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人気上昇中!老人の話し相手にAI(人工知能)を活用するメリット3つ

人気上昇中!老人の話し相手にAI(人工知能)を活用するメリット3つ

AI(人工知能)の活用法について、現在ある活用法が注目され、今後の展開が期待されている人気の分野があります。それは「老人の話し相手にAI(人工知能)を活用しよう」。そんなマンガのような話が現実に進められていると聞くと驚きますよね。

高齢になっていくと、だんだん外に出たり話をしたりすることが面倒になってくることが多いです。なぜなら周囲との関係を持たない孤独な老人は、認知能力の低下や孤独死などの深刻な問題もはらんでいます。かといってご老人1人ひとりに対応するのは、どんなに努力をしても、難しいことですよね。

つまり健康に長生きしていくためには人とのコミュニケーションをとっていくことが重要とされています。とはいえ、今は介護の現場での人手不足やなかなか忙しくて話し相手になる時間がない!と感じている人も多いはず。そんな中でご老人の話し相手にAI(人工知能)を活用しようと、あらゆる企業が研究しています。

実はご老人の話し相手にAI(人工知能)を使うことは、単純に話し相手をするだけじゃないいろいろなメリットがあるのです。例えばご老人の方の生活習慣を見直すきっかけになったり、病気の予防・発見にもつながったり・・・など、きっとこれを読むとAI(人工知能)を活用してみよう!となるかもしれません。

そこで今回はご老人の話し相手にAI(人工知能)を活用するメリット3つをご紹介しましょう。

AI(人工知能)ロボットの呼びかけで生活改善に効果がある!

健康なイメージ
ご老人の話し相手にAI(人工知能)を使う、と聞くと最初は抵抗ある人も多いかもしれません。しかし実際に使ってみると、驚くほど良い変化があったのです。ここではその事例を紹介していきましょう。

長谷工シニアが運営する有料老人ホームの入居者5人(平均年齢76歳)を対象に行われた実証試験で、ご老人の話し相手にハタプロ・ロボティクス社製の対話型AI(人工知能)ロボット「ZUKKU」を使いました。身長10センチほどの可愛らしい姿のAI(人工知能)ロボットで、スイッチ1つで難しい設定もいらず簡単にクラウドと通信できます。このように使い方が簡単なことは、利用者にとって重要ですよね。

今回の実験ではご老人の話し相手を対話型AI(人工知能)ロボット「ZUKKU」に任せつつ、生活状態などの情報も合わせて記録するように設定しました。その結果、5人がセルフチェックによってフィードバックした改善項目を調べたところ、食事をバランスよく食べるようになった前よりも健康になったなどチェック項目のなんと約8割に改善がみられました。

また、ご老人にとっても話し相手ができることで、今までよりも毎日が楽しくなった、などの生活に変化がありました。「ZUKKU」はこちらから何も言わなくても積極的に話しかけてくるため、それに答えることで自然と話し相手としての関係がお互いに成立していくのです。

もし、話していくうちにさらなる情報が知りたい!となったときは新聞やスマートフォンなどは自分から情報を得ようとしますよね。とはいうものの、なかなかそれがめんどくさい・・・と感じることもしばしば。そんなときに対話型AI(人工知能)ロボット「ZUKKU」を使えば、その人の話の内容からどんなことが好きか、どんなことに興味があるのかなどを覚えていてくれて、さらなる情報も話してくれます。これなら、ご老人の方々も話しやすいでしょう。

このように、ご老人の話し相手もしつつ生活に楽しみが生まれてきますよね。

老人の話し相手となる人が少ない場合でもAI(人工知能)で対応可能になる!

連絡しているイメージ

例えば「ご老人の話し相手をしたいけれど、自分の住んでいるところから遠くて心配」など、いざというときに不安になりますよね。でも、ご老人の話し相手にAI(人工知能)を使えば、遠くに住んでいてもいろんな人と連携がとれるようになるかもしれません。

株式会社エルブスは、AI(人工知能)つきのチャットを独自に考案し、京都府の唯一の村である南山城村で実証実験を行いました。その内容は、過疎化の進む村でAI(人工知能)のチャットボットを利用して、話を通じて老人の安否の確認と体調の変化を記録したり、各サービスにつなぐことで買い物などの利便性を向上させようとしました。

実際に使い方はとても簡単で、スマートフォンに専用アプリをインストールして使うだけです。いざチャットを開くと家族や友人、病院、警察など、それぞれにつながるチャットが用意されており、メッセージを送るとまずAI(人工知能)が対応します。

多くの人が同じ時間に会話をする可能性を考えると、人間が1人ひとり老人の話し相手をするのは限界がありますよね。しかし、もし必要ならメッセージの相手側の人が途中からAI(人工知能)に代わって話に参加できるシステムなので、多くの人が同時に電話をかけてもAI(人工知能)がいることでより少ない人数で対応できることがメリットになります。

つまり簡単な部分の老人の話し相手はAI(人工知能)にお任せし、重要な話の対応は人間が受け持つという分担ができるようになり、負担をへらすことができるのです。ときどき人への対応をテクノロジー任せにすることを毛嫌いする方もいますが、必要な部分はテクノロジーを上手く利用して、人間とAI(人工知能)で役割分担をすることで少ない人数でも対応できるようにできますよね。

AI(人工知能)で認知症予防、そして未来の治療法の発展にも期待できる

医療のイメージ

ご老人の人数が増えるにしたがって問題になる現場が介護施設ですよね。実際に介護スタッフの人手不足は年々深刻さが増しており、すでに66%の介護現場で人手不足に悩んでいます。そこで現在、介護施設にAI(人工知能)を使って、人手不足解消に繋げられることが期待されています。

千葉県の「あずみ苑 木更津」、埼玉の「あずみ宛 北本」、栃木県「ラ・テラス関川」などでAI(人工知能)を導入し、レクリエーション等で認知症の老人との会話に利用されています。

ご老人にとって、たとえAI(人工知能)であっても会話の相手ができることは嬉しいですよね。話すことによって脳は活性化され、認知症の進行を遅らせることができると期待されています。

また介護している人にとっても、AI(人工知能)が記録をとるようになったためどのように生活しているのかを知ることができるようになりました。さらにAI(人工知能)が話し相手になることができれば、会話を記憶することができるので、認知症患者が会話を返す頻度や話の内容に対する反応といったケアに必要なデータを集めることができます。

そのデータを基に医者が効率的な治療法発見の糸口になるきっかけを生むかもしれません。その他にも、カメラとIoT連携をすることで、老人の徘徊を防ぐ防犯機能として使うこともできます。

また、ご老人の話し相手として、AI(人工知能)がもっと広く活用されれば、家族や介護スタッフがあてていた時間を家事や仕事など他の時間に割り当てることができるようになり、介護をする側の負担も減らせます。このように、「介護疲れ」というキーワードが生まれるほど、老人の介護の問題に直面している方々には朗報なのですよね。

 

さて、ご老人の話し相手にAI(人工知能)を活用するメリットを3つ、ここまでご紹介してきました。

  • AI(人工知能)と会話をすることで健康に楽しく毎日を過ごすことができる
  • ご老人をサポートする側の負担も、AI(人工知能)を用意することで減らすことができる
  • そして認知症患者の対応や治療法の発見にもつながる可能性がある

これから先、日本の少子高齢化社会は間違いなくやってくるに違いありません。その時、ご老人の話し相手としてAI(人工知能)が広く活用されるようになれば、介護現場の負担を減らすことができるようになります。

今後のAI(人工知能)が発展する未来において、私たちもテクノロジーに対してむやみに懐疑的になる前に、興味をもって学んでいくと素晴らしい恩恵を与えられますよね。

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