦しんでいる人にとってはとても有効なトレーニングになり、快適に眠ることができるようになるでしょう。

この眠りのタイミングに合わせて、「スッキリアラーム」が起動します。IoTがアラーム設定の30分前にセンサーが体が起きるタイミングに入っていることを検知し、起きやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれます。これによって寝起きがスッキリしていること間違いありません。

睡眠の質が上がることによって、健康管理への第一歩につながっていくことでしょう。ぜひ、「ねむり時間計」を導入してはいかがでしょうか。

以上、「皆さんがもしIoTを使って1日生活したときに、どんな流れになるのか」をご紹介いたしました。

  • トイレで健康状態をチェックしてくれる
  • フォークが食事で早食いを防いでくれる
  • 食べたもののカロリーをアプリで見ることが出来る
  • 歯ブラシが磨き残しなどを教えてくれる
  • 最適なお風呂の温度・時間をお知らせ
  • 体重計で細かい体の情報を教えてくれる
  • 寝るときに睡眠を管理で翌朝もスッキリ起きる

など、一日を通してIoTでばっちり健康管理してくれることがわかったでしょうか。ダイエットがしたい、虫歯を少しでも少なくしたい、ぐっすり眠りたい、この全ての願望が叶うとより快適な生活ができるのではないでしょうか。ぜひ、IoTの力をかりて健康に過ごせるようにしていきたいですよね。

参照元 トイレで健康チェックを使いませんか?
「おしっこ分析」で体の調子が見えてくる? 尿を解析“IoTトイレ”、開発の狙いは
「G・U・M(ガム) PLAY(プレイ)」2016年4月18日(月)発売決定
G・U・M PLAY|歯周病菌とたたかうサンスターG・U・M(ガム)|サンスター|SUNSTAR
博報堂、お風呂のIoTロボット「fuuron」を開発 ―最適な入浴環境をお知らせして健康管理に繋げる―
お風呂ロボット「fuuron(フーロン)」、2019年発売目指す 高齢者の事故防止へ
【IoT】Wi-Fi対応&自動記録「Withings スマート体重計」の購入・レビュー

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