AI(人工知能)ニュース

5分で解説!開発・研究で使えるAI(人工知能)関連補助金とは

融資について話をするイメージ

AI(人工知能)関連の技術革新が目覚まし昨今ですが、その技術革新に欠かせないのが開発や研究することですよね。開発や研究には莫大な時間とお金がかかります、それらの研究や開発を促進するためのAI(人工知能)に関連する補助金制度があります。

その一つに国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の補助金公募があるのですが、この機関の役割は、政府、経済産業相と産業界や大学、公的研究機関の橋渡しをする技術マネージメントです。

産学官の技術力と研究力を1番適した組み合わせにし革新的なリスクの高い技術開発や実証を推進し,イノベーションを社会実装することにより社会の課題解決、新しい市場の創出を目的としそれにマッチングした開発や研究をする事業に対して補助金などを設けています。

そして国際連携をリードし各国のいろいろな機関と協定を結び積極的な海外への展開も支援している機関です。日本のAI(人工知能)技術を世界へと考えるならどんな研究や開発などに補助金が出るのかまた補助金が出るまでの流れなどを詳しくお伝えします。

開発、研究に使えるAI(人工知能)の補助金の目的と分野

企業のイメージ

NEDOが行っている補助金は、先端的なAI(人工知能)に関連するシステム開発とビジネス化する技術を持っているベンチャー企業に対してその開発費の一部を助成し、事業会社と連携をしてその企業が潜在力を十分発揮できる形でAI(人工知能)開発を促進することです。

そのことによりグローバル展開を視野に入れたデータ連携や共同事業を加速することが目的です。

そしてものづくり・ロボティックス、バイオ・素材、自動走行・モビリティサービス、プラン・インフラ保安、スマートライフの5のテーマを重点的に取り組むベンチャー企業に補助金を公募しています。

ではどんな案件が採用されたのか具体的な採用されたAI(人工知能)関連の補助金案件を一つ見ていきましょう。

みなさんも1度は利用したことがあるコールセンターのシステム統合のAI(人工知能)開発を行っている株式会社 レトリバです。コールセンターで多種多様なAI(人工知能)ソリューションが活用されている中、技術領域が多岐に渡るので全体をカバーするソリューションが提供出来ていない課題があります。

それを現在保有している自然言語処理や機械学習など広範囲にわたる技術で全ての機能を連携するオンリーワンのワンストップソリューションの構築を提供するという案が採用されました。

全ての機能が連携出来るのようになれば益々効率化が進み使う側が便利さを感じられそうですよね。

研究・開発に使えるAI(人工知能)の関連補助金の情報サイト

PCのイメージ

そもそも補助金は、

国や地方公共団体などが財政援助や産業育成、特定事業の促進など行政上の目的にそって無償で交付される現金給付のことです。

なので国や地方公共団体の政策変更により補助金が打ち切りなったり廃止されることもあります。

そこで次世代のAI(人工知能)技術の研究・開発において3省連携体制を具体化するためにNEDOが関係府省や機関のなどの情報を集約した「NEDO:AIポータル」を閲覧すれば最新の研究・開発についてのAI(人工知能)の関連補助金について知る事が出来るのでピッタリな補助金を見つけやすくなるでしょう。

サイトには、いろんなジャンルの公募があるので補助金の趣旨と目的などそれぞれどんな特徴があるかを把握して自分の事業と合致する補助金を見つけたら募集要項などで補助対象となる経費や補助の割合など交付される上限額を確認することが大切です。

全ての経費が交付されるという事ではないので注意が必要です。そして補助金の受け取れるかの有無や補助金の額は事前の審査と事後の検査によって決定します。

申請する際にポイントをまとめて分かり易く申請すると良いでしょう。また研究・開発に使えるAI(人工知能)の関連補助金などを含めて補助金は、後払いですのでその点に注意が必要です。

そして採用された事業を実施した報告書など必要な書類を提出して事後の検査を受けてはじめて補助金が受け取れます。

 

手続きをするイメージ

補助金を受け取るまで書類審査など手間のかかる事が多いと感じる方もいるかもしれませんが、採用されれば政府からも認められたと言う事になります。大きな信用にも繋がり研究や開発で使えるAI(人工知能)の関連経費の削減にもなると考えるとチャレンジする価値ありそうですよね。

そして注意が必要なのは、採用されても全ての経費が交付されるのではなく、無償の補助金ですから事前の審査と事後の検査によって補助金の額が決まる事です。

先ずはそれを念頭において「NEDO:AIポータル」など最新の研究・開発で使えるAI(人工知能)の関連補助金の情報収集から始めると良いでしょう。

そして特にものづくり・ロボティックス、バイオ・素材、自動走行・モビリティサービス、プラン・インフラ保安、スマートライフの5のテーマを重点的に取り組むベンチャー企業に対しての公募があるのでそれにマッチングするなら迷わずに応募してみては、積極的な海外展開も支援しているので日本国内だけでなく海外へと進出もしやすくなります。

参照元 NEDO

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました